tvNの新水木ドラマ「九尾狐伝」のイ・ドンウクとチョ・ボアが“運命の波乱”を予告するメインポスターを公開した。

ドラマ「九尾狐伝」（演出：カン・シンヒョ、脚本：ハン・ウリ）は、都市に定着した九尾狐とそれを追うプロデューサーのファンタジーアクションロマンスドラマだ。何よりも人間と九尾狐の魅惑的で残酷なラブストーリーを通して、これまで見ることのできなかった独特なビジュアルとシークエンスを披露する見込みだ。

イ・ドンウク演じるイヨンは、かつて白頭大幹の山神だったが、今は都市に定着し、世の中を乱す妖怪たちを罰する審判として活動している九尾狐だ。希代のスキャンダルのため600年間、来生出入国管理事務所で服務中だ。チョ・ボア演じるナム・ジアは、清純な顔立ちで負けず嫌いな怪談専門番組のPDで、21年前の奇妙な交通事故で消えた親を探すために追跡していく人物だ。

これと関連し、イ・ドンウクとチョ・ボアがイヨンとナム・ジアに変身し、お互い視線を固定しているメインポスターが公開された。深い暗闇の夜、かすかに見える高層ビルを背景に近づいた二人の姿が満月の下、魅惑的な光を放っている。しかし、美しい夜の背景とは異なり、二人は意味深なまなざしを見せたまま、冷たい雰囲気をかもし出している。さらにナム・ジアは、自分を抱きしめているイヨンの首をつかんでいる様子で、一触即発の空気が感じられる。

しかし、二人はなぜか惹かれ合い、お互いから目が離せない姿で揺れる感情を表現、緊張感たっぷりのツーショットを完成させた。さらに「私は、君を、待っていた」という強烈なメッセージが書かれており、好奇心を刺激している。果たして、ナム・ジアがあれほど探していた人がイヨンだったのか、イヨンとナム・ジアはどんな関係なのか、注目が集まっている。

「九尾狐伝」のメインポスターは8月、京畿道（キョンギド）にあるスタジオで撮影された。チョ・ボアを抱き上げなければならなかったイ・ドンウクは、チョ・ボアが気まずくならないように冗談を言ったりして緊張を和らげ、二人は微笑ましい雰囲気の中でリハーサルを終えた。しかし、実際に撮影に入ると、二人は笑みを消してイヨンとナム・ジアに変身、強烈なツーショットを完成させ、見守っていた人々を歓呼させた。

制作陣は「メインポスターは、感情の流れを生かしたイ・ドンウクとチョ・ボアのおかげで、九尾狐伝イヨンと怪談専門PDのナム・ジアの緊張感あふれる関係がそのまま表現された」とし、「イ・ドンウクとチョ・ボアの組み合わせは想像以上だ。『九尾狐伝』を通してビジュアルから演技の相性までぴったりの二人のシナジーを見守っていただきたい」と伝えた。

ドラマ「九尾狐伝」は、韓国で10月7日から放送される。