「犬の声」イム・チェム、宝くじをめぐる事件に巻き込まれ…イ・スンジェが行動に出る【ネタバレあり】

OSEN |

※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。
写真=KBS 2TV「犬の声」放送画面キャプチャー
23日に韓国で放送されたKBS 2TV水木ドラマ「犬の音」第9話では、宝くじの当選金をめぐって起きた意味深な殺人事件に巻き込まれたイム・チェムのストーリーが緊張感を醸し出した。

第9話の放送は、巨済島(コジェド)のタコ屋の水槽の中のタコの動きに集中しながら宝くじの番号を書き留める3人、ヒョンギョン(チャン・ハナ)とジンジュ(コ・ユリ)、ブジャ(イ・ユミ)の姿で幕を開けた。何でも当てる“タコ菩薩”の能力を信じた3人の友人が、「当選したら絶対に三等分するんだよ」と浮かれている中、隅っこで1人でお酒を飲みながら息子と電話で話した後、つれない態度にひどく傷ついたイム・チェム(イム・チェム)の姿が描かれた。彼を気の毒に思った3人が慰めたが、「お金の前で友達も何もないんだ」と呟くイム・チェムの言葉は決定的な伏線となり、緊張感を高めた。

その後、衝撃的な事件が起こった。3人の友人が購入した宝くじが1位に当選し、喜びを分かち合っていた中、タコ屋の店長であるヒョンギョンが店内で無惨に殺害されてしまう。そのすぐ近くでジンジュも遺体で発見され、3人の友人のうち1人だけ生き残ったブジャが容疑者に指名された。警察は宝くじの当選金が殺害の動機ではないかと推測したが、決定的な手がかりとなる宝くじの当選用紙がどこかに消えてしまい、事件は迷宮入りした。

ソン・オクスク(ソン・オクスク)は、つれない息子夫婦の態度にいつも傷つくイム・チェムのために、ある策を練った。イム・チェムが宝くじ1位に当選したという嘘の情報を流し、彼らの態度を変えようとしたのだ。手のひらをひっくり返るように態度を変えたイム・チェムの息子夫婦を見ていたソン・オクスクは、彼らをけしからんと思い、イム・チェムは何も知らないまま、ただただ幸せそうだった。

その後、イム・チェムは上着のポケットに宝くじが入っているのを見つけて首をかしげ、数日前に道を歩く途中に飛んできた宝くじを無意識にポケットに入れたことを思い出した。また、息子夫婦の態度が変わったのが、宝くじの当選金のせいだと知り、失望を隠せなかった。しかし、イム・チェムは殺人事件の決定的な証拠である宝くじを持っていたということで、新たな参考人として警察の取り調べを受け、濡れ衣を着せられそうになった同僚のために再びイ・スンジェ(イ・スンジェ)が行動に出た。

イ・スンジェとソフィー、そして巡査のホン・チョウォン(元MOMOLAND ヨンウ)は、亡くなったジンジュが生前に飼っていた愛犬ボクシルを探して、アニマルシェルターを訪れた。ボクシルの体に取り付けられていたペットカメラとそのメモリーカードが決定的な手がかりになると判断し、必死に探し求めていたメモリーカードがボクシルの糞の中から発見されるシーンは爆笑を誘った。

拾ったメモリーカードの中のペットカメラ映像には、犯人の正体と事件の全容が収められていた。亡くなったジンジュが宝くじを盗もうとしたところをヒョンギョンにバレて、慌てて冷凍タコで彼女を殴り殺害するシーンがそのまま映っていたのだ。殺人を犯し、慌てて逃げていたジンジュは階段で転落死し、その時、風に飛ばされた宝くじがイム・チェムの手に入ったことが判明し、事件のすべての謎が解けた。

イム・チェムの宝くじ当選がハプニングに終わった後、息子夫婦は俗物のように行動した自分たちの行動を振り返り、心から謝罪した。イム・チェムは失望感に包まれ、親子関係も以前のようにぎこちなくなるところだった。しかし、心の底から反省した息子は、イム・チェムのためにサプライズイベントを準備するなど、以前とは大きく変わった態度で、切っても切れない家族の絆が描かれた。

記者 : チャン・ウヨン