JYJ ジェジュン「Dr.JIN」で心に傷を抱える男を見事に表現

OSEN |

「Dr.JIN」でジェジュンが心の傷を隠してわざと強い振りをし、視聴者の心を痛ませた。

9日放送されたMBC週末ドラマ「Dr.JIN」第5話で、庶子(正式な婚姻関係にない両親から生まれた子供のうち、父親に認知された者)出身の従事官キム・ギョンタク)ジェジュン)は、婚約者のホン・ヨンレ)パク・ミニョン)が正体不明の医者ジン・ヒョク)ソン・スンホン)に心を奪われてしまうのではないかと心配した。

酔っ払って親友でありながらホン・ヨンレの兄であるホン・ヨンフィ)ジン・イハン)に会いに行ったキム・ギョンタクは、「他の両班)ヤンバン)の子たちは私を人間扱いしなかったが、君と君の妹はそうではなかった。まだ幼かったけど、有難かった」と話した。

実際これまで、庶子とはいえ、左議政キム・ビョンヒ)キム・ウンス)の息子が没落した家門の娘と結婚しようとする理由について、視聴者の関心を高めていた。この日の放送でようやく、ヨンレとヨンフィが子供の頃から庶子という理由でからかわれるギョンタクをかばったことが分かり、ヨンレへの気持ちが特別になることに説得力を与えた。

ギョンタクは「ヨンレと婚約した時、君の家がそうなってよかったと思った。幼い頃から恋していたのに夢だと思ったことが現実になった」と語った。

また、父親をお父さんと呼べない彼の切ない気持ちが表現され、視聴者の心を捉えている。ジェジュンは時代劇でも安定した演技力を披露し、心に傷をたくさん抱えるキム・ギョンタクを完璧に表現している。

ドラマ「Dr.JIN」は、10年間連載された漫画家村上もとかの「JIN-仁-」を原作にしたドラマで、2012年韓国トップの外科医が時空を越えて1860年代の朝鮮時代にタイムスリップし、医師として孤軍奮闘する内容を描いたファンタジー・メディカルドラマだ。

記者 : ピョ・ジェミン