Vol.2 ― 「風と共に去りぬ」オ・ジホ“僕の人生の名作と言われる代表作を残したい”

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俳優オ・ジホは大ヒットドラマ「ファンタスティック・カップル」と「チュノ~推奴~」を通じて俳優としての存在感を放った。「ファンタスティック・カップル」でハン・イェスルと共演し、ロマンティックコメディとは何なのかを見せてくれた。さらに「チュノ~推奴~」では、チャン・ヒョクと共にカリスマ性溢れる姿を披露して“野獣系俳優”として注目を集めた。

そんな彼が映画「風と共に去りぬ」(監督:キム・ジュホ)で映画界を占領する見込みである。朝鮮一の武士ドンスに扮し、まっすぐな人物だが、どこか抜けてるキャラクターで女心を揺さぶる予定である。

今回の映画で彼は西氷庫(ソビンゴ:氷を保存した倉庫)を盗み出すために集まった各分野の専門家の一人として出演する。多数の主人公が登場するため、ドラマの主人公の役割と役の重要度は異なる。

彼は「どんな役であれ、あまり気にせずに演じるタイプだ。僕が作品に迷惑をかけず、僕の存在感を放てる役なら僕は演じる」と言いつつ「将来に向けた準備だと思う。もちろん演じてみたい役もある。『僕の人生に問題が起きない』『僕のキャリアに傷が付かない』と思ったらどんな役でも演じる方だ。映画『風と共に去りぬ』のシナリオをいただいたときも登場人物とのバランスがとても良かった。氷を使って視覚的に涼しさを感じさせることができれば面白そうだと思って出演を決めた」と語った。

映画「風と共に去りぬ」は彼にとっても特別な作品である。これまで映画「寵愛」「ソウルウェディング 花嫁はギャングスター3」「第7鉱区」などに出演したが、演技力と興行成績、両方を掴んだとはとても言えない。

彼は「ドラマは序盤で注目を集めなくても第20話まであるから、挽回できるが、映画は1時間30分ですべてを見せなければならない。それが大変だった」と回想した。

映画「風と共に去りぬ」は俳優オ・ジホの新しい挑戦である。また彼は同作品を通じて共演した優れた俳優たちを見て映画ではどう演じればいいかについて改めて考えることができた。さらに彼が積み重ねてきたキャリアが加わり、映画を通じて新しい姿を披露する準備を整えた。

彼は「ドラマ『チュノ~推奴~』で見せたように、1時間30分という限られた時間内に強烈なイメージを披露できる役を演じてみたい。ホラー映画もいいし、ドラマ『チュノ~推奴~』のような正劇(シリアスで深みのある内容を扱った作品)にも出演したい。僕の中の才能とルックスを生かして演じられる作品に出演してみたい」と語った。

続いて彼は「悪役でも助演でもいい。映画『アジョシ』のウォンビンさんのような役も演じてみたい。今はコミカルな演技をお見せしているが、これからは俳優として多くの観客の印象に残る作品に出演する時期だと思う。僕の人生の名作と言われる代表作を残したい」と付け加えた。

彼は女優ハ・ジウォンと共演してみたいとも語った。女性としてのハ・ジウォンではなく、女優ハ・ジウォンとしてのハ・ジウォンと共演してみたいという。あるテレビ番組に出演してうっかり『好きです』と告白してしまったが、理想のタイプというよりは女優ハ・ジウォンに魅了されているのだった。

彼は「映画『第7鉱区』の撮影当時、ハ・ジウォンさんを見て本当にいい女優だなと思った。この女優ならロマンティックコメディでも何でもいいから共演してみたいと思った」と、女優ハ・ジウォンとの共演を願う気持ちを伝えた。

記者 : キム・ミリ、写真:ハン・ヒョクスン