映画「怖い話」が、これまで未公開であった強烈なインパクトの写真を公開して話題になっている。

「怖い話」は、言語障害を持つ殺人鬼に拉致された女子高生が、生き延びるために自身が知っている最も怖い話を聞かせる内容を盛り込んだオムニバス形式のホラー映画だ。観客の口コミによって、継続的に好調な興行を見せている中、19禁の未公開写真を公開し、暑さに疲れている観客たちに、ものすごい恐怖を与えている。

「太陽と月」姉と弟を恐怖に震えさせた存在

「怖い話」の1番目のエピソードである「太陽と月」は、空き家に残された姉と弟が経験する極限の恐怖を描いた作品だ。

特に、「太陽と月」で最大の恐怖にさらされる空間は地下室だ。漆喰壁の薄黒い染みから、今すぐでも何かが飛び出そうなぎょっとした感じを与える中、血まみれの服装で、長い髪を前のほうに垂れ下げたまま、徐々に歩いて来る死んだ者のビジュアルが強烈な恐怖を与える。

「恐怖飛行機」連続殺人鬼まで怯えさせた彼女

イム・デウン監督の「恐怖飛行機」は、狭い飛行機の中で連続殺人鬼と二人っきりになったスチュワーデスのストーリーを描いた作品だ。

特に、連続殺人鬼のパク・ドゥホ(チン・テヒョン)によって殺害されたスチュワーデス(チェ・ミヨン)の姿は、観客たちをぞっとさせた。垂れ下がった髪の毛、青白い顔、血まみれのブラウスなどのおぞましい姿で登場し、観客を恐怖に震えさせた。

「コンチとパッチ」真っ白なウェディングドレスと真っ赤な血の組み合わせ

ホン・ジヨン監督の「コンチとパッチ」は、ある男性をめぐった姉妹の残酷なストーリーを描いた作品であり、コンジ役を演じたチョン・ウンチェの顔は観客たちに恐怖を与える。

映画上映バージョンからは削除されていたシーンの未公開写真では、血まみれのコンジの顔と、焦点を失っているような彼女の目つきが観客を圧倒しており、真っ赤な血と真っ白なウェディングドレスのコントラストが、恐怖を最大化させる。

「アンビュランス」ハイクオリティのゾンビビジュアル

キム・ゴク、キム・ソン監督のユニークな想像力から生まれた、韓国式のハイクオリティのゾンビ映画「アンビュランス」は、既存の韓国の映画では見られなかった、強烈なゾンビが登場し、観客を虜にしている。

「アンビュランス」は、心血を注いだ特殊扮装から生まれた、リアルなゾンビビジュアルで、観客たちに想像を絶する恐怖を与える。

「怖い話」は韓国で25日の公開以来、好調な興行成績を出している。