【映画初主演 Vol.2】「俳優は俳優だ」MBLAQ イ・ジュン“役に近づくために自分をいじめ抜いた”

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これで自分の映画が出来た!

生まれて初めて「これは自分の映画だ」と言える作品に出会えた人たちがいる。子役の衣を脱ぎ成人俳優へのエリートコースを進んでいるヨ・ジング、音楽からスクリーンへと舞台を移したMBLAQのイ・ジュン、ソ・イングク、2PMのテギョンがその主人公だ。期待と懸念、関心と心配が集中している彼らに会った。今年の下半期、スクリーンで羽ばたく彼らの真価が気になる。

「俳優は俳優だ」 イ・ジュン

監督
シン・ヨンシク

ジャンル/韓国での公開日
ドラマ/10月24日

Movie
キム・ギドク監督が脚本と制作を手がけた「俳優は俳優だ」は、狂ったように人気を欲しがり、最高の人気を味わった瞬間を止められない俳優の裏話を描いた作品だ。「映画は映画だ」に続き、演技と現実の境を行き来するユニークな構成で、撮影現場の裏で起こるエピソードが視線を引き付ける。

Character
演劇舞台を転々としながら下っ端の人生を生きていた端役俳優から一瞬にしてトップスターになったオ・ヨン。今回の映画で生まれて初めての主演を務めるイ・ジュンは、大胆な濡れ場まで披露して、俳優としての地位を固める見込みだ。

―映画に初めて主演を務めた感想は?

イ・ジュン:初めてだったので足りない部分も多かったが、映画を撮影しながら経験した感情と経験が、これからの人生において大いに役立つと思う。

―キャラクターのために準備したり、努力した部分を挙げるとすれば?

イ・ジュン:直接経験できること(あるいはすでに経験していること)、またはそれができなければ間接的に経験したことを想像したり、過去の記憶を思い浮かべてオ・ヨンになろうと努力した。オ・ヨンのように苦しくも過ごしたし、自分をいじめ続けたりもした。そうして初めて、少しだけオ・ヨンに近づけるような気がしたからだ。

―今回の作品を通じて学んだことは?

イ・ジュン:まずは、普段なかなかお会いすることのできない先輩たちと一緒に撮影ができて、多くの助言をいただくことができたのが最大の学びであり、チャンスだったと思う。その助言を通じて、映画と演技についてさらに深く考えることができて、心のこもった演技ができたと思う。

―記憶に残る特別なエピソードは?

イ・ジュン:何回も話したようだが……この映画に必ず必要だと言われて撮影したベッドシーンだ(笑) 思っていたよりも長時間にわたって撮影をした後、まるで自分の魂が抜けたような感じがした。

―最も期待しているシーンは?

イ・ジュン:エンディングシーンだ。自分が参加した映画ではあるが、最後のシーンがどのように描かれ、どのように仕上がっているか、自分としても非常に期待している。

―「俳優は俳優だ」は自分にとってどのような映画?

イ・ジュン:「俳優は俳優だ」は、僕の人生で最大の活力源となってくれた映画だ。何か新しいことに挑戦する、心地よい経験をさせてくれた映画なので、撮影する間ずっと楽しかったし幸せだった。そのような気持ちを、観客の方々にも感じて欲しい。

―【リレー】普段から自分が思う、俳優ソ・イングクとは?

イ・ジュン:ソ・イングクさんは声が魅力的だ。そして、歌手だけでなく役者が持つべき基本条件を全て備えていると思う。また、様々なキャラクターを演じることのできる多くの長所を持っているようで、個人的には非常に羨ましいと思っている。

記者 : チョ・ヨンギョン、写真 : イ・ジェハ、SHOWBOX、NEW、9ersエンターテインメント、Cinusエンターテインメント