「ファントム」キム・ウニ脚本家、韓国版「24 -TWENTY FOUR-」を執筆中

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写真=SBS「ファントム」
SBSドラマ「サイン」「ファントム」で韓国捜査ドラマの新たな幕を切り開いたキム・ウニ脚本家が、「根の深い木~世宗(セジョン)大王の誓い~」のシン・ギョンス監督とタッグを組み、ドラマで視聴率1位を狙う。キム・ウニ脚本家の次の作品である「3日-3Days-」(仮題)は、下半期にSBSで編成されることが有力で、劇の半分を事前に制作し、充実した中身の作品に仕上げる予定だ。

韓国で昨年8月に放送終了した「ファントム」を通じて深みのある吸引力を見せ付けたキム・ウニ脚本家は、次の作品である「3日-3Days-」で完成度の高い脚本にするため最近執筆を開始した。全20話の構成となっている。

キム・ウニ脚本家の前作「ファントム」は、犯罪捜査ドラマのブームを巻き起こした「サイン」のシーズン2とも言えるほど洗練された演出と映像、緻密な構成、予測できないどんでん返しで話題となった。専門的なジャンルのドラマという看板だけを掲げ、ラブストーリーに偏っていたこれまでの韓国ドラマとは違ってサイバー捜査隊員たちの人生を重くも繊細に描き、名作とも言えるドラマとして脚光を浴びた。

現在執筆中の「3日-3Days-」は、韓国大統領府の警護員の物語であり、3日間で繰り広げられる事件を描く。キム・ウニ脚本家特有の男性的でワイルドな書き方が、今回はどのような構成で視聴者を虜にするのか、早くも期待が高まっている。

これについて制作会社のゴールデンサムピクチャーズの関係者は最近TVレポートとの取材で「キム・ウニ脚本家が次の作品を準備しているのは事実だ。9~12月の下半期に水木ドラマとして編成される可能性が高い。その他の詳細はまだ確定されていない。見せたいものがたくさんあるので、半分を事前制作で行う予定だ」と伝えた。

また「韓国版『24 -TWENTY FOUR-』になるだろう。キム・ウニ脚本家独自の色がそのまま出ると思う。まだ具体的な内容を話すことはできないが、『サイン』や『ファントム』よりもさらに緊張感溢れる作品となるだろう」と自信を見せた。

キム・ウニ脚本家は夫チャン・ハンジュン監督との縁で脚本家としての道を歩み始めた。イ・ビョンホン、スエ主演の映画「夏物語」がデビュー作だ。テレビドラマの脚本家となってからは「危機一髪!プンニョンマンション」(2010)、「サイン」(2011)、「ファントム」(2012)など毎年新しい作品を書き上げ、実力を認められて人気脚本家として浮上している。

記者 : ソン・スンウン