B1A4 サンドゥル、おうち時間で曲を制作!アルバムをリリース「日本での活動は新鮮で幸せ…一生忘れられません」

Kstyle |

B1A4のサンドゥルが、韓国でデジタルシングルとして発表してきた自作曲2曲を含む5曲を、アルバム『My Little Thought(考えの家)Ep.01』としてリリース。その記念にKstyleでリモートインタビューを敢行した。新型コロナウイルス感染拡大の影響で、ゴンチャンとのファンミーティング開催がキャンセルになったものの、家にいる時間が増えたことが、今回のアルバム誕生のきっかけにもなったと振り返るサンドゥル。自作曲「怠け者の僕(Lazy me)」や「小さな箱(Smile Box)」に込めた想いや日本活動の思い出など、たっぷりと語ってもらった。

【PHOTO】B1A4 サンドゥル「最近は自分だけの時間を大事に…寝る時間が増えました(笑)」

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――新型コロナウイルス感染拡大の影響で色々と大変な時ですが、最近はどう過ごしていましたか?

サンドゥル:日本のBANA(B1A4のファン)のみなさんも今は大変な状況だと思いますが、僕は今、韓国で元気に過ごしています。今回のアルバムでみなさんに僕の活動をご報告できることがうれしいです。ゴンチャンも元気に、がんばって過ごしていますよ。

――8月5日に新しいアルバム『My Little Thought(考えの家)Ep.01』をリリースしました。どんなアルバムですか?

サンドゥル:『考えの家』は僕が考え、想像したお話を曲にしたものを集めたアルバムです。『考えの家』には僕の考えが込められているとも言えますが、このアルバムの曲はほとんど僕の家で生まれた曲でもあるので、2つの意味で『考えの家』としました。


サンドゥルが過ごした“怠けた1日”は?

――「怠け者の僕(Lazy me)」はサンドゥルさんの自作曲で、怠けた1日を描いた歌詞が印象的でした。この歌詞のような1日を過ごすことはありますか?

サンドゥル:B1A4で活動していた頃はひたすら前だけを目指して走ってきて、気づけば9年が経ちました。今思えば、あの頃は少しだけ心の余裕が足りなかったのかなと思うこともあります。最近は自分だけの時間も大事だと思って、家で過ごす時間を作っています。単純に言えば、寝る時間が増えました(笑)。でもこれくらいでは怠け者とは言えないということは、この曲をリリースしてからよく言われましたね(笑)。

ただ、「怠け者の僕(Lazy me)」は怠け者の自分について書いた曲というよりは、これまで忙しく過ごしてきて、今はちょっと疲れて動きたくないなと思った時、1日くらいこんなふうに怠けて過ごしたっていいじゃない、という曲なんです。この曲を聴いた人が、今日はちょっと休みたいと思っても、そんな自分を責めず、たまにはこんな日があったっていいんだと思ってもらえたらうれしいです。

――サンドゥルさんが一番、「今日は怠けたな」と思った1日の過ごし方は?

サンドゥル:朝起きてテレビを見ながらごはんを食べて、1日中ぼんやりテレビを見て過ごしたことがあります。たまにはこんな日もありますよね。もちろん、これが毎日だったら耐えられないですけど!

――「小さな箱(Smile Box)」もサンドゥルさんの自作曲で、こちらも『考えの家』シリーズの曲です。この歌詞を書く時、思い描いていたことは?

サンドゥル:「小さな箱(Smile Box)」のMVでは僕が頭から小さい箱をかぶった状態で登場します。あれはこの曲の歌詞を可視化したくてそうしたんですが、現実世界では、目に見えないけれど、まるで箱に閉じ込められているような閉塞感を感じることってよくありますよね。それは自分が作った箱かもしれないし、誰かによって作られた箱かもしれないけれど、その箱の中で僕たちは焦ったりつらい気持ちになったり、疲れてイライラしたりします。でもそれを感じているのは自分なんですよ。

そうやって自分を責めても何も変わらないけれど、自分がやりたいようにやって、見たいものを見たって、世界は大して変わらない。だったら好きなようにしたほうが、少なくとも自分は幸せなのでは? という問いからこの曲は生まれました。


「男性から“めちゃくちゃときめいた!”と叫ばれた(笑)」

――MVでは子役キム・ガンフンさんとOH MY GIRLのスンヒさん、イ・イギョンさんが出演していますが、何かエピソードはありますか?

サンドゥル:一緒に撮影したんですが、みなさんMV出演を快諾してくださってうれしかったですね。「小さな箱(Smile Box)」のテーマが「世界は僕の見たいように見てもいいんじゃないか」というものだったんですが、実際にこういうふうに最初から考えられる人なら、わざわざ曲にしたりはしないじゃないですか(笑)。僕もそうですが、同じように今回MVに出演してくださったみなさんも性格的にそういうタイプだったので、すごくMVのテーマに合っていたと思います。

――この『考えの家』というタイトルはどういうふうに誕生したのか、きっかけを教えてください。

サンドゥル:タイトル自体はアルバムの曲すべてが揃ってから思いつきました。最初にこのシリーズの曲を作ろうと思ったのは、これまで僕はいろんな活動をしてきたじゃないですか。ミュージカル俳優、ラジオDJ、歌手、バラエティ番組に出演することもありましたし。でももっと歌手サンドゥルの面を見せたいという気持ちがあって、1ヶ月に1曲ずつ発表しようということになりました。そうして発表した曲には僕の考えが込められていて、僕の家で構想した曲たちだったので、自然に『考えの家』というタイトルが生まれました。

――ソロのサンドゥルさんは自分のことを話すように歌う、エッセイのような印象があります。ソロシンガーとして、サンドゥルさん自身が表現しようと思っていること、思い描いていることはなんですか?

サンドゥル:何かの話を伝えたいというよりは、僕の曲を難しく考えずに聴いてもらいたいという気持ちのほうが大きいですね。ただ気楽に聴いてもらえたらうれしいです。僕自身、ちょっと疲れたなと思った時、気負わず聴ける曲を歌う人でありたいです。今回のアルバムにはそういう曲ばかりが収録されているので気楽に、共感しながら聴いてください。

――アルバムには他に3曲が収録されています。中でもお気に入りの曲は?

サンドゥル:「夏の日 夏の夜(Summer day summer night)」は、ときめきを感じさせる歌詞がきっとみなさんに気に入っていただけるんじゃないかと思います。この歌詞を書いた時は会社にいて、男性社員の方と一緒だったんですが、僕が書いた歌詞を聞かせたらそのお兄さんが「めちゃくちゃときめいた!」と胸をおさえながら叫びだしたくらいです(笑)。この歌詞には結末がないんですが、ラストは曲を聴いたみなさんが決めてください。


日本初のソロコンサート「ゴンチャンはツンデレなので…」

――昨年は日本で初のソロコンサート「HIBIKI」とアンコール公演を開催しました! 日本のコンサートでの思い出は?

サンドゥル:初のソロコンサートだったので、僕としては残念な部分もたくさん残った公演でした。次はもっとがんばって準備して、もっともっといい公演にしたいです。そのおかげで、今回のアルバムでその残念な気持ちを少しでも埋められるようにがんばれました。また日本でコンサートしたいですね。

――イム・ジェボムさんの「あなたの前で私はろうそくの火になろう(그대 앞에 난 촛불이여라)」は鳥肌が立ちました。この曲を日本のコンサートで歌った理由は?

サンドゥル:この曲は「不朽の名曲」で歌った曲で、たくさんの方に愛された曲でもあります。僕にとってはとても意味深い曲で、同じ空間でその気持ちを共感したいという気持ちもあったので、日本のファンのみなさんの前で歌えてよかったです。

――そしてアンコール公演ではゴンチャンさんがゲスト出演してくれていました。ゴンチャンさんはコンサートについては何と言っていましたか?

サンドゥル:要するに「よかったよ」ということだとは思うんですが、表現がちょっと……。ゴンチャンはツンデレなので(笑)。僕が「どうだった?」と聞いても、はじめは「どうだったって、何が?」というふうに、ちゃんと答えてくれないんですよ。僕が頼み込んでようやく「よかったよ」って言ってもらいました(笑)。いつもこうなんですけど、最後にはちゃんと褒めてくれるんですよ。でも、僕から頼み込まないと褒めてくれないんですよね。

――この日、ゴンチャンさんとのMCで、2人でアルバムを作りたいという話をしていたと思うのですが、いつか実現してほしいです。ゴンチャンさんとはどんな話をしますか?

サンドゥル:あの場では軽い気持ちで言ってしまいましたが、そんなに軽い話ではなかったですね……(苦笑)。でも、いつか実現したらいいですね!


「横浜アリーナ公演は一生忘れられません」

――日本に来れるようになったらまたコンサートをしてほしいですが、その時にはどんなコンサートをしてみたいですか?

サンドゥル:今回、リリースする曲はゆったり聴ける曲なので、この曲を日本語で歌えたらいいなと思っています。そうしたら僕の思いや考えをより正確にみなさんに伝えられますよね。これまで僕が歌ってきた曲は、高音パートが印象的な“強い”曲が多かったので、今回のような曲が増えればもっとゆったりした気持ちも楽しめるコンサートになるんじゃないかと思います。それに楽しい曲も増やしたいですね。ゆったりした曲、わっと盛り上がる曲、楽しい曲、盛りだくさんな公演にしたいです。

――ダンスはどうですか?

サンドゥル:ダンスですか?……次の質問をどうぞ(笑)。

――今振り返ってみて、サンドゥルさんにとって日本での活動とはどんなものでしたか?

サンドゥル:僕にとってはすごくいい思い出だけが残っています。日本での活動はすべて新鮮でしたし、今も新鮮な気持ちはあります。日本で活動しながら幸せを感じられたのは、すべて日本のBANAのおかげです。横浜アリーナでの公演はこれからも一生忘れられません。あの時も今も変わらずBANAの熱い応援を感じています。

活動以外では、いろいろ歩き回るのが好きでした。街並とか建物を見て回るのが好きなんですよ。この建物はどういう構造になってるんだろう? とか、この外観に使っているタイルは何だろう? とか、エレベーターがどうなっているのか、階段はどうなっているのか、そういうのを見るのがすごく楽しいんですよね。


今後やりたいことは?「1ヶ月くらい旅行に…」

――現在は新型コロナウイルスの影響で思うような活動ができない時期だと思います。自粛期間中、新しくはじめたことやハマったことはありましたか?

サンドゥル:この期間だからこそ家にずっといましたし、このアルバムに収録している曲が作れたんだと思います。アルバムの曲はすべて今年作って、今年レコーディングして、今年リリースになるんですよね。振り返ってみると、我ながらがんばりましたね(笑)。

――新型コロナウイルスがおさまったらやりたいことはありますか?

サンドゥル:旅行に行きたいですね。国内、海外、日本、どこでもいいですが、1ヶ月くらい誰にも連絡を取らずに旅に出たいです。サンドゥルではない僕個人として旅行にでかけたいですね(しみじみ)。

――この話を聞いているスタッフさんが今、どんな表情なのか気になりますね。

サンドゥル:このインタビューを借りて予告してるんですよ(笑)。覚悟しておいてねって(笑)。

――じゃあ旅に出る直前にぜひまたインタビューをお願いします。

サンドゥル:旅に出る直前だとバレちゃうから、帰ってきたらでお願いします!(笑)

――日本のファンもまたサンドゥルさんに会えることを心待ちにしています。そんなファンの皆さんにメッセージをお願いします。

サンドゥル:こんなご時世ですが、今も僕たちのことを気にかけてくれている日本のBANAのみなさんに、本当に心から感謝しています。今はコロナの影響で、ファンミーティングをはじめ、いろんな予定がなくなってしまっていますが、できる限りオンラインなどを使って、もしくはテレビなどのメディアで、または音楽で、みなさんにご挨拶できるようにがんばります。僕もゴンチャンもこれからもがんばっていきます。今回のアルバムもたくさん愛してください! そうだ、ゴンチャンが今ドラマ「恋愛は面倒くさいけど寂しいのはイヤ」の撮影をしていて、8月から放送がスタートするので、こちらもぜひよろしくお願いします。

取材:尹秀姫 / 撮影:SHIM KYUTAI

■リリース情報
「My Little Thought(考えの家)Ep.01」
好評発売中

【収録曲】
01. 夏の日 夏の夜(Summer day summer night)
02. 手紙(Letter)
03. 小さな箱(Smile Box)
04. 怠け者の僕(Lazy me)
05. ありがとう(Thank you)

【仕様】
フォトブック
ブックマーク(3種のうちランダム1種)
[抽選封入]※必ずしも封入されているものではありません。
手書き風カード(100種中ランダムで1枚が抽選封入)
ポラロイド(300種中ランダムで1枚が抽選封入)

■関連サイト
B1A4日本公式サイト:https://b1a4fc.jp/

記者 : Kstyle編集部