「ディヴァイン・フューリー/使者」アン・ソンギ“怖い映画は苦手…他の作品と比べたかったが見れなかった”

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写真=ロッテエンターテインメント
俳優アン・ソンギが映画「ディヴァイン・フューリー/使者」の撮影中に筋肉を隠さなければいけなかったエピソードを公開した。

最近、ソウル三清洞(サムチョンドン)の某カフェでアン・ソンギは記者たちと会い、「監督が僕に『体が立派だ』と言い、『筋肉を隠してください』と言いました」と明かした。

アン・ソンギは「シナリオを初めて見た時、この人物は専門的に悪魔祓いをする人なので、きっと運動量もあると思いました。きっと喧嘩も強いだろうと思いました」と話を始めた。

アン・ソンギは「悪霊にとりつかれている人との聖堂のシーンで、武術監督に『僕がその人を制圧するのはどうか』と提案したけれど、僕はやられる人だと言われました。助けるのはパク・ソジュンだとか」とつけ加え、笑いを誘った。

また「ノースリーブ姿で鏡を見るシーンがありますが、監督が『体が立派すぎる』と言いました」とし、「『筋肉を隠してください』と言われ、体を丸めて撮影しました」と打ち明けた。

「ディヴァイン・フューリー/使者」で悪魔祓い専門の司祭、アン神父役を務めたアン・ソンギ。彼は他の映画の悪魔祓い専門の司祭と比べてみたかったという。

しかし、他の映画を見ることはできなかった。アン・ソンギは「僕は怖い映画が苦手です。比べたかったけれど、できなかったです」と言い、爆笑させた。

アン・ソンギは「僕は他の映画とは違う感じで演じようと思いましたけど、比べることができないので、ただ戦うように演じました。他の映画で、そんな感じの司祭はいなかったと言われて安心しました」と伝えた。

また「悪魔祓いの儀式が登場する作品は何も見られなかったです。幼い頃、『吸血鬼ドラキュラ(原題:Dracula)』という作品がありました。その主人公は夜になると棺の蓋を開けて出てきて、その雰囲気が本当に怖くてそれが未だに長引いている感じです」と付け加えた。

アン・ソンギは「怖いシーンを見ることができません。家でも怖いシーンが出ると目をつぶってしまいます。けれど、僕が出演した映画は大丈夫です。『ディヴァイン・フューリー/使者』は怖くなかったです」と話した。

「ディヴァイン・フューリー/使者」でビールを飲みながら会話をするシーンがある。そのシーンで顔が少し赤くなったのは、メイクではなかった。

アン・ソンギは「顔を赤くするために、僕がお酒を飲みました。メイクではありません。僕はお酒を少しでも飲んだら顔が赤くなる方なので、ビール1~2杯を飲んでわざと顔を赤くして演じました」と話した。

「そのおかげか、本当に違和感がなかった」という記者の言葉に、アン・ソンギも「演出そのものも、ディレクションを強いたのではなく、ラフな感じだったので、感情にも余裕があったと思います」と頷いた。

また「劇中でアン神父とヨンフ(パク・ソジュン)が親しくなって、感性的に近づくのが目的のシーンでした。とても時間もかけたシーンですし、そのシーンを見ると、その後二人が出動して事件が展開されることに期待できると思います」と紹介した。

「ディヴァイン・フューリー/使者」は格闘技のチャンピオンのヨンフ(パク・ソジュン)がエクソシストのアン神父(アン・ソンギ)に出会って展開されるストーリーを描いた作品だ。

記者 : キム・ギョンジュ