「極限デビュー野生ドル」斬新な実力テストが話題…飾らない本当の能力を確認

OSEN |

リアルサバイバル「極限デビュー野生ドル」(以下、「野生ドル」)の斬新な実力テストが視聴者たちの視線を釘付けにした。

23日に韓国で放送されたMBCサバイバルオーディション番組「極限デビュー野生ドル」第2話では、参加者たちがボーカル、ラップ、ダンスの実力テストを通じて才能を余すことなくアピールした。

これまでのオーディション番組では、華やかな照明のある室内のステージで実力を評価してきたが、「野生ドル」は実力テストも、先立って行った体力テストのように“リアル野生”の環境で繰り広げられた。

参加者たちは、土埃が立つ場所で、音響や照明もなしに歌を歌ってダンスを踊りながら、ありのままの実力を披露した。即興でやり遂げなければならない様々なミッションも、視聴者の関心を集めた。

視聴者たちは今まで見たことがない「野生ドル」だけの実力テストに、「飾らない本当の実力を確認することができて、新しかった」と興味深い様子を見せた。

制作陣は「『野生ドル』は、これまでのサバイバルオーディションの方式とは真逆の方向を追求する。そのため“野生”をテーマに選び、そこで参加者たちのありのままの実力と、彼らの成長を見せたかった」とし、野外で実力テストを行った理由を明らかにした。

また、「即興ミッションでは参加者たちの潜在能力とポテンシャルを引き出そうとした。実際、自身がラップポジションだと思っていた参加者が、ボーカルに隠された才能を見出した場合もある」とし、「参加者たちがどんなステージでも、そしてどのような状況でもパフォーマンスができる強いアイドルになることを願っている」と話した。

予想外の独特な実力テストが行われる場所を見た参加者は、皆が困惑した様子を見せたいう。制作陣は「参加者たちも最初は困惑していた。しかし、自分たちの足りない部分を探しながら、すごく勉強になったらしい。自分自身を冷静に振り返ることができたと言っていた」とし、実力テストの前後で変化した参加者たちの反応を伝えた。

野生の中で行われる実力テストに驚いたのは、“ボーカルのプロ”のNELLのキム・ジョンワンとキム・ソンギュ、“ラップのプロ”のタイガーJKとBizzy、“ダンスのプロ”のリア・キム(Lia Kim)も同じだった。プロたちも不慣れな実力評価方式に困惑を隠せなかったが、すぐに適応して満足したという。

制作陣は「プロも、少し変わったスタイルでアイドルを作っていく『野生ドル』だけの過程を気に入ってくれたようだ。担任の先生のように一人一人に愛情を持って、どのような部分を育てるべきかを細かくチェックしていた」とし、番組に参加しているプロたちに感謝の気持ちを伝えた。

第2話では“猛獣アイドル”のような強靭な第一印象とは違って、甘い歌声を聞かせて“ギャップのあるキャラクター”になった29号のユン・ジュンヒョプ、センス溢れるラップで注目を集めた4号のキム・ガンミン、有力な「野生ドル」のメインダンサーとして急浮上した30号のイ・ジェオクなど、実力派参加者たちが登場した。

30日に放送される第3話でも、参加者たちの実力テストが続く。どんな参加者たちが視聴者たちの心を掴むのか、好奇心がくすぐられる。

韓国で初めて野生で行われる生存サバイバルオーディション「野生ドル」は、毎週木曜日の午後9時に放送される。

記者 : チャン・ウヨン