「タリミファミリー」クム・セロク、目の手術を諦める【ネタバレあり】

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※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。
写真=KBS 2TV「タリミファミリー」放送画面キャプチャー
「タリミファミリー」でクム・セロクが、家族の不仲のため、結局目の手術を諦めた。

13日に韓国で放送されたKBS 2TV週末ドラマ「タリミファミリー」第6話では、目の手術をしないと決心したイ・タリム(クム・セロク)が、兄のイ・ムリム(キム・ヒョンジュン)と姉のイ・チャリム(ヤン・ヘジ)のもとを訪れ、諦める意向を明かした。

視聴率は16.0%(全国世帯基準、ニールセン・コリア提供)で自己最高視聴率を更新し、韓国で日曜日に放送されたすべての番組の中で1位を獲得した。話題性の指標である20~40代の視聴率も3.2%(ニールセン・コリア)で、この日に放送されたドラマ全体で1位を記録し、人気を伸ばしていった。特に、タリムがチャ・テウン(チェ・テジュン)に水を掛けるシーンは瞬間最高視聴率17.2%まで跳ね上がり、視聴者に強烈な印象を残した。この日の放送で、タリムは自分の目の手術費のため怒ったムリムとチャリムの胸の痛むような言葉を思い出した。そして悩んだ末に決心したように、母親のコ・ボンヒ(パク・チヨン)のバッグの中をさぐり、ムリムの義母からもらったお金を取り出した。それを見たボンヒは、急いでタリムの前に立ちはだかり、視聴者の心を痛めた。

ボンヒからお金の封筒を取り上げたタリムは、ムリムが働く警察署に向かい、封筒を差し出した。また、ムリムに「兄さんの言う通り、私は闇の中で暮らすことに慣れているから、このまま生きていけばいい」と言った。

また、タリムは姉のチャリムのもとを訪れ、「家に入らなくていい。入らないで」とし、彼女の部屋の敷金を手術費に使わないと言った。30年間同じ部屋で一緒に暮らして、やっと独立したチャリムと、姉を理解しようとするタリムの寂しい姿は、視聴者に深い余韻を与えた。

一方、山で発見したお金の墓が頭の中を離れなかったアン・キルレ(キム・ヨンオク)とイ・マンドゥク(パク・インファン)は、亡くなった友人の弔問に行った葬儀場で驚くべき事実を知る。山に金を埋めていたヤン・キルスン(イ・ギュホ)の焼香台を発見したのだ。驚いた2人は、偶然葬儀場で出会ったムリムにキルスンの家族の有無と死因を尋ねた。

ペク・チヨン(キム・ヘウン)は100億(約10億円)を探すためにオ・ミンギ(カン・ドクジュン)が収監されている拘置所を訪ねたが、何の成果も得られずに帰ってきた。その後、ソ・ガンジュ(キム・ジョンヒョン)は眠れないというジヨンに、「読みながら眠くなったら寝るといい」とし、かつて自分が書いたシナリオを渡した。ジヨンはびっくりし、「お父さんにバレたらどうするの? こんなものを持ち歩くなんて。会社のお金でアメリカに研修に行って、お父さんには言わずに映画学校に通ったことがバレたら追い出されるよ」と言い、カンジュがチ・スンドン(シン・ヒョンジュン)に内緒で映画を専攻していたことが明らかになり、不安をつのらせた。

放送の終盤、お金の持ち主が亡くなったことを知ったキルレとマンドゥクは、キルスンが埋めたお金を持ってくることにした。キルレはマンドゥクと一緒に、嫁が大変な思いをしなくていいほどのお金だけ持ってこようと誓い、ウアク山に登った。しばらく歩いているうちに、マンドゥクが息を切らして苦しそうにし、彼が死ぬことを恐れたキルレの泣き叫ぶような衝撃的なエンディングとなった。

記者 : イ・ミンジ