「ミュージックバンク」PSYの1位+アイドルのスペシャルステージ、KBSによる“和解への試み?”

OSEN |

KBS 2TV「ミュージックバンク」がPSYに1位を与え、MCとアイドルグループで構成されたチームがPSYの「GENTLEMAN(ジェントルマン)」のスペシャルステージを披露するなど、和解のムードが作り上げられた。

KBSがこれまで、PSYと所属事務所YGエンターテインメントとミュージックビデオ審議やキャスティングなどで、“非公式的”に不便な関係を維持してきただけに、“和解へのジェスチャー”ではないか、という話が出てきてもおかしくない。

26日、韓国で放送された「ミュージックバンク」では、TEENTOP、Girl's Day、MCの2AM ジヌン、パク・セヨンによる「GENTLEMAN」のスペシャルステージが披露された。審議不可判定によって「GENTLEMAN」のミュージックビデオすら見ることができなかったKBSであることを考えてみれば、この日のスペシャルステージは異例的なことと言える。

これに先立って、KBSは審議で「GENTLEMAN」のミュージックビデオに対して放送不適合という判定を下した。3つの地上波の内唯一だった。だがKBS側は、審議の過程で規定に反したことが知らされると25日、「内部規定に反して処理されたところがあるため、ミュージックビデオの審議委員会を再び開き、放送に適しているかどうかを審議する方針だ」という公式立場を発表した。

さらに「ミュージックバンク」とPSYの所属事務所であるYGエンターテインメントとの関係も話題になった。「ミュージックバンク」は2009年から、所属歌手のキャスティングや出演などでYGと“不便な関係”を維持しており、これまでPSYはもちろん、BIGBANG、2NE1、イ・ハイなどYGに所属する歌手は最近誰も出演したことがない。

「ミュージックバンク」は昨年末、報道番組の放送点数を「ミュージックバンク」のランキングに合算しないことに制度を変えている。「ミュージックバンク」側は不合理的な制度を変えたと言っているが、事実上ニュース番組に連日報道されている歌手はPSYが唯一と言えるだけに、彼を狙った措置ではないかという疑いの声もあがった。

このような状況で「ミュージックバンク」が作った和解への試みが今後どんな変化につながるかに、関心が集まっている。

記者 : パク・ヒョンミン