故チョ・ソンミンさん、恋人宅で死去…遺族との協議後、解剖の是非を決定

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写真=TVレポート DB
6日午前、女優故チェ・ジンシルさんの元夫であり、元プロ野球選手のチョ・ソンミンさん(39)が、ソウル江南(カンナム)区道谷洞(ドゴクドン)にあるA氏のオフィステル(事務所としても住居としても使える施設)にて遺体で発見された。第一発見者の恋人A氏(39)が警備室に連絡し、警察に届けた。

警察によると、チョ・ソンミンさんはA氏宅のバスルームで、シャワーを掛けるところにベルトを掛けて首を吊ったという。その前日、A氏はチョ・ソンミンさんと同オフィステルでお酒を飲んでいる途中、他の約束があって出掛けた。戻ってきたA氏は、ベルトで首を吊って意識を失ったチョ・ソンミンさんを発見し、警察に届けた。

防犯カメラの映像を分析した結果、A氏は午前0時5分に外出し、午前3時34分頃に帰宅した。119救急隊員は4時10分頃に到着し、22分後に遺体を病院に運んだことが確認された。

警察の調査で、担当医は故チョ・ソンミンさんが午前5時33分頃に江南セブランス病院の救急センターに着いたが、すでに死亡していたと陳述した。また、外部から侵入した痕跡など、他殺を疑うような外傷が見つからない上、チョ・ソンミンさんが死亡直前に母やA氏などに「申し訳ない」「元気に暮らしてね」などのメッセージを送ったことを考慮し、自殺だと推定されている。

故チョ・ソンミンさんはこの日の午前0時11分頃、母に「僕も韓国では生きる方法がありません。お母さんには申し訳ないけれど、もともと息子はいなかったことにしてください」というメールを送った。5分後の0時16分頃には恋人にカカオトーク(スマートフォンのコミュニケーションアプリ)で「僕の人生の最後に君と一緒にいられなくて悲しい。くじけずに、元気に暮らしてね」というメッセージを送ったと知られている。

A氏は「1月5日、オフィステルでチョ・ソンミンさんとお酒を飲みながら別れを告げた。1月6日の0時5分頃、他の友達と約束があって出掛けた。その後、帰宅して上記の状況を確認した」と述べた。

現在、故チョ・ソンミンさんの遺体は江南セブランス病院に安置されており、解剖に関しては遺族と検察が協議した後に決める予定だ。

故チョ・ソンミンさんは2000年に故チェ・ジンシルさんと結婚し、3年9ヶ月で離婚した。チェ・ジンシルさんは悪質なデマに苦しんだ末、2008年10月に自ら命を絶った。チョ・ソンミンさんは2005年7月にシム某氏と再婚したが、2010年にシム某氏と別居中であることが明らかになり、注目を浴びた。

2011年からは斗山(トゥサン)ベアーズの2軍を担当するリハビリコーチとして指導者の道を歩き始めたが、昨年10月に球団が再契約を結ばなかったことで苦しんでいたという。

記者 : パク・グィイム、写真 : キム・ジェチャン