「会いたい」ユ・スンホ、子役のイメージを脱ぎ捨てられるのだろうか

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写真=MBC「会いたい」スクリーンショット
俳優ユ・スンホに焼き付けられた強烈な子役のイメージが惜しい。

ユ・スンホは、21日と22日に韓国で放送されたMBC水木ドラマ「会いたい」でカン・ヒョンジュン役として出演した。「会いたい」は、今週から本格的に成人俳優たちの演技がスタートし、JYJ ユチョン、ユン・ウネ、ユ・スンホなどの登場で期待を集めた。

しかし、とりわけユ・スンホに対する評価が食い違っている。ユ・スンホ演じるカン・ヒョンジュンは、親世代から続いてきた悪縁のため、ハン・ジョンウ(ユチョン)と対立する資産運用家で、冷徹なカリスマ性と男らしい内面の演技を求められている。

これに対して視聴者は、各オンラインコミュニティのサイトを中心に、「ユ・スンホの話し方と表情がぎこちない」「相手役のユン・ウネとあまりよく似合わない」などの反応を表した。彼に対する好評も多数あったが、その大半さえ「子どもっぽかったユン・スンホがよく育った」ということを前提条件としている。

ユ・スンホに対するこのような酷評は、演技力のせいではない。2002年、映画「おばあちゃんの家」以後、ただ美男の弟のようだった彼が持っている子役のイメージが原因と見られる。「会いたい」の放送スタート前から実際9歳年上のユン・ウネとのロマンス、自身より7歳年上の劇中の配役(カン・ヒョンジュン、26歳)の消化に対する憂いがあったのが事実である。

22日の放送でユ・スンホは、スヨン(ユン・ウネ)の正体を知りたがるジョンウの前で、彼女を守らなければならなかった上に、ユン・ウネとは成熟した恋愛の演技を披露しなければならなかった。自身より7歳年上のユチョンとの恋敵同士の演技も、やは少し手に余る感じがした。そのため、彼が持っている強い子役のイメージは、劇中カン・ヒョンジュンに入り込むにおいて妨げになったいう評価だ。

ユ・スンホは、1日に行われた「会いたい」の制作発表会で、「正直、子役のイメージを脱ぎ捨てたいのは事実だ。早く脱ぎ捨てて、幅広い演技を披露したい。ちょっと無理をするのかもしれないけど、将来のためにいい経験になると思う」と世間の反応を意識した。

ユ・スンホは、まだ93年生まれである。彼が「会いたい」を通して、成人俳優へ成長することができるか、これから注目される。

記者 : チェ・ドゥソン