イ・ビョンホン&チョン・ユミ「2020釜日映画賞」で男女主演賞を受賞…最優秀作品賞は「はちどり」(総合)

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俳優のイ・ビョンホンと女優のチョン・ユミが「釜日映画賞」で男女主演賞を受賞した。

22日、釜山(プサン)海雲台(ヘウンデ)のBEXCOで開催された「2020釜日(プイル)映画賞」授賞式は、新型コロナウイルス感染拡大防止のため無観客で行われた。

男優主演賞は、映画「KCIA 南山の部長たち」のイ・ビョンホンが受賞した。彼は「心より感謝したい。僕は4年前の2016年、ウ・ミンホ監督の『インサイダーズ/内部者たち』で釜日映画賞を受賞して、今回、再びウ・ミンホ監督の作品で受賞することができた。不思議な縁だと思う。この作品を通じて、僕自身も知らなかった、演技が上手な俳優がたくさんいるということに気づいた。共演した方々と一緒に過ごす中で驚いた瞬間が多かった。誰が受賞しても納得することができただろう。共演した方々のおかげで受賞することができてありがたく、ウ・ミンホ監督にも感謝したい」と心境を語った。

続いて彼は「(授賞式に参加するのが)新鮮な感じだ。まるで初めてのような緊張感があった。早く観客と笑顔で会える日が訪れることを願っている。みんな健康に過ごしてほしい」とコメントした。

チョン・ユミは映画「82年生まれ、キム・ジヨン」で女優主演賞を受賞し、所属事務所の関係者が代理で受賞した。

関係者は「チョン・ユミは予定されていた別のスケジュールのため参加することができなかった」とし、「大きな賞をいただいて感謝し、光栄に思っている」とコメントした。

最優秀作品賞は映画「はちどり」が受賞した。キム・ボラ監督は「この賞はおそらく『はちどり』の最後の賞になるだろう。2年前、『釜山(プサン)国際映画祭』で初公開されたが、2年後にここで作品賞をいただくことになって心が重い。『はちどり』がここまで愛されることができたのは、プロデューサーのチョ・スアさんを始め、キム・セビョクさんなどの俳優陣とスタッフの皆様が、この作品を愛情を持って作ってくれたおかげだ。『はちどり』は世界に送る手紙のような気持ちで作った。もし関心を集めることができなかったらどうしようと思っていたけれど、反応が良くて奇跡だと思った。このすべての奇跡を作ってくれた観客の皆様、すべての方々に心より感謝したい」と話した。

ファンの投票で選定された男女人気スター賞は、映画「新感染半島 ファイナル・ステージ」のカン・ドンウォンと映画「量子物理学」のソ・イェジが受賞した。

授賞式に不参加となったカン・ドンウォンは「参加したかったが、別のスケジュールのため参加することができず、申し訳ない。人気スター賞をいただいて感謝しており、映画祭が無事に開催されて嬉しい。(新型コロナウイルスの影響で)皆が大変な時期を過ごしているが、頑張って乗り越えていければ」と、映像で受賞の喜びを語った。

セクシーなブラックドレスを着てステージに立ったソ・イェジは「『量子物理学』を撮影した当時のことを思い出す。苦労されたスタッフの方々に心より感謝したい。人気スター賞はファンの皆さんの投票で決まる賞なので、ファンの皆さんにも感謝を言いたい」とコメントした。

イ・ヒジュンは映画「KCIA 南山の部長たち」で助演男優賞を受賞した。彼は「まず、ウ・ミンホ監督に感謝したい。そしてイ・ビョンホンさん、イ・ソンミンさん、クァク・ドウォンさんを始めとする俳優とスタッフの方々のおかげで受賞することができた」と話した。続いて「体重を増やすために毎晩、僕と一緒にチキンを食べてくれた妻(イ・へジョン)にも感謝している。最近は育児で大変なのにありがとう。愛してる」と愛情あふれる姿で注目を集めた。また、助演女優賞は映画「新感染半島 ファイナル・ステージ」のイ・レが受賞した。

新人のキム・デゴンは、映画「呼吸」で新人男性演技賞を受賞した。彼は「予想もできなかった。ノミネートされただけでも光栄でありがたい。心より感謝したい。『呼吸』でミング役として作品に参加して感じた心構え、今この場での緊張感を絶対に忘れずに、さらに自信を持って一歩を踏み出したい」と感想を語った。

映画「チャンシルは福も多い」のカン・マルグムは、新人女性演技賞を受賞した。彼女は「嬉しいけれど、恥ずかしくて、申し訳ない気持ちもある。主人公を演じた経験が少ないけれど、この作品を通じて主演を演じることへの意識を強く持てた。それが良かった。キム・チョヒ監督に心より感謝している」とコメントした。

【「2020釜日映画賞」受賞者(作)リスト】

◆音楽賞:ヨン・リモク(「ユ・ヨルの音楽アルバム」)

◆美術・技術省:イ・ゴンムン(「ただ悪より救いたまえ」)

◆脚本賞:キム・ボラ(「はちどり」)

◆撮影賞:ホン・ギョンピョ(「ただ悪より救いたまえ」)

◆ユ・ヒョンモク映画芸術賞:シネマダルのキム・イルグォン代表

◆新人監督賞:チョ・ミンジェ(「Tiny Light」)

◆新人男性演技賞:キム・デゴン(「呼吸」)

◆新人女性演技賞:カン・マルグム(「チャンシルは福も多い」)

◆男性人気スター賞:カン・ドンウォン(「新感染半島 ファイナル・ステージ」)

◆女性人気スター賞:ソ・イェジ(「量子物理学」)

◆助演男優賞:イ・ヒジュン(「KCIA 南山の部長たち」)

◆助演女優賞:イ・レ(「新感染半島 ファイナル・ステージ」)

◆最優秀監督賞:チョン・ジウ(「ユ・ヨルの音楽アルバム」)

◆男優主演賞:イ・ビョンホン(「KCIA 南山の部長たち」)

◆女優主演賞:チョン・ユミ(「82年生まれ、キム・ジヨン」)

◆最優秀作品賞:「はちどり」

記者 : キム・ナラ、写真 : キム・ソンジン、マイデイリー DB、「V LIVE」画面キャプチャー