シン・ドンヨプ監督“チェ・スンシルゲート”を題材にした映画「ゲート」の制作を発表…来年2月クランクイン

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写真=マイデイリー DB
映画「治外法権」「対決」のシン・ドンヨプ監督が次期作として“チェ・スンシルゲート”を題材にした映画を本格的に制作すると明かした。

「ゲート」(監督:シン・ドンヨプ、制作:トルカンパニー) は、秘線実勢(隠れた実際の勢力) を捜査していた将来有望なエリート検事が、謎の交通事故に遭って記憶を失った後、町はずれの家族と共に事件と事故を経験し続け、愉快な復讐に乗り出す内容を描いた映画だ。映画は現在、韓国で話題になっている秘線実勢たちの国政壟断事態を批判する内容で、アクションとコミカル、そして家族愛を描いたブラックコメディになる予定だ。

最近シン・ドンヨプ監督は、昨年公開した「治外法権」がチェ・スンシルゲートを連想させるようなストーリーを盛り込んでいることで再び注目を浴びた。イム・チャンジョン、チェ・ダニエル主演の「治外法権」は、二人の変わった刑事が最悪の犯罪組織を捕まえるという内容だが、エセ宗教家が国政統治の影の役割を果たすという内容を含んでいる。

当初、シン監督は「治外法権」で共同作業したイム・チャンジョンと共に、日本統治時代に日本が略奪した金を見つける宝探しのストーリーを描く「公務遂行:金の百合作戦の秘密」を次期作として制作しようとしたが、映画よりも映画みたいな現実を見て、今回の事態を風刺した映画「ゲート」を次期作として制作することにした。

シン・ドンヨプ監督は2004年にハ・ジウォン、キム・ジェウォン主演のハツラツとした新世代映画「愛しのサガジ」でデビューした以来「膺懲者」「治外法権」「対決」など社会を風刺するアクションコメディジャンルの映画で本人ならではの色を作ってきた。「ゲート」も韓国社会で問題になっている事件を風刺し、一歩進んだ彼ならではの映画世界を続けていく予定だ。

「ゲート」は2017年2月にクランクインする予定だ。

記者 : シン・ソウォン