BTOBのミンヒョクが2つの金メダルを取り、陸上ドル(陸上競技が得意なアイドル)の新旧交代を知らせた。

ミンヒョクは韓国で11日の午後に放送されたMBC旧正月特集バラエティー番組「2013 アイドルスター陸上＆アーチェリー選手権大会」(以下「アイドル陸上大会」)で、男子70m走と70mハードルの試合で2つの金メダルを獲得した。この分野の王者だったSHINeeのミンホやZE:Aのドンジュンらを制した記録だった。

男子70m走は、ドンジュンが準決勝戦で脱落し、ミンヒョクがずば抜けた実力で軽々と優勝を手にした。先に行われた男子70mハードルでもやはり、異変が起きた。強力な優勝候補だったSHINeeのミンホが転倒し、ミンヒョクが素早いスタートダッシュと敏捷さで優勝したのだ。

2つの金メダルを獲得したミンヒョクは、「今後も初心を失わず、頑張って行きたい」と新人らしい感想を残した。

女子70m走でも大きな異変が発生した。SISTARのボラが故障で決勝戦を棄権した中、ビデオ判定まで必要となる局面を迎えた。その結果、TAHITIのジスが金メダルを獲得し、新たな陸上ドルとなった。

今回の「アイドル陸上大会」は、新人アイドルが各部門であまねく活躍し、陸上ドルの新旧交代を宣言したものとなった。もちろん前大会で披露した高い技量を、変わらずアピールした者たちもいた。SISTARとZE:Aが依然としてアーチェリーで頭角を現し、Girl's Dayのミナはハイジャンプで強い姿を見せた。男子ハイジャンプでも、TEENTOPのNIELが3連続金メダルを獲得した。

男子ハイジャンプは、前大会での優勝者NIELと、驚くべき敏捷性のEXO タオに優勝候補が絞られた。NIELが1.70mを軽く跳び越え、3連続で金メダルを手にした。

女子ハイジャンプは、SISTARのボラとGirl's Dayのミナが最後まで対決した。その結果、ボラが先の70m走での怪我の後遺症もあり、銀メダルに留まった。ミナは前体会での銀メダルに続き、今回は金メダルを獲得した。

男子アーチェリーは、前大会に続きMBLAQとZE:Aの勝負となった。延長シュートオフ制まで続くしのぎを削る接戦の末、ZE:Aが金メダルを獲得し大会2連覇を達成した。

女子アーチェリーは、前大会チャンピオンSISTARと、新しい強者4Minuteが決勝戦でぶつかった。手に汗握る試合の末、SISTARがアーチェリー種目で2連覇を達成した。この過程でSISTAR ボラと4Minute クォン・ソヒョンの一歩も譲らぬ接戦が関心を刺激した。

最後に行われた400mリレーは、この大会で初めて導入された種目だった。TEENTOPが男子400mリレーで優勝した。400m混成リレーは、DMTNのSIMONがリードするBチームが金メダルを獲得した。

今回の「アイドル陸上大会」は、イ・フィジェ、チョン・ヒョンム、2AM チョグォン、BEAST ヤン・ヨソプがMCを務め、SHINee、INFINITE、2AM、MBLAQ、ZE:A、TEENTOP、CNBLUE、FTISLAND、KARA、T-ARA、SISTAR、4Minute、miss A、Secret、Apink、AFTERSCHOOLなどが出演した。彼らは70m走、ハードル、ハイジャンプ、競歩、400mリレー、アーチェリーなどの種目で対決を繰り広げた。