「白頭山」ハ・ジョンウ、3年ぶりにパニック映画に出演…臨場感あふれる演技に期待

OSEN |

写真=「白頭山」スチールカット
俳優ハ・ジョンウが「テロ,ライブ」「トンネル」に続き、今年は映画「白頭山」で観客の心を掴むことができるのだろうか。

韓国を揺るがした漢江(ハンガン)麻浦(マポ)大橋爆弾テロ事件を題材にした映画「テロ,ライブ」で、テロ犯の脅迫を受けるニュースキャスターユン・ヨンファ役を演じたハ・ジョンウは、一人でテロ犯と死闘を繰り広げ、感情の極限を行き来する心理を繊細に表現し、観客動員数558万人を記録する大ヒットの火付け役となった。

また、2016年に韓国で公開された映画「トンネル」では、崩れ落ちたトンネルの中に閉じ込められた男性ジョンスに扮し、家族のもとへ生きて帰ろうと奮闘する男性の熾烈な生存記を多彩な感情の演技で表現し、観客712万人を動員し、人気を博した。

このように災難に見舞われた人物を優れた演技力で披露して、観客から愛されてきたハ・ジョンウが、3年ぶりに「白頭山」を通じてもう一度印象深い演技で観客を魅了すると見られる。

「白頭山」は韓国と北朝鮮両方を飲み込んでしまう白頭山の最後の噴火を防がなければならない人々の物語を描いた映画だ。

ハ・ジョンウは、この映画で除隊を控えた中で、ミサイル解体を担当する技術者として北朝鮮に行くが、予期せぬ事故で皆の運命がかかった秘密作戦をリードすることになったEODの大尉チョ・インチャン役を演じる。戦闘経験はないが、ソウルにいる家族のもとへ戻るため、必死の覚悟で作戦を実行しようとするチョ・インチャンを演じるハ・ジョンウは、一触即発の状況での切迫感を維持しながらも特有のカリスマ性とユーモアを行き来する演技でストーリーを引っ張っていく予定だ。

ハ・ジョンウは「『テロ,ライブ』と『トンネル』は災難の状況で一人だったが、『白頭山』は皆で災難を防ぐため力を合わせる物語だ。なのでより心強かった」と伝え、共演俳優との阿吽の呼吸への期待を高めた。

3年ぶりにパニック映画で戻ってきたハ・ジョンウの深みのある演技が確認できる映画「白頭山」は、これまで見たことのない新しいタイプのパニック映画で、12月の映画界を盛り上げると見られる。韓国で12月に公開予定だ。

記者 : キム・ボラ