パク・ボヨン&イム・ドンヒョク「第16回堤川国際音楽映画祭」広報大使に任命

OSEN |

写真=「堤川国際音楽映画祭」
女優パク・ボヨンと世界的ピアニストイム・ドンヒョクが、「第16回堤川(チェチョン)国際音楽映画祭」の広報大使に任命された。

堤川国際音楽映画祭は、映画への出演はもちろん、映画OST(劇中歌)にも参加するなど、音楽的な才能を見せてきたパク・ボヨンと、クラシック界のスターであるピアニストイム・ドンヒョクを広報大使に任命し、世界的な音楽映画祭として跳躍する土台を設けた。

ブゾーニ、浜松、ロン=ティボーコンクールなどで入賞し、彗星のように現れたイム・ドンヒョクは、その後、エリザベート王妃コンクール、ショパンコンクール、チャイコフスキーコンクールなど、世界3大コンクールを席巻し、世界的な注目を浴びた。

EMIとタッグを組んで発売したデビューアルバムは、ゴールドディアパソン賞を受賞し、続いて発売した2ndアルバムではフランスのショック賞を受賞、世界中の評論家から絶賛をされた。また、NHKオーケストラ、フランス国立オーケストラ、サンクトペテルブルク・フィルハーモニック、BBCシンフォニーなど、世界トップのオーケストラと協演し、名実共に世界的な奏者に仲間入りした。

パク・ボヨンは、2008年に映画「うちの学校のET」でスクリーンデビューし、820万人の観客を動員した映画「過速スキャンダル」で、「第45回百想(ペクサン)芸術大賞」を含む多数の賞で新人演技賞を獲得、忠武路(チュンムロ:韓国映画の代名詞)の期待株になった。2013年には映画「私のオオカミ少年」で「第50回大鐘賞映画祭」助演女優賞、2014年には映画「京城学校:消えた少女たち」で「第36回青龍映画賞」人気スター賞を受賞し、2018年には映画「あなたの結婚式」を通じて、“ラブコメディクイーン”としての魅力がスクリーンでも通じることを証明した。

パク・ボヨンとイム・ドンヒョクの次の活動の場は、堤川国際音楽映画祭だ。アジア唯一の国際音楽映画祭として、新型コロナウイルスによる世界的な苦しみに共感し、映画と音楽で励ましたいという趣旨で開催される。

堤川国際音楽映画祭は、毎年、映画と音楽を愛する俳優を広報大使として委嘱し、ムードを盛り上げてきたが、今年は大変な状況にある人々を励まし、崩れた日常を再生させようという方向性で、広報大使を検討してきた。韓国の国民から愛されてきた女優パク・ボヨンと、演奏するたびに全世界が注目するピアニストイム・ドンヒョクを広報大使に選定した理由も、このような理由からだ。より一層大きな声、国際的な影響力を持つ広報大使を通じて、国際音楽映画祭として人々を励まし、日常への復帰を願うものとなっている。

パク・ボヨンとイム・ドンヒョクは、8月13日に始まる「第16回堤川国際音楽映画祭」開幕式で、広報大使に任命された心境を語る予定だ。開幕を告げるイム・ドンヒョクのピアノ演奏も予定されている。イム・ドンヒョクはこの日のために、今回の映画祭の趣旨に合う曲を選ぶなど、公演の準備に取り組んでいるという。

今年で16回目を迎える堤川国際音楽映画祭は、市民と観覧客の安全を考慮して、非対面映画祭へと切り替え、オンラインで開催される。開幕式は、NAVERのライブ映像配信アプリ「V LIVE」と公式YouTubeチャンネルで観ることができ、開幕作などの上映作は「wavve」を通じて観覧することができる。

記者 : ソン・ミギョン