2PM ニックン、飲酒事故から合意までの8日間

OSEN |

所属事務所の食事会でビール2杯を飲み、飲酒運転の事故を起こした2PMのニックンが交通事故相手と円満に合意した。事故の発生から合意までは8日かかった。

ニックンは、24日に飲酒運転で交通事故を起こし、所属事務所は迅速にその事実を認め、本人も謝罪して暫定的な活動中止を宣言した。ニックンは、事故から8日で交通事故相手と合意し、事件を一段落させた。しかし、彼の自粛は続く予定であり、2PMの様々な活動の暫定中止には変わりがない。ニックンの交通事故から合意に至るまでの8日間を振り返った。

24日夜…飲酒運転事故、所属事務所の迅速な事実認定

ニックンは、7月24日の夜2時30分頃、JYPエンターテインメント(以下JYP)所属の歌手たちと公演の練習を終え、食事の場でビール2杯を飲んだ。そして宿舎に帰る途中にバイクと衝突事故を起こした。当時ニックンの血中アルコール濃度は0.056%で、免許停止処分を受けた。

所属事務所JYPは、交通事故があった4時間後の6時頃、公式報道資料を通じて飲酒運転事故を迅速に認めた。JYP側は「本人はもちろん、事務所側も不注意であったことを認め、謝罪する。今後必要な調査があれば、誠実に臨む。改めて謝罪申し上げる」と謝罪した。

26日…ニックンの公開謝罪

ニックンは事故2日後の26日、自身のTwitterに「私の無責任な行動により怪我をされた方やそのご家族、韓国の方々、ファンの方々、JYPの家族とスタッフの皆さん、2PMのメンバー、そしてこのような状況に影響を受けたすべての方々に謝罪するためにこの文章を書きます」と謝罪のコメントを掲載した。

続いて彼は「私は、私に愛と応援をくださる方々を裏切りました。二度と同じ過ちを繰り返さないために、自分の行動や自分自身ついて再考する必要があると思いました。非常に多くの方々を失望させたことを本当に恥ずかしく思っています。本当に申し訳ございません」と改めて謝罪した。

26日…ニックン活動の暫定中止を宣言

ニックンがTwitterで謝罪した後、JYPは同日報道資料を通じて「ニックンは5年間、身に余る声援を送って下さった方々や、自身を家族のように大切にしてくださった韓国でこのような過ちを犯したことに対して、深く謝罪の言葉を申し上げたいと話し、自身を振り返る自粛の時間を持った後、新しい気持ちでファンの皆さんや韓国の皆さんの前に立ちたいという意志を伝えてきました」とし、ニックンの暫定的な活動中止を宣言した。

続いて「JYPはニックンの意見を尊重し、8月に予定されている『JYP NATION』の韓国および日本公演とJYP Fan's Dayにもニックンは参加しないことを決めました。また、今後のスケジュールは調整しており、すでに契約が締結されているスケジュールについては、契約相手に損害を与えない範囲で最善を尽くして協議して参ります」と伝えた。

最後に、JYPは「所属アーティストと関連し、このような事件が発生した点について深くお詫び申し上げます。事務所レベルでも、このようなことが再発しないよう、さらに努力を傾けて参ります」ともう一度謝罪した。

31日…交通事故相手と円満に合意

交通事故から8日経った7月31日、ニックンは交通事故相手のバイク運転者と合意を終えた。合意の後も、ニックンは警察で追加の調査があれば誠実に臨みたいという姿勢を示している。

所属事務所JYPのある関係者は2日、OSENとのインタビューで「事件後にニックンが自粛している。8月4日に予定されている『JYP NATION』の公演および他の公式スケジュールに参加しないという決定にも変わりはない」とし、暫定的な活動中止に変更がないことを明らかにした。

この関係者は続いて「韓国および日本での活動を延期している状況だが、既に契約が締結されているスケジュールに限り、契約相手が被害を被らない範囲内で協議する予定だ」と付け加えた。

記者 : ファン・ミヒョン