「ファントム」クァク・ドウォンさん、このドラマ気に入ったよ! ― Best or Worst

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ストーリー

チョ・ヒョンミン(オム・ギジュン)の復讐が最終段階へ向かっている。ゲーム中毒者を刺激してイム・チヒョン(イ・ギヨン)検事の奇襲を誘導したチョ・ヒョンミンの次のターゲットは、キム・ウヒョンの父、キム・ソクチュン(チョン・ドンファン)課長だ。その間にチョ・ヒョンミンはキム・ウヒョンがパク・ギヨンであるという事実までも知るようになり、これに対してパク・ギヨン(ソ・ジソブ)は、「シン・ヒョジョン(イ・ソム)を殺したのはお前だ」と言い返した。各自が握っている最も重要な切り札をさらけ出した今、最後の勝者となるのはハデス(パク・ギヨン)か、ファントム(チョ・ヒョンミン)か。

Best or Worst

Best:ドラマ「ファントム」は姿勢を正して見なければならないドラマだ。毎回、一人ずつ明らかになるスパイの推理やハッキングと盗聴が絡んだ事件の捜査に付いていかなければならない。警察庁の内部スパイが、密かに計略を立てているように見えたチョン・ジェウク(チャン・ヒョンソン)局長ではなく、父のように頼もしく、優しいシン・キョンス(チェ・ジョンウ)捜査局長だったことが明らかになった。サイバー捜査1チーム内で信用できる人物が次第に少なくなってきたため、これを見守る視聴者の緊張感はますます高まっている。そのため、クォン・ヒョクジュ(クァク・ドウォン)チーム長の存在がありがたく思える。警察庁の内部スパイが一人ずつ明かされるごとに、ひときわ目立つのは、サイバー捜査1チームの優れた能力ではなく、同僚への深い愛情だった。パク・ギヨンとユ・ガンミ(イ・ヨニ)が無表情で捜査に没頭している中、さんざん同僚に愚痴をこぼして、聞こえないほど小さな声で「見逃してくれて、ありがとう」と本音を言ったり、酒に酔って「パク・ギヨーーーン、絶対、犯人をとっ捕まえてやろうな!」と励ましてくれるクォン・ヒョクジュチーム長は、サイバー捜査1チームの同僚への愛情を臆することなく表現できる唯一の人物だ。サイバー捜査1チームの全員復職、イム・チヒョン検事の奇襲、スパイの特定、そしてチョ・ヒョンミンとパク・ギヨンの緊迫した対立が凝縮されたこれまでの放送で、クォン・ヒョクジュチーム長の酔っ払いぶりと愛嬌がなかったなら、「ファントム」の歯車がスムーズに回ることはなかっただろう。

仲間たちとおしゃべりするポイント

― 誰かキム・ウヒョン捜査官にスーツを着せて下さい。
― 酔って寝ている“狂った牛”に「いや…こいつ気に入ったよ」と言った“ソ・カンジ”(ソ・ジソブだけのかっこいい感じ)さん。正直に話してください。流行語が羨ましかったんですか?それとも、ただ悪口やタメ口が使いたかっただけだったんですか?
― あえてCMでイ・ヨニが出演している化粧品のロゴを何度も映したのは、14日後、ユ・ガンミの肌の変化をよく見ろという意味ですか?

記者 : イ・ガオン、翻訳 : チェ・ユンジョン