【2012年歌謡 Vol.2】“音源1位”やっぱり独占したのはYGだった

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写真=マイデイリー DB
2012年は歌謡界でも様々なことが起こった1年だった。今年の一年、大衆音楽公認チャートであるGAONチャートとMnet音源チャート、KBS 2TV音楽番組「ミュージックバンク」とケーブルチャンネルMnet「M COUNTDOWN」で1位を占めた曲を基準に、2012年の韓国歌謡界を整理してみた。

まず14日現在、Mnetチャートを基準に今年1位に1度でもなったことのある歌手は25チーム、GAONチャートは27チーム、「M COUNTDOWN」は23チーム、「ミュージックバンク」は22チームだ。

この中のすべてのチャートで一番多く1位の座についた曲は、今年断然グローバルなシンドロームを巻き起こしながら、7月15日の発売開始と同時に現在まで熱い支持を受けているPSY(サイ)の「江南(カンナム)スタイル」だ。

「江南スタイル」は、MnetミュージックとGAONチャートでそれぞれ5週連続1位になり、「M COUNTDOWN」では3週、「ミュージックバンク」では約10週連続、計13回1位になる新記録も樹立した。

「江南スタイル」には及ぶことができないが、めまぐるしく変化する音源市場で長く人気を得た歌には、イ・スンギ、Busker Busker、BIGBANG、イ・ハイ、Brown Eyed Soul ナオル、T-ARA、少女時代 テティソなどの曲を挙げることができる。

最近Epitone Projectと手を組んで、感性を治癒するヒーリングミュージックで帰って来たイ・スンギの「戻す(Return)」は、音源チャートと音楽番組で3週連続1位にランクインし、SBS「K-POPスター」の準優勝出身でYGエンターテインメント(以下YG)と専属契約を結んで歌手デビューしたイ・ハイの新曲「1.2.3.4」もGAONチャートと「M COUNTDOWN」で、それぞれ3週連続1位になり、新人としては異例のブームを巻き起こした。

それ以外に、ナオルは放送活動や特別なアルバム活動はなく、音楽番組に名前を挙げることができなかったが、音源チャートでそれぞれ3週と2週連続1位にランクインし、特にMnetミュージックの決算結果では「1枚のアルバム当たりトップ10チャート内に最も多く進出したアーティストランキング」で、一番多く収録曲を10位内に進出させて1位に躍り出たりした。

Busker Busker、BIGBANG、SISTARなどは、今年2曲以上を1位にランクインさせて、特に印象的な活躍を繰り広げた。Mnetの「SUPER STAR K3」の準優勝者Busker Buskerは、今年1stフルアルバムと「1st締めくくりアルバム」を相次いで発売、音楽番組で1位にはなれなかったが、各アルバムのタイトル曲「桜エンディング」と「本当に愛しているなら」を通じてMnetチャートで4週、GAONチャートで3週連続1位になった。そしてMnetミュージックは、Busker Buskerを今年のアーティスト1位にも選定した。

BIGBANGはグループでも「BLUE」「MONSTER」「FANTASTIC BABY」などを相次いでヒットさせ、またソロアルバムをリリースしたリーダーのG-DRAGONも善戦して1年間猛烈な活躍を繰り広げた。BIGBANGは、GAONとMnetチャートで「BLUE」で3週、「MONSTER」で1週間以上1位になり、「M COUNTDOWN」でも「BLUE」と「FANTASTIC BABY」でそれぞれ1週と2週、「ミュージックバンク」では放送出演なくして「BLUE」で2週連続1位に上がった。G-DRAGONも「THAT XX(あのXX)」と「CRAYON」で1回ずつ1位を獲得した。

ガールズグループの中ではT-ARA、テティソなどが猛烈な活躍を繰り広げた中、SISTARが彼女らに次ぐグループとして休まず音源市場にランクインし、急成長した姿で人目を引いた。

T-ARAはメンバーのファヨンの仲間はずれ、不仲説などで波紋を呼んだ挙句、ファヨンがグループから脱退という、今年1年の間で最も世間の批判を浴びたが、2012年1月まではレトロなリズムの「Lovey-Dovey」でチャートを席巻した。Mnetミュージックでは3週、GAONチャートでは2週連続1位にランクインしたことに続き、「M COUNTDOWN」では2週、「ミュージックバンク」では4週連続で1位にランクインし、幅広く活躍した。

少女時代の初ユニットとして期待を集めたテティソ(テヨン、ティファニー、ソヒョン)も「Twinkle」で、「M COUNTDOWN」と「ミュージックバンク」で3週連続1位になり、トリプルクラウンを成し遂げてユニット活動を成功させた。

SISTARは、新曲「私一人(Alone)」ブームと共に、後続曲「Loving U」も相次いでヒットさせて音源と順位チャートで1位のトロフィーをものにした。SISTARはMnetミュージックの決算結果、今年1年総合順位でPSYに次いで2位、最長期間TOP100に留まった歌手としても2位にあがり、デビュー以来一番多くの人気を得た。

所属事務所別では、今年断然YGの活躍が著しかった。YGは今年初め、パク・ジニョンの曲「When I Can't Sing」で1位になったSE7ENを皮切りに、「I LOVE YOU」の2NE1、大ヒットとなったPSYを含めて、BIGBANGとG-DRAGON、初めてYGを通じてアルバムを出したEPIK HIGH、最近のイ・ハイにわたるまで、7チームすべてがトップの座についた。特に一時的な人気に留まるのではなく、PSYを中心にロングヒットとなる歌が多かったのが特徴だ。

YGに続いて、SMエンターテインメント(以下SM)がテティソと共にSUPER JUNIORの「Sexy, Free & Single」、f(x)の「Electric Shock」、SHINeeの「Sherlock」が1位を占めて体面は取り繕ったが、音源よりはアルバム販売などに力を入れ、幅広い大衆性よりはファンに依存したため、相対的にYGに所属する歌手よりも不振な成績を収めた。

今年活躍があまり見られなかったのは、JYPエンターテインメント(以下JYP)も同じだ。JYP系列でそれなりに体面を取り繕ったのは、2AMの「君も僕のように」で、MnetチャートとGAONチャートでそれぞれ2週と1週連続1位に、「ミュージックバンク」で1週間1位にランクインした。それ以外にmiss Aの「Touch」と、Wonder Girlsの「Like This」で、音楽番組で1位を占めたのが全てだった。

これ以外に、SISTARと共に静かな“音源強者”であるK.willの所属事務所であるスターシップエンターテインメントが、K.willの「君が必要だ」「こんなことしないで(Please don't…)」を相次いでヒットさせ、今年幅広い人気を受けた。またBEAST、4Minute、G.NAが所属するCUBEエンターテインメント、T-ARAとDavichiのコアコンテンツメディア、CNBLUEとFTISLANDがいるFNCエンターテインメントがそれぞれ1位となるチームを輩出して、その名に値する活躍を繰り広げた。

今年デビューした新人の中では、断然イ・ハイと共に「Heaven」に引き続き「見せてあげる」をロングヒットさせて、「ミュージックバンク」では、PSYを破り1度1位の座をものにしたAileeと、今年上半期アコースティックな感性のアナログレトロブームを巻き起こしたBusker Buskerの活躍が目立った。

OST(劇中歌)では、キム・スヒョンと時代劇ブームを巻き起こし、今年最高のドラマに挙げられるMBC「太陽を抱く月」のOSTであるLynの「時間をさかのぼって」がMnetチャートで2週連続1位にランクインして人気を得た。また、tvN「応答せよ1997」の主人公ソ・イングクとApinkのチョン・ウンジが歌ったリメイク曲「All For You」もやはりMnetとGAONチャートでそれぞれ2週連続1位にランクインして、ドラマの人気を受け継いだ。

オーディション番組のミッション曲では、「SUPER STAR K4」のチョン・ジュンヨンとロイ・キムが歌った「塵になって」が一時音源チャートを席巻した。現在でも音源チャートの上位圏にランクインしているが、この曲以外には過去カン・スンユンの「本能的に」に次ぐ大ヒット曲は出なかった。

女性ソロ歌手では、「声」のペク・チヨン、「Bloom」のBrown Eyed Girls ガイン、「一日の終わり(Every End of the Day)」のIU(アイユー)程度の活躍に留まり、代わりに男性ソロ歌手の活躍が著しかった。最近イ・スンギを含めて、音源パワーを見せてくれたナオル、G-DRAGON、K.will、国際歌手PSYなどの活躍で、多くの男性ソロ歌手が次々とカムバックしたりした。

全般的には今年の上半期から夏まで、T-ARA、MBLAQ、BEAST、BIGBANG、2NE1、CNBLUE、テティソ、SHINee、KARA、SISTAR、INFINITEなど、定評のあるアイドルグループが音源と音楽番組を独占したが、徐々にロングヒットし始めたBusker Buskerをはじめ、「江南スタイル」のPSYなどが活躍し、下半期には全般的にアイドルグループの不振に繋がった。

特に新人アイドルの中で著しい活躍を見せたチームは、ほとんどいなかった。代わりにソロ歌手と感性ミュージックが人気を得て、30代ミュージシャンたちが注目されるなど、アイドル一色だった音楽市場の範囲がさらに多様になったことが、今年最大の特徴だ。

記者 : コ・ギョンミン