ソン・イェジン、様々なジャンルを演じる彼女には“似合わないものがない”

OSEN |

女優ソン・イェジンが大作パニック映画で、本人のフィルモグラフィーに新しいジャンルを追加する。これまで恋愛、ドラマ、サスペンス、コメディ、ホラーなど、様々なジャンルを演じこなしてきた彼女は、新たな挑戦で再び韓国を代表する女優であることをアピールしている。

2001年、ドラマ「おいしいプロポーズ」で彗星のようにデビューしたソン・イェジンがこれまで最も活躍してきたジャンルは、恋愛やドラマだ。

“恋愛劇クイーン”と呼ばれるソン・イェジンは、「ラブストーリー」(2003)で男性たちの初恋のアイコンとして浮上し、2008年「妻が結婚した」で女優としての真価を発揮した。5年の隔たりのある2本の作品で、ソン・イェジンは180度違う役柄へと柔軟に変身し、観客を魅力した。

2005年ペ・ヨンジュンと共演した「四月の雪」では、突然の交通事故で死んだ夫に他の女がいたことを知り動揺する主婦役を演じ、ソン・イェジンの新しい一面を発見することができた。

何より恋愛劇の女王であることを証明した作品は、2004年に韓国で公開した「私の頭の中の消しゴム」だ。チョン・ウソンと共演したこの作品で、彼女は愛する夫と暮らしながら、徐々に記憶を失っていく女性主人公スジン役を演じ、女優としての魅力を存分にアピールした。

ドラマのジャンルでも目立った活躍ぶりを見せた。2006年に放送されたドラマ「恋愛時代」は彼女の代表作だ。別れても忘れられない二人の男女の愛を描いたこの恋愛ドラマで、ソン・イェジンはデリケートな感情演技を披露し、多くの人を感動させた。一方、2008年に放送されたドラマ「スポットライト」では放送記者役を演じ、社会人一年目の女性の成長ドラマを描いた。

恋愛やドラマだけではなく、様々なジャンルへの挑戦は続いた。「白夜行-白い闇の中を歩く-」では、サスペンスジャンルに挑戦し、愛らしい容姿の裏に隠された冷たい面で、見る人をぞっとさせ、映画「君に捧げる初恋」「ナンパの定石」ではコミカルな姿も見せた。ホラーや恋愛の独特なコラボである「恋は命がけ」もある。

25日に公開する、火災を題材にした大作パニック映画「ザ・タワー 超高層ビル大火災」を通じて、総合ギフトセットのような映画の一部分を担当することになる。他の俳優たちと呼吸を合わせ上手く調和された、以前とは異なる新たな一面を披露する予定だ。ソン・イェジンが次に披露する作品は、サスペンス映画「殺人の疑惑」だ。

記者 : チェ・ナヨン