PSY、単独コンサート「SUMMER STAND」開催…他のコンサートには無かった“4つのもの”とは?

OSEN |

PSYが単独コンサート「SUMMER STAND」を盛況のうちに開催した。どのコンサートよりもホットだった「SUMMER STAND」には、他のコンサートからは見ることのできない“4つのもの”があり、より熱くなった。

PSYは11日午後7時、ソウル蚕室(チャムシル)総合運動場の補助競技場で「SUMMER STAND」を開催し、3万人の観客と向き合った。同日の観客は、一部を除いてオールスタンディングでコンサートを鑑賞し、終始ジャンプしながらPSYのダンスとボイスに反応した。

韓国のみならず、海外からも大きな人気を集めている彼は「SUMMER STAND」でその真価を発揮した。10代から50代まで多様な年齢の心を一つにした「SUMMER STAND」の魅力とは何だろうか。


1. 「SUMMER STAND」に行くとびしょびしょになる

「SUMMER STAND」は、観客に水を撒く公演だ。同日のドレスコードもブルーの防水服だった。さすがPSYらしい発想だ。補助競技場の十字架模様のステージでは、盤浦(バンポ)大橋の噴水を連想させる水が流れ落ちた。また、コンサート会場の両側からは巨大な水爆弾が爆発し、ステージの中央では噴水のように水が噴き出した。

観客がPSYの公演に熱狂するほど水の量は増え、人々はそのまま水に濡れながらコンサートで熱狂的な歓呼を送った。他の公演では見ることのできない、爽やかながらもホットな名シーンだった。


2. 衝撃の女装パフォーマンス

PSYは、コンサートをする度に女性歌手に変身し、観客に面白さを与える。今回は下半期に話題を呼んだSISTARと、世界的ボップスターのレディー・ガガに変装した。

PSYは、SISTARの「私一人(Alone)」を歌いながらスリットの入ったスカートを着て登場し、太い下半身でダンスを披露するなど、観客の笑いを誘った。それに続いて披露したレディー・ガガの「Poker Face」は、もっと衝撃的だった。銀色の短いシースルー衣装を着て大胆なセクシーダンスを見せ、観客にサプライズを与えた。

特に、「Poker Face」の後半には、膨らんだ胸を前に押し出して火花ショーでラストを飾り、注目を集めた。女装パフォーマンスの最後でPSYが胸を触ると、胸から火花が飛び散った。観客は、彼の女装パフォーマンスを見ながら歓呼を送った。


3. 予想外の舞台装置に感動

「SUMMER STAND」の大きなポイントは水だっただけに、これを補助する様々な舞台措置が目を引いた。その中で、一つが噴き出す水に映ったPSYの告白だった。

PSYが「The End」を歌っていたとき、突然舞台の照明が暗くなった。そして舞台の中央からは巨大な噴水が登場し、その水の表面をスクリーンにPSYが観客に感謝の意を伝える映像が出た。PSYの真剣な告白にしばらくコンサート会場は静かになった。

噴水告白に続き、PSYが「The End」のハイライト部分を熱唱しながら観客を見て熱い涙を流した。彼の涙を見た観客は、より大きな歓声で彼を応援した。


4. 世界中を沸かせた「江南スタイル」

同日のハイライトは、なんと言っても「江南(カンナム)スタイル」だった。この楽曲は、韓国のみならず海外からも多くの関心が寄せられている中、 CNN、ロサンゼルス・タイムズ、ウォール・ストリート・ジャーナル、ハフィントン・ポストなど、海外の主要メディアにも紹介されただけに、海外のメディアもコンサート会場を訪れ、彼のホットなパフォーマンスを直接目にした。

「江南スタイル」が始まると、観客は揃ったようにジャンプし、ファンの多くは「馬ダンス」を真似しながら歓呼した。これに支えられたPSYは、いつもよりホットに「江南スタイル」を披露した。

同日PSYは、自身に大きな声援を送ってくれる観客にこう伝えた。「ここにお越しくださった海外のメディアの皆さんに一言申し上げます。This is Korea!」

記者 : ファン・ミヒョン