【REPORT】SEVENTEEN、念願のドームツアーに感激!半年ぶりの来日で挑戦したいことは?「新たな聖地を作りたい」

Kstyle |

11月9日(水)に1st EP「DREAM」をリリースしたSEVENTEENが、都内某所にて発売を記念したメディア向け合同記者会見を開催。11月中旬には、かねてから“夢”だと目標に掲げてきた東名阪ドームツアー「SEVENTEEN WORLD TOUR [BE THE SUN] – JAPAN」も控えている彼らが、今の想いを率直に語った。

まずはメンバー13人が登壇し、ひとりずつ挨拶。続いて全員とソロでのフォトセッションが行われ、大勢の記者とカメラの前ではにかんだような笑顔を見せるメンバーたち。WOOZIはおなじみの「ウアヘ」ポーズ、HOSHIはトレードマークの虎ポーズ、DKやJUNは「DREAM」のポイントダンスとなっているポーズで愛嬌を見せた。JOSHUAは退場ルートを間違えて逆戻り。すると笑いが巻き起こり、会見場は和やかなムードに包まれた。

挨拶では、SEUNGKWANが「今日はこのような機会をありがとうございます。いい記事をお願いします」と日本語で言うと、MINGYUも「いい記事をお願いします」と念押しして笑いをとった。

次は、MCの古家正亨の進行で質疑応答へ。


待望の日本1st EP「CARATへの愛をぎゅっと詰め込みました」

――タイトル曲「DREAM」は、どんな思いが込められた楽曲ですか?

WOOZI:SEVENTEENの歴史的なドームツアーの瞬間を彩るのにふさわしい日本オリジナル楽曲です。夢に描いていたことを、夢だけでとどまらず現実になる瞬間を、共に歩んできたCARAT(SEVENTEENのファンの名称)の皆さんと一緒につかみ取るという誓いのメッセージを込めた曲です。

――1st EP「DREAM」はどんな作品ですか?

MINGYU:4曲収録されていますが、まずWOOZI兄さんが話した「DREAM」と、韓国9thミニアルバム「Attacca」のタイトル曲「Rock with you」、スペシャルアルバム「; [Semicolon]」の収録曲「All My Love」。そして最後に「Darl+ing」をHolidayバージョンでスペシャルに準備しました。CARATを愛する気持ちをぎゅっと詰め込んで、最善を尽くして準備した作品です。

――MVが公開されて話題になっていますが、撮影エピソードを聞かせてください。

DINO:僕はバーテンダーの役をしました。成人する前には想像もつかないキャラクターでしたが、今回やってみたらとても楽しく感じました。全員でのダンスシーンは、タイトな練習期間で撮影に臨んだのにもかかわらず、モニタリングしてみたらメンバーたちのシナジー(相乗効果)がよく現れていて、群舞もきれいに映っていたので満足した記憶があります。

――「DREAM」は、ポイントダンスがあるそうですね。

HOSHI:(日本語で)サビの「夢で、夢で、夢で」という歌詞に合わせたこの動きがポイントです(ポイントダンスを再現)。

――ポイントダンスを合わせて見せていただくことはできますか?

HOSHI:メンバーの皆さん、一緒にお願いします。はーい、全部、全部。右、右。(とメンバー全員に指示)。この動きがポイントです。夢と現実の連結という意味を、僕らSEVENTEENらしく表現したので、そんな部分に注目してください。

――今年5月のファンミーティング以来、約半年ぶりの来日ですが、この半年間どのように過ごしていましたか?

JUN:とても幸せな6ヶ月間でした。このようにツアーをしながら、たくさんのCARATの皆さんとお会いできたのでとても幸せでしたし、これからももっとお会いできたら嬉しいです。

VERNON:JUN兄さんが言ったとおりにツアーをずっと続けてきて、その合間にアルバム準備などもして、とても忙しく過ごしていました。だから今回日本にいる間、時間があれば温泉に行けたらいいなと思います。


一度は中止も…夢見ていたドームツアー実現に歓喜

――6月のソウル公演を皮切りに、2年4ヶ月ぶりのワールドツアー「SEVENTEEN WORLD TOUR [BE THE SUN]」を開催し、11月19日からは待望の日本ドームツアーです。今の気持ちを教えてください。

S.COUPS:まず、今まで待っていてくださったCARATの皆さんに「ありがとうございます」という言葉を伝えたいです。そして、CARATの皆さんと一緒にこの夢を叶えることができて、とても嬉しいです。1日も早くステージに立って、CARATによいエネルギー、よい思い出をお届けしたいです。

――2020年5月のドーム公演が新型コロナウイルスの影響で中止になってしまいましたが、その時のことを覚えていますか?

JOSHUA:はい。ワールドツアー自体を中止しなくてはならなくなり、とても残念で悲しかったですが、いつかまた会えるだろうと信じていました。今度のドームツアーで、CARATの皆さんとまたお会いできてとても嬉しいです。CARATの皆さんに「長い間待っていてくださって、本当にありがとうございます」と伝えたいです。

――今回「THE CITY(ザ・シティ)」というプロジェクトが、初めて3都市連続で実施されるそうですね。コンサートの前後に、各都市全体でファンの皆さんが楽しんでいただける様々なイベントが展開されるということですが、どんな内容なのか教えてください。

SEUNGKWAN:都市ごとにとても特別なイベントが準備されているのですが、まず大阪では僕らのラッピング電車が走ります。東京では、スカイツリーで「THE CITY」のための特別なライティングが点灯される予定で、名古屋では写真展が開かれます。たくさん関心を寄せてください。

WONWOO:オフラインだけではなく、オンラインでも楽しめる写真展や公演の上映もあるので、アクセスしてくださったら嬉しいです。


東京での写真が話題に「今回も新しい聖地を作りたい!」

――「DREAM」にちなみ、今回の来日で楽しみにしていたことや、日本での夢を教えてください。

JEONGHAN:前回、日本に来た時に渋谷の街で写真を撮ってSNSにアップしたのですが、その場所がフォトスポット(聖地)になったそうなんです。だから今回も新しい写真をアップして、フォトスポットを作りたいな……という期待をして来ました。

THE 8:僕は以前から大勢の人の前でコンサートをするのが夢だったのですが、それがまさにドームツアーでした。だから今回やることができて、とてもワクワクしています。

――ここからは、事前に会場にお越しの記者さんからいただいた質問です。アルバム制作にたずわったメンバーの方、制作に関するエピソードを教えてください。

WOOZI:メンバーたちもずっと言っていますが、ドームツアーはSEVENTEENにとっても、そしてCARATにとっても夢見てきた瞬間なので“夢”に関連する音楽を、ドームツアーの前に必ずや作らなければと思っていました。2年半前に「こんな音楽を作らなくては」と思っていたのですが、ドームツアーが中止になってしまい、その音楽を作れないでいたら、今やっと“夢”に関連する話を込めた曲を作ることができたので、とても嬉しい気持ちで作業をした記憶があります。

――久しぶりにたっぷりとした日本滞在になりそうですが、1日フリータイムがあったら何をしたいですか?

HOSHI:(日本語で)JEONGHANさんが寿司おまかせを予約しました。それで一緒に行きます。

――これから行くのですか?

HOSHI:はい。

――高いですよ。

HOSHI:JEONGHANさんが……高い(笑)。

――JEONGHANさん、大丈夫ですか?

JEONGHAN:(日本語で)大丈夫です。

――MINGYUさんはいかがですか?

MINGYU:温泉に行きたいです。そして久しぶりに秋田に行ってスキーもしたいです。日本の曲を聴きながら散歩もしたいです。

――東名阪のドームツアーですが、それぞれの町で楽しみにしていることは?

VERNON:一番期待していることは、やっぱりドームツアー自体と、ツアーでお会いするCARATの皆さんです。そして、その都市ごとのに開催される「THE CITY」プロジェクトにも期待しています。

質疑応答が終わり、最後は統括リーダーのS.COUPSが代表して挨拶。

S.COUPS:お忙しい中、僕たちSEVENTEENの記者会見にお越しいただきありがとうございます。これからもSEVENTEENに期待とご注目をくだされば感謝いたします。最後に、温かい記事、よい記事を書いてくださいましたら、僕らもその記事を読んで、気分よくドームツアーやプロモーションなど、すべての活動をより一生懸命いたします。ありがとうございました。

【PHOTO】SEVENTEEN、1st EPに込めた思い「ファンと“夢”をつかむという誓いのメッセージ」

取材:安部裕子 / 撮影:朝岡英輔

記者 : Kstyle編集部