ソ・ジソブ、映画「告白、あるいは完璧な弁護」のオファーで監督から熱烈なラブコール“直筆の手紙をもらった”(総合)

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俳優のソ・ジソブ、キム・ユンジン、AFTERSCHOOLのナナが出演するサスペンススリラー「告白、あるいは完璧な弁護」が今秋、観客に会う。

本日(20日)、ソウル広津(クァンジン)区紫陽洞(チャヤンドン)ロッテシネマ建大入口(コンデイック)店にて映画「告白、あるいは完璧な弁護」の制作報告会が行われ、ソ・ジソブ、キム・ユンジン、ナナ、ユン・ジョンソク監督が出席した。

同作は、密室殺人事件の容疑者として指名された将来有望な事業家のユ・ミンホ(ソ・ジソブ)と、彼の無罪を証明しようとする勝率100%の弁護士であるヤン・シネ(キム・ユンジン)が、隠された事件のパズルを合わせていくことから繰り広げられるストーリーを描く。

「第42回ポルト国際映画祭(Fantasporto-Oporto International Film Festival)」で最高監督賞を受賞し、「第24回ウーディネ極東映画祭」の閉幕作選定、スイスの「フリブール国際映画祭」、カナダの「ファンタジア国際映画祭」、ベルギーの「ブリュッセル国際ファンタスティック映画祭」の公式招待されるなど、公開前から世界的に関心を集めている。

ユン監督は「出演陣のおかげだと思う」とソ・ジソブ、キム・ユンジン、ナナに花を持たせ、ソ・ジソブは「感謝している。何よりもこの作品を韓国の観客の皆さんとともに観ることができる機会が訪れて嬉しく、観客の立場になって、劇場で観たい」と伝えた。キム・ユンジンは「海外のように、韓国でも良い反応を期待している」と、ナナは「現場で一生懸命に撮影した作品への反応が良くて嬉しい」と感想を伝えた。

また、ユン監督は「観客の皆さんにお会いできる日を心待ちにしていた。特に、韓国の皆さんとの対面を最も期待していた」と付け加えた。

ソ・ジソブが将来有望な事業家から一日にして殺人事件の容疑者に転落するユ・ミンホ役に扮し、デビュー後初めてサスペンススリラーに挑戦する。キム・ユンジンは有罪も無罪に変える、冷徹で有能な弁護士ヤン・シネに変身する。ユ・ミンホと内縁関係だったが、殺人事件の被害者になって話題を集めるキム・セヒ役は、ナナが務めた。

ソ・ジソブは脚本に魅了して「告白、あるいは完璧な弁護」を選択したと「最後のページが終わるまで、緊張を解くことができなかった。ストーリーが進めば進むほど気になった」と理由を明かした。

ユン監督からオファーの際に直筆の手紙をもらったと言ったソ・ジソブが、「作品の紹介と、僕と一緒に撮影したいという内容がつ図られていた」と明かすと、ユン監督は「ラブレターではないと言ったけれど、ちょっと違う。『未来を一緒にしよう』と書いた」とし「センスがなくて、言葉で表現するのが難しい時が多い。手紙で伝えるほうが良いと思って、一緒に撮影がしたいと書いた」と付け加えた。

「撮影の最終日まで悪夢を見た」と言ったソ・ジソブは「夢で誰かにいじめられていた。どうして僕にこんな試練を与えるんだ」と冗談交じりに言った。

キム・ユンジンは出演を決めた理由について、「台本がスリリングだった。意外などんでん返しがどんどん出てくる。出演しない理由がなかった」と語った。

映画について「よく作られた高度の密室脱出ゲーム」と説明した彼女は「作品の後半でパズルのピースが集まって一つの絵になると、すごい快感を感じるだろう」と説明した。

キム・ユンジンはナナの熱演に、「彼女の活躍が楽しみだった」と語り、「この作品を通じて、彼女の色々な姿が確認できると思う」と付け加えた。

“スリラークイーン”という修飾語を持つキム・ユンジンは、「なんとなくスリラーに惹かれるし、演技をするのも面白い。撮影は厳しくて大変だけれど、作品が完成すると、他の作品よりも1~2回くらい多く見ることになる。面白さもあって、深いメッセージもある」と語った。

ナナは「先輩が出演するので、迷わず出演を決心した。監督の前作も面白かった。この役は絶対やってみたいという気持ちで、参加した」と、出演を決めた理由を明かした。

極度の不安を感じるセヒを演じるため、いつも緊張状態を維持したので、筋肉痛で苦しんだというナナ。彼女は「肩がすごく痛かった。緊張して体が縮こまる状態で一日中、撮影をした。翌日、筋肉痛で大変だった」と述べた。

ナナはソ・ジソブの“眼差し演技”について「私も負けないために頑張った。リハーサルから気が引けたが、自信をつけるために最善を尽くした」と語った。

「告白、あるいは完璧な弁護」は韓国で10月26日に公開される予定だ。

記者 : ヤン・ユジン、写真 : ソン・イルソプ