韓国版「花ざかりの君たちへ」vs「アラン使道伝」2つのドラマが同時出撃“アイドルか韓流スターか?”

OSEN |

本日、2作の地上波ドラマが同時出撃する。SBS新水木ドラマ「花ざかりの君たちへ」とMBC新水木ドラマ「アラン使道伝」がその主人公だ。

「花ざかりの君たちへ」は、男子体育高校を背景に走り高跳びの金メダリスト、カン・テジュン(SHINee ミンホ)に会うために偽装転校する女子高生ク・ジェヒ(f(x) ソルリ)を通じて爽やかな青春を描くドラマだ。国内をはじめとして海外でも高い人気を得ているSHINeeのミンホとf(x)のソルリが主役を演じるなど、アイドルではなく演技者として、視聴者にその姿を披露する。

この他にも、「花ざかりの君たちへ」にはZE:Aのグァンヒをはじめとして、シットコム(シチュエーションコメディ:一話完結で連続放映されるコメディドラマ)「ハイキック」シリーズを通じて顔を広めたキム・ジウォン、「赤道の男」を通じて強い印象を残したイ・ヒョヌなど次世代スターが一斉に登場し、ブラウン管の世代交代の可能性を広げている。

新鋭スターを育てる役割は、チョン・ギサンプロデューサーにかかっている。国内をはじめとしてアジア全域で大人気を呼んだドラマ「花より男子 ~Boys Over Flowers」を演出したチョンプロデューサーが、今回の「花ざかりの君たちへ」を通じてライジングスターを誕生させるのか、関心が集められている。

「花ざかりの君たちへ」にアイドルが一斉に出演するのならば、「アラン使道伝」には韓流スターが出演する。日本をはじめとして中国などでも大きな人気を得ているイ・ジュンギは、除隊後の復帰作として「アラン使道伝」を選んでおり、イ・ジュンギの所属事務所の関係者は最近OSENに、「2年ぶりの演技復帰に対するイ・ジュンギの没頭が素晴らしい」として「アラン使道伝」に対する期待を伺わせた。

「アラン使道伝」は、慶尚南道(キョンサンナムド)密陽(ミリャン)の“アラン伝説”をモチーフにしたドラマで、自身の不当な死の真実を暴こうとする、記憶を失くした幽霊アランと、幽霊を見る能力があるクールな使道ウノ(イ・ジュンギ)が出会って繰り広げられる、朝鮮時代を舞台にしたファンタジーロマンスである。CMや放送などを通じて爽やかな魅力をアピールしてきたシン・ミナが、ドラマ「僕の彼女は九尾狐」に続き、再度幽霊役を演じることで、男性視聴者の注目をひきつける予定だ。

この二人の演技指導をするのはキム・サンホプロデューサーだ。ドラマ「幻想のカップル」を通じてハン・イェスル、オ・ジホという良好な関係を作ったことのあるキムプロデューサーの真価がまた発揮されるのか、成り行きが注目される状況だ。また、前作「私の心が聞こえる?」「ファンタスティック・カップル」などと同様の、胸温まる話が「アラン使道伝」の内面を温めるかにも関心が高まっている。

記者 : チョン・ソンハ