ADOR、NewJeansの盗作疑惑について再びコメント「事実無根…HYBEの対応に疑問を感じる」
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写真=ADOR
ADORのミン・ヒジン代表が、NewJeansの盗作疑惑を否定した。本日(23日)、ADORは公式Instagramを通じて「NewJeansが無事にデビュー2周年を迎えることができ、感謝申し上げます。ADORの立場をまとめてお伝えします」という文章と共に、公式コメントを公開した。
ADORは「4月26日に発売された『Bubble Gum』のミュージックビデオから『Supernatural』の音楽活動まで、様々なことがあった3ヶ月の活動を終え、デビュー2周年を迎えてとても嬉しく思います。日韓での活動から東京ドームでのファンミーティングまで、多様なステージでファンに会い、深い愛を感じることができた時間でした。予想できない困難があった状況でも、すべてのスケジュールが問題なく進行するよう頑張ってくれたNewJeansのメンバーたちとスタッフ、サポートしてくださったたくさんの方々をはじめ、Bunnies(NewJeansのファン)の皆さんに、心から感謝申し上げます」と伝えた。
しかし、「このような喜びの中でも、マスコミやSNSなどを通じて、事実と異なる話が広がっていることを心配する声があることもよく理解しています。歪曲された事実を正すことも重要であるため、これに関する内容についてお伝えしたいと思います」と盗作疑惑に触れた。
先立って、NewJeansの新曲「Bubble Gum」が公開されると、イギリスのバンドShakatak(シャカタク)が1982年に発売した「EASIER SAID THAN DONE」を盗作したのではないかという疑惑が浮上した。ShakatakhaはHYBE、ADORなどに抗議文を送り、公式アカウントを通じて「パブリッシング会社であるWise Music Groupがこの事件を扱っている」とし、「音楽学者を雇用してこの問題をさらに詳しく調査した。引き続き内容を共有する」と発表した。
これについてADORは「4月26日、『Bubble Gum』のミュージックビデオが発表された後、5月20日、HYBEからShakatakが所属するイギリスのWise Music Groupの韓国代理を務めるEdition Koreaが送ってきたという類似性の問題提起を含むメールを受信しました。5月21日、『Bubble Gum』の作曲家たちは、Shakatak側が問題提起をする前、『EASIER SAID THAN DONE』を聞いたことがなかったため、無断で使用した事実もないと返信しました」と伝えた。
そして「このイシューがマスコミから注目され始めた5月13日は、HYBEとのトラブルが拡散されていた時であったため、本件が事の本質とは異なる方向で利用される可能性を考え、あらかじめ2人の著名な海外の音楽学者に専門的な分析を依頼しました。それから6月17日、Shakatak側の韓国の法律事務所から内容証明が届き、当社は6月21日、『すでにShakatakの曲を無断で使用したことがないと返信したので、無断使用であることを証明する分析レポートを提出することを要請する』という内容を正式に伝えたと説明しました」と経緯を説明。
ADORは「『Bubble Gum』と『EASIER SAID THAN DONE』はコード進行から異なり、bpmや全般的な曲の雰囲気や流れが異なります。特に本件について『無断使用』という言葉での問題提起は事実と全く異なり、単に短い小節のメロディー展開が類似しているだけだと判断しました。しかし、このメロディー展開は、『EASIER SAID THAN DONE』だけが使用したと主張することは困難です。『EASIER SAID THAN DONE』より前に発売された音楽から今まで、ジャンルを問わず、多くのポップソングでよく見られる形のメロディーであるためです」と伝えた。
写真=Newsen DB
そして「当社は盗作疑惑に強く反論し、これに対する追加の反論が必要であれば、主張する側が説得力のある分析レポートをもとに、再び議論してほしいと要請した状況です。楽曲の類似性のチェックにおいて、レポートの提出、あるいはそれに対する要求は非常に自然で通常の手続きです。しかし一部のマスコミは、過程への理解なしに、問題を提起した側に分析レポートを要請したことが、まるでADORがこの問題について業界の倫理からずれた要求をしているかのように描写したことについて、当社は遺憾を表します」と主張した。他にもADORは、HYBE内のコミュニケーション、ADORの広報を代理するHYBEのメディアの対処方法にも声をあげ、「一般的な対応の手順を踏んでいる中でも、これまでの進行過程を無視して、突然ADORが異常な対応をしているように、問題になる記事や、正確な事実確認も行われていない、誇張された内容の報道が溢れています。一部のマスコミは、これを利用して関連もない事案まで引き寄せ、否定的なイシューを作ろうとする意図が見えますが、最近日本活動を通じて収めた成果まで、歪曲された情報でこき下ろしたり、説得力のない出所の曖昧な一部の意見を引用し、事実ではない記事を次々に生み出し、虚偽の事実を流布している点で、さらに問題を深刻なものにしています」と明かした。
そして、「問題提起された後に行われたHYBE内のコミュニケーションとADORの広報を代理するHYBEが、メディアに対応する方式に疑問を持っています。最初、Shakatak側はHYBEへのメールを通じて問題提起しましたが、一般的に、このような内容は該当のレーベルに共有されてから、そのレーベルの同意と決定のもとで適切な機関から担当者に伝えられ、協力しなければなりません。しかしHYBEは、レーベルの敏感な内容であるにもかかわらず、ADORの同意なくこのような内容を様々な部署へ伝え、本件で対応すべき主体が不必要に拡張される状況を引き起こしました」と主張した。
写真=ADOR
悪質コメントなどへの対応状況も明らかにし、「HYBEの法務チームから、DCインサイドの悪質コメント、特にいわゆる『流動』と表現される悪質なネットユーザー(加入せずに匿名で書き込むネットユーザー)は捕まえるのが難しいというフィードバックをもらいましたが、ミン・ヒジン代表が自らDCインサイドのキム・ユシク代表との対面を希望し、悪質なネットユーザーを根絶するための方針について積極的に議論しました。これを通じて、これまで企画会社のホットラインが存在していたという事実と、捜査機関と緊密な連携を通じて、IDのない匿名のユーザーの悪質コメントまで摘発できるという事実を知りました」と伝えた。ADORは「これはキム・ユシク代表が説明し、確認した内容で、このような事実を公開する理由は、匿名のコミュニティ活動は摘発が難しいという根拠のない噂により、悪質なネットユーザーを放置したり、これを利用して悪行を仕事にする人々に警鐘を鳴らすためです。ADORは、匿名性を利用し悪性なコメントを書き込む行為を根絶するため、最善の措置を取っています。時間がかかっても、NewJeansを守るためのあらゆる方法を模索しているとお伝えします」と知らせた。
そして最後に、「多くの困難な過程を経て走ってきた今回の活動を成功裏に終えたNewJeansは、再充電のための休憩をとった後、新しい姿で戻ってくるため、準備をする予定です。しかし、その間も皆さんが驚くようなスケジュールとコンテンツで、ファンの皆さんのもとを訪ねる予定ですので、たくさん期待してほしいです」とつけ加えた。
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記者 : ファン・ヘジン