「私はSOLO」作家名簿にPDの娘を登載?韓国放送作家協会が謝罪を要求

MYDAILY |

写真=ENA、SBS Plus
ENA、SBS Plus「私はSOLO」のプロデューサーであるナム・ギュホンが、自身の娘を作家名簿に挙げたことに対して、韓国放送作家協会が謝罪を要求すると共に、再発防止対策の準備を促した。

15日、韓国放送作家協会は「ナム・ギュホンプロデューサーは、マスコミとのインタビューを通じて『私はSOLO』の前・現担当作家を侮辱する発言をした。さらに、放送作家の著作権と標準契約書などに対する事実を歪曲したり、韓国放送作家協会に対しても『協会を通じてクリエイター再放送料を作家だけが独占している』と非難した」と指摘した。

続けて「ナム・ギュホンプロデューサーの娘が字幕制作をしたという理由だけで、“作家”として名前を記載したことは、放送制作現場ではありえないことだ」とし「数十年間バラエティ番組に従事してきた作家たちは、“字幕”を担当するからといって“作家”として認められたり、“字幕作家”と命名するなどは、これまで見たことがないと話している」と強調した。

また「ナム・ギュホンプロデューサーは過去3年間、番組のために献身してきた同僚の作家に謝罪し、早急に作家の著作権を明示した執筆契約の締結を促す」とし「同番組の管理・監督責任があるENA、SBS PLUSの制作陣は、これに関する早急な解決と再発防止のための対策づくりに取り組むことを要請する」と声を高めた。

写真=マイデイリー DB
これに先立って、あるメディアはプロデューサーのナム・ギュホンが手掛ける「私はSOLO」が、2月21日の放送からナム・ギュホンの娘および演出陣のナ・サンウォン、ペク・ジョンフンプロデューサーなどが作家名簿に含まれていると報じた。これに対してナム・ギュホンは同メディアとのインタビューで「娘が字幕を全て担当している」と主張した。また、自分を含めて3人のプロデューサーが原作者の役割を担ってきたため、作家名簿に載せたとし「再放送料を受け取ったことも、欲しがったこともない」と反論した。

これに対し、作家たちの間では、ナム・ギュホンが作家たちに支給される再放送料を狙ったのではないかという疑惑が浮上。ある中堅芸能作家は、娘が字幕を担当したと作家名簿に載せるのは、地上波放送局のプロデューサー出身として最低限の職業倫理を外れた行動だと指摘した。

記者 : イ・スンギル