アメリカの有名な音楽雑誌「SPIN」が、ワールドツアー中の人気アイドルグループBIGBANGを絶賛し、視線を引いている。

「SPIN」は12日(現地時間)「K-POPがニュージャージーを癒す(K-Pop Heals New Jersey)」というタイトルの記事で、「BIGBANGのコンサートがハリケーンの被害にあったニュージャージー州を癒した」と報じた。

BIGBANGがこのコンサートを開催したニュージャージーは、先月巨大ハリケーン「サンディ」の北上で大きな被害に遭っている。「SPIN」は「BIGBANGはハリケーンで被害を受けたニュージャージ州であったにも関わらず、観客の熱い反応を引き出し、盛況のうちコンサートを行った」と伝えた。

また「彼らは2時間の公演の間、素晴らしいパフォーマンスを披露し、煌く星や人工雪で飾ったステージの上で各メンバーのソロステージも行った」とした。

さらに「特にG-DRAGONのステージは印象的だった。彼は最近リリースした『One of a kind』のステージで、ウェスタンボーカルを披露し、まるで韓国のカニエ・ウェストのようだった」とG-DRAGONを絶賛した。

BIGBANGは、アメリカを強打したハリケーンにも関わらず、LAとニュージャージーの二ヶ所での公演で全4万8千人あまりの観客を動員した。この記録は、韓国アーティストのアメリカ公演における最多の観客動員数だった。

アメリカでのコンサートを成功させたBIGBANGは、14日のペルー公演を最後に米州ツアーを終了する予定で、以降香港、イギリス、日本でコンサートを開き、2012年を締めくくると見られる。