「アイドル陸上大会」新しい“陸上アイドル”の誕生…永遠の1位はない

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写真=MBC「アイドル陸上大会」スクリーンショット
永遠の1位はない。2位は1位に追いつくためにそれぞれの位置で尽力する。スポーツはまさにそうだ。韓国で毎年の旧正月と秋夕(チュソク)に放送されているMBC「2013 アイドルスター陸上&アーチェリー選手権」(以下「アイドル陸上大会」)では、新しい“陸上ドル(陸上競技が得意なアイドル)”が誕生した。7人組新人アイドルグループBTOBのメンバーであるミンヒョクと4人組ガールズグループGirl's Dayのミナがその主人公だ。

韓国で11日に放送された「アイドル陸上大会」は、イ・フィジェとチョン・ヒョンム、2AMのチョグォン、BEASTのヤン・ヨソプがMCを務めた。同番組にはSHINee、INFINITE、2AM、MBLAQ、ZE:A、TEENTOP、CNBLUE、FTISLAND、KARA、T-ARA、4Minute、miss A、Secret、Apink、AFTERSCHOOLなど約150人のアイドルスターが出演した。プロのスポーツ選手の試合のように緊張感溢れる雰囲気の中、熾烈な接戦が繰り広げられた。

ミンヒョク、SHINee ミンホの牙城を崩す

ミンヒョクは陸上短距離走とハードルで2つの金メダルを手にし、新しい“陸上ドル”に浮上した。これまで様々な大会で抜群の実力を誇ってきたSHINeeのミンホとZE:Aのドンジュンを破った結果だ。

この日、男子70メートル走の準決勝では、ドンジュンが脱落するという異変が起こった。ドンジュンはINFINITEのホヤ、BIGSTARのFeelDog、100%のサンフンとほぼ同時に決勝点を通過したが、ビデオ判定の結果、4位となった。続いて展開された決勝戦ではミンヒョクが1位、FeelDogとホヤが後に続いた。

ハードルの決勝戦にはINFINITEのウヒョン、DMTNのSIMON、SHINeeのミンホ、ZE:Aのドンジュン、BTOBのミンヒョク、EXOのルハンが進出した。ミンヒョクはハードルに引っかかって転倒した強力な優勝候補のミンホを抑え、1位で決勝点を通過した。ミンホは緊張したせいか自分のペースを失い、ハードルに引っかかって転倒し、メダルの獲得に失敗した。

ミンヒョクは優勝後のインタビューで「社長、新人ですからめちゃくちゃに使ってください」というセンス溢れる感想を述べた。韓国で9月に放送予定の秋夕特集でミンヒョクが今回の結果が偶然ではなかったということを証明することができるのか、期待が集まっている。

ミナの金メダル…恋愛禁止令は解除されるのか

SISTARのボラが負傷したためだったのか、新しい顔がその席をものにした。Girl's Dayのミナは高飛びで金メダルを獲得した。70メートル走で転倒し負傷したボラを抑え、1位に輝いたのだ。

ボラはこれに先立ち行われた70メートル走で決勝点を通過した後、転倒した。負傷をしていたせいでボラは本当の実力を発揮することができなかった。ボラは結局体のために決勝進出を諦め、準優勝に留まった。

ミナは本試合で完璧な背面跳びで新しい記録に挑戦した。前回の大会で銀メダルを獲得した実力が、結局報われた。金メダルを手にしたミナは「1位をとったということが信じられない。他の試合でも1位になりたいし、Girl's Dayとしても1位になりたい。恋愛禁止令はなんとかならないのかな」と感想を述べ、笑いを誘った。ミナはスポーツや歌、恋愛のすべてを手にしたいという抱負を語った。

他にもガールズグループTAHITIのジスが女子70メートル走で1位となった。4Minuteのクォン・ソヒョンはレベルの高いアーチェリーの実力を披露し、“2013年のキ・ボベ(アーチェリーのオリンピック金メダリスト)”というニックネームを手にした。

記者 : キム・ボラ