チャン・ドンゴン&リュ・スンリョン主演「7年の夜」鳥肌が立つような制作記映像公開

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写真=CJエンターテインメント
1000万人を動員した映画「王になった男」のチュ・チャンミン監督の次期作であり、リュ・スンリョン、チャン・ドンゴン、ソン・セビョク、コ・ギョンピョの爆発的な演技相乗効果で期待を集める映画「7年の夜」が「6ヶ月、189日間の記録」映像を初公開して注目を集めている。

「7年の夜」(監督:チュ・チャンミン、制作:ポルックス・ピクチャーズ、配給:CJエンターテインメント) は、セリョン号で起こった、偶発的な殺人事件、一瞬の過ちで全てを失った男ヒョンス(リュ・スンリョン) と、それによって一人の娘を失い、復讐を計画した男ヨンジェ(チャン・ドンゴン) の7年前の真実、そして7年後、終わっていないストーリーを描いた映画だ。

今回公開された制作記の映像は、6ヶ月間のロケーション、189日間の撮影、2年余りのポストプロダクション作業(撮影後の作業の総称)を通じて完成された「7年の夜」の熾烈な制作過程を原作者、監督と俳優、制作陣のコメントを盛り込んで、人々の注目を集中させる。

原作者チョン・ユジョン作家は「運命の暴力性と直面した人間の物語で、取り返しのつかないことをした男が何するのかを一度書いてみたかった」と物語の始まりを伝えた。

演出を引き受けたチュ・チャンミン監督は、「原作の中でも溶け込んでいる事実と真実の間の『しかし』の物語を表現したかった」と明らかにした。

続いて、一瞬の誤った選択でキラーになった男チェ・ヒョンス役を引き受けたリュ・スンリョンは、「そのような状況に直面した場合どうだろうかと監督と多くの話を交わし、罪悪感と恐怖、そして父性愛などの感情の変化を表現することに最も主眼を置いた」と伝えた。

娘を失って残酷な復讐を夢見る男オ・ヨンジェ役のチャン・ドンゴンは、「善と悪が裏返しになり、悪人が被害者になって加害者である善を追うアイロニー」を視聴ポイントに挙げ、単純な性悪説を超え、より深みのあるメッセージを伝えることを予告した。

一方、「原作から魅力を感じたことの一つは空間であり、その魅力を映画の中にうまく溶かし出そうと努力をした」というチュ・チャンミン監督の言葉のように、「7年の夜」は、原作で精巧に描写されている想像中のセリョン村をスクリーン上に実現するために、10ヶ月という長期間に渡り全国各地でののロケーションを進めた。

「7年の夜」の制作陣は、全国各地を一つの空間のように見えるようにして、リアリティをもって実現することが最も重要だったと明らかにして、映画の完成度を高めるための彼らの情熱と熾烈な努力を推測させる。

公開された映像には、ダムや湖、森林、葦原などを行き来したロケ撮影現場と、実際の水の中に建てられた水中の村のセットまで含まれており、「7年の夜」だけの雰囲気を倍増させる素晴らしい見どころを予告している。

3月28日に韓国で公開される。

記者 : クァク・ミョンドン