SUPER JUNIOR イェソン、6thミニアルバム「It's Complicated」に込めた想い“ファンと頻繁に会いたい”

OSEN |

写真=SMエンターテインメント
SUPER JUNIORのイェソンが、6thミニアルバム「It's Complicated」でカムバックした。

今作には、アルバム名と同名のタイトル曲を含め、「There She Goes Again」「Easy」「Beautiful Paradox」「Curtain」まで、計5曲が収録されている。タイトル曲は、パルシングベースラインとエレクトロニックサウンドが印象的なユーフォリックポップ(Euphoric Pop)ジャンルの楽曲だ。新たな感情が生まれた時に抱く、馴染みがなく定義のできない複雑な心境を収めた歌詞に、彼のパワフルなボーカルが調和した。

さらに今回のアルバムは、ボーカリスト・イェソンの確かな歌唱力をベースに、ハスキーな低音と爆発的な高音まで、多彩な歌声を披露する作品として期待を集めた。

―― 新たなソロアルバムをリリースした感想をお聞かせください。

イェソン:5thミニアルバム「Unfading Sense」を発売してから1年1ヶ月が経ち、新しいミニアルバムでお目にかかることになりました。去年から準備をしてきましたし、久しぶりのアルバムなので、どの作品もそうですが、今回のアルバムも僕にとってとても大切なアルバムになると思います。いつも感慨深く、感謝の気持ちを感じています。

―― 今回のアルバムの紹介と、最も力を入れた部分を教えてください。

イェソン:やはり音楽ですね。曲の選定に最も力を入れました。何よりも僕の音楽を聴いてくださるファンの方々の感想やレビューを探し、共感して反映させようと努力しました。WIZARDプロダクションのスタッフの方々の意見もよく聞きながら、皆で悩んだおかげで、素敵な作品に仕上がったと思います。

―― タイトル曲「It's Complicated」を初めて聴いた時の印象と、タイトル曲に選んだ理由を教えてください。

イェソン:初めて聴いた時からインパクトが他とは違いました。サウンドとボーカル的な部分で“最も力のある曲”をタイトル曲にしました。何より、これまで様々なスタイルの音楽を発表してきましたが、「It's Complicated」こそ、ファンの皆さんが僕に最も期待する曲だと確信しました。僕の“パワーボーカル”を聴いていただけると思いますので、ぜひ聴いてください。

―― タイトル曲「It's Complicated」の歌詞には、新しい感情が生まれる時の複雑な気持ちが込められていますが、実際にそのような経験をしたことはありますか?

イェソン:日常生活の中でいつも「It's Complicated」という感情を抱いています。例えば、休日を楽しみながら幸せを感じる一方で、次の日の出勤のことを考えると心配になる瞬間がありますよね。僕は歌を歌うことが大好きですが、たまに「いつまで歌えるんだろう」と不安になることもあります。このように幸せと不安要素がいつも隣り合っているように、人生は一つの感情だけでは生きていけないと思うんです。だからこそ、「幸せ」という感情がより大事だと感じるんでしょうね。

―― 収録曲の中で一番好きな曲を教えてください。

イェソン:「There She Goes Again」です。実はタイトル曲候補として考えていた曲なんです。落ち着いていて、心地よい雰囲気の曲ですが、僕が学生時代に好きでよく聴いていたジャンルに近いです。忘れかけていたあの頃の情熱と夢を思い出して、より一生懸命に準備した曲です。他の収録曲も全て良いので、たくさん聴いていただけたら嬉しいです。

―― “ボーカリスト・イェソン”の魅力が溢れているアルバムですが、特に「これは自分にしか歌えない」と自慢したい曲があれば教えてください。

イェソン:全曲です! 皆それぞれのスタイルがあるように、僕もそうだと思います(笑)。

―― アルバムはもちろん、コンサートツアー、野外フェスティバル、YouTubeコンテンツなど、様々な場面でファンと会っていますが、その他にも今後やってみたいことはありますか?

イェソン:ファンの皆さんともっと頻繁に会いたいと思っています。コンサートツアーでもいいですし、機会があればいろいろなところに行って歌いたいです。

―― デビュー20周年を控えていますが、SUPER JUNIORまたは、ソロ歌手イェソンさんの2025年についてスポイラー(ネタバレ)をお願いします。

イェソン:同じだと思います! ただ、“デビュー20周年”という特別な意味がある時期であるだけに、いつもよりもう少し頑張るつもりです。

―― 最後に、全世界のファンへ一言お願いします。

イェソン:いつも言っていますが、待っていてくれてありがとうございます。今作も皆さんのためのアルバムです!

記者 : チ・ミンギョン