キム・ウビン、俳優になったきっかけは?がん闘病当時の心境も告白「とても怖かった」(動画あり)
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写真=tvN「ユ・クイズ ON THE BLOCK」放送画面キャプチャー
キム・ウビンがモデル、俳優としてデビューすることになったきっかけと、上咽頭がんの闘病時を振り返った。最近、韓国で放送されたケーブルチャンネルtvN「ユ・クイズ ON THE BLOCK」にはキム・ウビンがゲスト出演し、MCのユ・ジェソク、チョ・セホと多様な話を交わした。
モデル学科の教授を夢見ていたというキム・ウビンは、良いモデルになるために大学入学前から学科ホームページになんと27個の質問を作成し、話題となった。彼は「1日に卵を20個ずつ食べて、サプリメントも取り入れて、1日5食を食べて太ろうと努力した」と、情熱に満ちた過去の時間を振り返った。
また「大学に行ったらお酒も飲んだりするが、僕は練習するのがとても好きだった。友達と練習室を借りて、ウォーキングの練習をした」と、当時を思い出した。その後、2008年にあるファッションショーを通じてモデルとしてデビューし、初めての夢を叶えたという。
俳優に転向したきっかけについては「当時、所属事務所で演技授業があったが、いつも良いモデルが目標だったので、『俳優はやらない』と言っていた。ある日、コンテのある広告で演技を求められたが、できなかったため、結局落ちた。その時から良いモデルになるためには演技を学ばなければならないと思い、遅れて授業を受けることになった」と打ち明けた。
続いて「当時会った初めての演技の先生がムン・ウォンジュだ」とし「本当に情熱的に教えてくださっのた。どの程度だったかというと、当時事務所の社長がお金を払わずに逃げて、社員たちも月給を受け取れなかった状態で会社がなくなってしまった。モデルたちも数千万ウォン(数百万円)ずつももらえず、(ムン・ウォンジュ)先生もお金をもらえなかった。ところが、僕があまりにも演技をしたがるので、家に呼んで無料で授業をしてくださった」と当時を振り返った。
20代の時にはいつも目標を達成するために、鞭で打ちながら未来ばかり考えていたというキム・ウビン。今は瞬間を楽しもうと思っているとし、「小さなことから実践している。例えば対話する人の目をもっと見るとか、何を着ているのかなどを観察する。そのような時間を設けたら、後悔があまり残らなかった。1日を楽しく過ごしたような気がした」と笑った。
キム・ウビンは、上咽頭がんの闘病でしばらく活動を中断していた。彼は「闘病により、未来ばかり考えていた僕が悔しくて悲しかった」とし「生命に関わることなので、とても怖かった。完治してからは『再び仕事できるだろうか』と思った。一度も乗り越えられないと考えたことがないが、仕事場に再び戻れるのかと思っていた。かなり痩せてしまい、体力も以前のようではなかったからだ。しかし、長い間やってきたことなので、戻りたい気持ちが大きかった」と語った。
また「元々ポジティブな方だ。休まずに忙しく過ごしてきたので『健康に気をつけてと、神様がくれた休暇だ』と思うようにした。特にその時期、家族のことをより考えるようになった。顔が知られているという理由だけで、闘病時にあまりにも多くの祈りを頂いた。送ってくれた応援と祈りが1人でも多くの方に伝わってほしいという気持ちで、ここ4年間毎日祈っている」と明かし、人々を感動させた。
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記者 : オ・ユンジュ