JYJ ユチョン「屋根部屋のプリンス」で俳優になった

OSEN |

JYJのユチョンの“演技力ポテンシャル(潜在力)”が爆発したようだ。

SBS水木ドラマ「屋根部屋のプリンス」に出演しているユチョンが多様な演技を披露して視聴者から好評を得ている。

現在「屋根部屋のプリンス」でユチョンはイ・ガク役を熱演している。イ・ガクは300年前の、朝鮮時代の皇太子である。イ・ガクは状況に応じて、過去の語り口と現在の語り口を行き来して笑いを誘っている。

自身と親しいパク・ハ(ハン・ジミン)や腹心3人(イ・ミノ、チョン・ソグォン、チェ・ウシク)の前では堅苦しい言葉遣いをし、その他の人の前では現代のヨン・テヨンとして生きて行かなければならないので「王様の語り口」を捨てて「現代のソウル語」を身につけようと努力する様子も大きな笑いを与えている。お笑い番組で地方出身の人がソウルの言葉を上手に話すふりをする姿を見ているようである。

言葉だけではない。ユチョンのコミカルな演技で意外な姿も発見した。“朝鮮から現代に来た皇太子”という状況を完璧に演じている。

自分が現代に来たことを知らず、昌徳宮(チャンドックン)敦化門(昌徳宮の正門)に行って、「早く扉を開けろ」と怒鳴り警察に逮捕される姿、パク・ハの家で初めてオムライスを見てガツガツ食べる姿、甘いものが好きだと言いながら乳酸飲料をがむしゃらに飲む姿は十分に笑わせるシーンだった。

一方で、恋愛ストーリーも徐々に進み始め、ユチョンの恋愛の演技もドラマに緊張感を与え始めている。過去に自身の皇太子妃が転生したセナ(チョン・ユミ)を見て自分の女にするために努力する。パク・ハが気に入っていたブレスレットを買ってこっそりセナにプレゼントをするなど“朝鮮版プロポーズ”でセナの心をくすぐったりもする。

また、アメリカに行こうとするパク・ハを止めるために、普段熱帯の海や椰子の木が好きなパク・ハのために熱帯の海の絵を買い、空港に向かうバスを止めてその中に座っていたパク・ハに「熱帯の海を手に入れた。もう遠くまで行かなくてもいい」と言いながら、パク・ハの手をつないでバスから降りるなど、迫力ある姿も見せた。

ユチョンは、今回の「屋根部屋のプリンス」で、演技と人気両方で良い反応を得ている。ドラマ「トキメキ☆成均館スキャンダル」と「ミス・リプリー」を経て演技経験を積んでいるユチョンが、一層グレードアップされた演技で視聴者からの関心を集めている。「屋根部屋のプリンス」で、再評価されている彼の演技力に注目したい。

記者 : チャン・チャンファン