ボーイズグループの体つき自慢が残念な理由

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ボーイズグループのありきたりな体つき自慢がまた始まった。

「JANUS(ヤヌス)」でカムバックしたBOYFRIEND側は、メンバーヒョンソンの体重減量を自慢した。5kgを減量したおかげでまるでCGで描いたような完璧な腹筋を持つことになったという意味で、“CG腹筋”というあだ名もつけた。

新曲「するな(STOP IT)」で活動しているB.A.Pも音楽の代わりに、外部的な要素がより浮き彫りになる様相だ。デビュー当時、メンバーが直接曲作業をするという点で注目されたが、最近ではそのような事実が埋もれて物足りなさが残る。

2012年冬、相次ぐ新曲発表とカムバックで男性アイドルの洪水時代となった。それぞれ差別化を計っているとはいえ、全般的なスタイリング、曲の雰囲気、ステージパフォーマンスにあまり差異がない。

あえて違いを取り上げるとしたら、キュートから始まり、男らしさを強調するケースと、カリスマ性を発揮した後、甘い雰囲気に変わるぐらいだ。コンセプトの順番が変わっただけで、大衆にアピールする魅力はかなり似ている。

メンバーの体の変化を新たな広報戦略にしたBOYFRIENDとB.A.P。実際、男性歌手の場合、新しいアルバムの広報のために変化した外見を強調するのはこれまで何回も行われてきた。メンバーの上半身裸の写真と、その変身過程にフォーカスを合わせたアピールは1回や2回のことではない。

記者 : キム・イェナ