昨日は「王」の勝利だったが、「皇太子」も負けない

OhmyStar |

写真=SBS,MBC

SBS「屋根部屋のプリンス」好調のスタート9.8%… 1位はMBC「キング~Two Hearts」

SBSドラマ「屋根部屋のプリンス」はタイムスリップを題材にしているだけに、ストーリーは朝鮮時代と現代を行き来する独特な方式で構成されている。

皇太子のイ・ガク(パク・ユチョン)が愛する皇太子妃(チョン・ユミ)を失って嗚咽する時までも、重量感のある時代劇のトーンを保っていたが、皇太子が300年後の現代にタイムスリップしてきてからは、コメディに変わった。

「屋根部屋のプリンス」への期待は、皇太子と彼を助ける3人の腹心、ソン・マンボ(イ・ミノ)、ド・チサン(チェ・ウシク)、ウ・ヨンボク(チョン・ソグォン)が朝鮮時代の服装のまま屋根部屋で結跏趺坐(けっかふざ)しているシーンから高まっていく。これまでの背景の説明を終えて、タイムスリップしてきた彼らのドタバタ現代適応記が展開されると、本格的なストーリーが始まっていく。

また、過去に続き現在でも、妙に絡んだ関係から引き起こされる対立も見ものである。妹の代わりに皇太子妃になるためにプヨン(ハン・ジミン、子役:チョン・ミンソ)の顔にやけどを負わせた姉ファヨン(チョン・ユミ、子役:キム・ソヒョン)の悪縁は、現代になってからも異母姉妹の関係でつながる。

21日地上波3社で同時にスタートした水木ドラマのうち、トップの視聴率は、16.2%(AGBニールセン・メディアリサーチ全国基準、TNmS 19.3%)を記録したMBCの「The King 2hearts」だった。これは視聴率40%を超えた前作の「太陽を抱く月」の影響や、幅広い年代層から人気を得ているイ・スンギとハ・ジウォン二人への期待感が反映されたものと見られる。SBSの「屋根部屋のプリンス」は9.8%、KBS 2TVの「赤道の男」は7.7%でスタートした。

記者 : イ・ヒョンジン