「私のヘリへ」イ・ジヌク&シン・ヘソン、お互いの気持に気づく【ネタバレあり】

OSEN |

※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。
写真=放送画面キャプチャー
韓国で22日に放送されたgenie TVオリジナル「私のヘリへ」で、チュ・ウノ(シン・ヘソン)とチョン・ヒョノ(イ・ジヌク)がお互いの気持ちを確認し、激しいキスをした。

恋人のチョン・ヒョノが唯一の幸せだった時に、彼に結婚の話をしたら突然彼に別れを告げられたチュ・ウノは、職場でも必然的に彼に会わなければならず、大変な思いをしていた。そんな中、10年前に行方不明になっていた妹のチュ・ヘリ(キム・シウン)のことをふと思い出した。

いつも幸せだった妹を思い出し、彼女のように生きてみることにしたチュ・ウノ。妹のチュ・ヘリになって、彼女が憧れていた駐車場精算の仕事を始めたが、またいつの間にか妹のことも駐車場も忘れて、ただアナウンサーとして、暗いチュ・ウノとしての人生を生きていた。

解離性同一性障害だったことは、後になってわかった。チュ・ウノの“偽装チュ・ヘリ”は、徐々に“人格チュ・ヘリ”になってメディアNソウルの駐車場で働き、カン・ジュヨン(カン・フン)との恋愛もしながら幸せに暮らした。彼女を正体を知ったカン・ジュヨンは「チュ・ウノさん、あなたがこの体の持ち主であっても、僕に譲ってください。あなたは不幸だけど、僕は幸せだから」と言うほど、彼女のことが好きになった。

一方でオンエア中にパニック発作が起きたチュ・ウノをチョン・ヒョノが優しく慰めた。しかし、彼が結婚すると聞き、彼女は挫折する。そしてチュ・ウノに寄せられたチュ・ヘリからの手紙には「あなたは幸せになることさえも失敗した。もう私が出る番だ。私、チュ・ヘリが」と書かれていた。

チュ・ウノは、チュ・ヘリが最後に目撃されたキイ森を訪れ、自身は決してチュ・ヘリになれないことを悟る。そしてチョン・ヒョノに手を引かれてソウルに戻ってきたチュ・ウノの前にカン・ジュヨンが現れた。

チュ・ウノへの愛を告白するカン・ジュヨンに、チュ・ウノは「私はどうやってもヘリにななれない」と言った。もう世の中にチュ・ヘリは存在しないという彼女に、カン・ジュヨンは自分の変わらない気持ちを語るが、チュ・ウノにとっても変わらず思いを寄せている相手はチョン・ヒョノだった。

社内で無視されているチュ・ウノにレポートをするチャンスを与え、彼女の正午のニュースのために自身のプライムタイムの9時のニュースを譲り、いつも彼女を優しく見守っていたチョン・ヒョノ。そしてチュ・ウノは、自身の幸せはチュ・ヘリではなくチュ・ウノとして得るべきだと悟り、自分自身で十分に幸せになれる資格があることを知った。

そしてお互いの気持ちに気づいたチュ・ウノとチョン・ヒョノのキスが、視聴者をときめかせ、残る2話で繰り広げられる2人の恋に注目が集まった。

記者 : キム・ジェドン