YELO、デジタルシングル「NAKED」をリリース“一番素直な自分の姿を表現した”

OSEN |

写真=KMR
ボーカリストYELOが自身の率直な姿を収めた新曲で帰ってきた。

YELOは、最近発売されたデジタルシングル「NAKED」で、より一層成長したボーカリストとしての一面を見せた。

デジタルシングル「NAKED」は、YELOの魅惑的で深みのあるボーカルが際立つネオソウルジャンルの楽曲で、心の上着を脱いであなたと一つになることを願うというメッセージを込めた。

――デジタルシングル「Bite & Chew」の発売以来、約2年7ヶ月ぶりに新曲をリリースしましたが、お気持ちはいかがですか?

YELO:ついに発売されたなんて! すごくウキウキしています。最近は主に作曲家として活動していて、自分の音楽に飢えていましたので、より一層楽しみでワクワクしていました。

――「NAKED」について簡単な紹介とポイントを教えてください。以前のYELOさんの楽曲と異なるところはあるのでしょうか?

YELO:「NAKED」はジャジーなR&Bナンバーで、ミニマルなトラックの上に声でムードを完成させた楽曲です。チルな聴きやすい音楽を作りたかったのですが、雰囲気の良いカフェやバーで流れてきそうな感じもあって、素敵な楽曲に仕上がったと思います。

「NAKED」という単語が持つ本来の意味とは異なり、精神的にNAKEDな、率直な恋をしようという内容を込めた歌詞がポイントではないかと思います。「NAKED」は本来私が持っていた多彩な音楽の幅をさらに広げてくれる、そしてその中でも今のYELOの姿を見せる曲です。個人的に尊敬しているJINBYJINさんと一緒に作業することができて幸せで胸がいっぱいです!

――シングル「NAKED」を一言で定義するとしたらどのような言葉になりますか?その理由も教えてください。

YELO:「素直」です。「素直な気持ちで恋をしよう」という歌詞の内容もそうですが、「NAKED」を準備しながら自分自身について気づいた瞬間が多かったんです。以前自分の楽曲を制作する時、 「こうすればかっこよく見えるだろう」と思いながら飾った時もあったんです。でも、今回はできるだけ自然で、「自分らしくやってみよう」という気持ちで臨みました。レコーディングする時も歌詞がきちんと伝わるように集中して歌いましたし、写真や映像を撮る時も今の私を100%盛り込もうと思ってやりました。そのため「NAKED」は2024年、最も素直なYELOだと思います。

――ベールをつけた姿など、神秘的な雰囲気の予告コンテンツが注目を集めました。予告コンテンツでどのような姿を見せたいと思いましたか?

YELO:「NAKED」というタイトルと、ジャジーな曲のムードに合わせてセンシュアルな雰囲気を入れたいと思いました。そのためベールをかぶったり、シルエットだけで登場するなど、視覚的要素だけでも曲の雰囲気を完全に感じられるようにしました。また、久しぶりに新曲を披露するだけに、これまでお見せしたことのない全く新しい姿のYELOをお見せしたいと思いました。

――シングルを発売する前、様々な大学の学園祭のステージに立つ機会がありましたが、記憶に残っている反応はありますか?

YELO:大学の学園祭は初めてだったので、どんな曲を歌うべきかすごく悩んだのですが、最近の涼しい気候に合い、一緒に歌うことができる私の未発売曲「Rainbow Dream」を歌うことに決めました。一度聴いたらすぐに一緒に歌ってくださりとてもありがたかったですし、大切な記憶として残っています。そして発売を準備していた「NAKED」も少しだけ披露しましたが、無伴奏で短いフレーズだったにもかかわらず、観客の皆さんが耳を傾けてくださっていた時の表情が頭に浮かびますね。

――KREATION MUSIC RIGHTS(KMR)のプロダクションチームMONO TREE所属のトップライナーとしても活躍しています。これからアーティストとしてYELOさんのどのような姿を期待できるでしょうか?

YELO:今まで通り、引き続きアーティストとして、そして作曲家として、すべてを逃さずに頑張りたいです。公演もとても楽しくて、様々なところでたくさんの方と会いたいです。長く待っただけに、私のファンである“クマ”の皆さんがもっと幸せになれるよう、さらに努力します!

記者 : チ・ミンギョン