BIGBANGと少女時代、2013年の音楽業界を開く

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2012年音楽業界を決算する地上波テレビ年末音楽番組が終わり、主要歌手たちが一息ついている中、韓国を代表する男女グループである少女時代とBIGBANGがニューアルバムを出し、2013年の音楽業界を熱くしている。

1月1日、フルアルバムとしては1年2ヶ月ぶりに披露した4thアルバム「I GOT A BOY」で音楽業界に戻ってきた。既に、昨年12月21日、イギリスの女性歌手ダフィー(Duffy)のヒット曲「Mercy」をカバーした「Dancing Queen」を公開し、イ・スンギの「戻す(Return)」と各種の音楽チャートで激しい競争を繰り広げたりもした。

1月1日午後公開された4thアルバムの音楽配信やアルバム販売も順調に伸びている。アルバムと同名のタイトル曲「I GOT A BOY」は主要サイトのリアルタイム音楽配信チャートで1位を占め、「Dancing Queen」と「Express 999」も2~3位圏を維持している。他のSMエンターテインメント所属チームは音楽配信よりはアルバム販売において強みを見せる傾向があるが、少女時代は音楽配信とアルバム販売両方において好成績を出してきた。今回のアルバムで同じパターンが続けられるか注目される。

本格的な世界音楽市場を攻略するために発表した前作「The Boys」を通じて成功の過渡期を経たが、アルバム「I GOT A BOY」でより進歩した結果が得られるか気になるところだ。テレビで披露する初のシングル「I GOT A BOY」は、韓国の音楽ファンには多少難解な要素を持った曲に聴こえかねないが、少女時代の曲が好きな世界各地のK-POPマニアにはトレンディな感覚として受け入れられるヒップホップの要素が加えられたことが長所となりそうだ。

1月1日夜、MBCテレビで放送されたスペシャル番組「ロマンティックファンタジー」を通じてカムバックを知らせた少女時代、予想外の低い視聴率を挽回するこれからの活躍を期待したい。

一方、SBSとMBC年末歌謡番組で素晴らしいライブステージを披露した韓国の代表グループBIGBANGもニューアルバムで音楽ファンの渇きを解消する予定だ。1月10日発売される「ALIVE TOUR IN SEOUL:2012 BIGBANG LIVE CONCERT」を通じてライブ音楽の真骨頂を披露する予定だ。

昨年から始まった「ALIVE WORLD TOUR」の出発地だった3月初めソウル公演の実況を臨場感のあるライブ音楽として捉えたアルバムだが、MR(Music Recordedの略字で、録音された伴奏)に依存する他のアイドルグループの公演と差別化された、100%ライブセッションの演奏チームと一緒に公演を行ったBIGBANGの歌とパフォーマンスを十分に鑑賞できることが最高の強みだ。

アジア・アメリカ・ヨーロッパのコンサート会場に集まった数多くの観客と会ってきたBIGBANG。1月中旬と下旬、大阪とソウルでのフィナーレ公演を控え、BIGBANGの生き生きとしたライブステージの醍醐味を“ライブアルバム”で予め経験してみることも良い選択になるだろう。

少女時代とBIGBANGのニューアルバムとともにする2013年の始まり、熱い熱気が感じられる。

記者 : ハリソン