THE BOYZ、2ndフルアルバムのpt․3「Love Letter」でカムバック“ファンへの大切な手紙のような作品”

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写真=ISTエンターテインメント
THE BOYZが“青春ファンタジー”をプレゼントする。

3月18日、THE BOYZは2ndフルアルバム「PHANTASY」Pt.3「Love Letter」を発売。同時にタイトル曲「Nectar」のミュージックビデオを公開した。

タイトル曲「Nectar」は、叙情的なギターサウンドが印象的なミディアムポップナンバーで、彼らのより深まった感情を味わうことができる。おぼろげな雰囲気の導入部とコントラストをなす活気に満ちた雰囲気のサビが、「過ぎた過去は後にして、きらびやかな未来と理想に向かって走っていく」というポジティブなメッセージを際立たせる。

作詞にはメンバーのエリックが参加した。振り付けには、これまで何度もTHE BOYZと息を合わせてきた1MILLIONのペク・グヨンが参加し、叙情的でダイナミックなダンスが完成した。

THE BOYZの“ファンタジー3部作”シリーズのフィナーレを飾るPt.3「Love Letter」は、切ない時代の愛と思い出を盛り込んだ大切な手紙のようなアルバムだ。ニューアルバムにはタイトル曲の他にも「Hurt Me Less」「Dear.」など多彩なジャンルの曲が収録され、THE BOYZのより広くなった音楽を楽しむことができる。

THE BOYZの2ndフルアルバム「PHANTASY」は、「私たちは誰もがファンタジーを夢見る」という大きなテーマをもとに、ときめき、ミステリー、感動など、様々なキーワードの“ファンタジー”をTHE BOYZだけの色で新しく彩ったアルバムだ。まるで奇跡のような想像の瞬間と感情を込めた“リアルロマンスファンタジー”から、魅惑的な“ダークファンタジー”まで、多彩な色を披露し、世界中のファンから愛されたTHE BOYZ。韓国国内外の音源、アルバム、グローバルチャート、授賞式、音楽番組まで好成績を収め、圧倒的なパワーを証明した。

「PHANTASY」シリーズで活躍を続け、シリーズのフィナーレとしてPt.3「Love Letter」を発売した彼らが、様々な質問に答えた。

――昨年11月に発表したpt.2「Sixth Sense」以来、4ヶ月ぶりのカムバックとなりますが、いかがですか?

サンヨン:4ヶ月ぶりのカムバックなので、わくわくしています。何よりも、THE BOYZがこれまでにやってこなかったコンセプトなので、感慨深いです。聴きやすい曲もあるので、THE B(THE BOYZのファンの名称)と、多くの方々に気に入ってもらいたいです。

ヒョンジェ:「Watch It」の活動の時、幸せな思い出をたくさん作ることができました。なので、今回のカムバックを準備しながら、ファンの方々に早くお会いしたかったです。一日でも早く、ファンの皆さんと音楽番組を一緒に楽しみたかったです。

ケビン:僕たちの「PHANTASY」シリーズの最後を飾るアルバムであるだけに、期待が大きいです。新しい音楽的試みを盛り込んだアルバムであり、新たな僕たちの魅力を感じることができる今回の新譜「Love Letter」に、たくさんの愛と期待をお願いします。

――Pt.3「Love Letter」は、切ない時代の愛と思い出を込めた、大切な手紙のようなアルバムだと聞きました。Pt.3「Love Letter」ならではの魅力を紹介してください。また、どのようなアルバムとして人々に記憶してもらいたいですか?

ジェイコブ:ファンタジー3部作の最後のチャプターであるだけに、Pt.3「Love Letter」の全ての曲を聴いた時、胸の片隅が揺れる手紙を読んだような感情を持っていただきたいです。それが一つの思い出になるかもしれませんし、愛になるかもしれません。ファンの皆さんの反応がとても気になります。

ジュヨン:手紙には、言葉で伝える時とは異なる真心と温度感があると思いますが、まさに今回のアルバムがそうではないかと思います。そして僕たちが伝えるラブレターが、ファンの方々にとって、いつでも取り出せる大切な手紙として記憶していただきたいです。

ニュー:今回のアルバムは多くの方々が共感できる、普遍的なテーマをTHE BOYZだけの解釈で表現しました。タイトル曲「Nectar」は、過去の別れの痛み、懐かしさにさよならを告げ、いつかまた一緒になるかもしれない未来に対する希望、すなわち理想に向かって走っていくという話を盛り込んでいます。収録曲「Hurt Me Less」は、別れの後の喪失感を、自分が作った幻想により、実際に痛く感じる症状である「幻想痛」を通じて、切なく表現しました。そして最後のトラックである「Dear.」は、今回のアルバム名「Love Letter」の言葉通り、愛よりも大切な心のこもった気持ちを、手紙でTHE Bに伝えようとしたファンソングです。メンバーの気持ちがTHE Bに届いたら嬉しいです。

――今回のアルバムを一つのキーワードで表現するとしたら、どんな言葉でしょうか?

ヨンフン:「青春」と表現したいです。この歌を歌っている今も青春、過ぎ去った過去も青春、これからの僕たちの未来も青春だと思うので、「青春」ではないかと思います。本当に良い曲がたくさんあるので、今回の活動も楽しみにしていてください。

ケビン:「Next」だと思います。思い出は心に大切にしまっておき、人生の次のチャプターに向かって力強く走っていくアルバムだと思います。

キュー:「プレゼント」という単語が思い浮かびますね。僕たちが一緒に生きていく美しい時間は、全て戻すことができないので、切ない過去が現在に与えるきらびやかな「プレゼント」だと思います。THE BOYZの愛情が存分に詰まったアルバムなので、たくさん期待してください!

――今回のアルバムの多様な予告イメージが話題を集めていました。その中で印象に残っているファンの反応はありますか?

ニュー:すべての反応が印象深いですが、自分の痛みがぎっしりと綴られた記録を燃やし、完全なさよならを告げる「Send ver.#Burn」バージョンのコンセプトフォトを、ファンの皆さんが気に入ってくださったのが記憶に残っています。個人的にも一番お気に入りのフォトです。

チュ・ハンニョン:新しいコンテンツが出るたびに、ファンの方々が様々な解釈をしてくださるので、面白かったです。その中で一つだけ挙げるとしたら「久しぶりに帰ってきたハンニョン。とても会いたかった」というコメントが一番印象深いです。待っていてくださり、本当にありがとうございます。楽しく活動する姿をお見せします。

――タイトル曲「Nectar」の紹介をお願いします。また、曲の魅力と鑑賞ポイントを教えてください。

ジュヨン:「Nectar」は、THE BOYZの成熟した感性が際立つ曲だと思います。曲の中で喜び、悲しみ、おぼろげな感じ、希望など、多彩な感情をTHE BOYZの深まった感性で表現したところが魅力だと思います。

キュー:今回のタイトル曲「Nectar」を通じて、おぼろげな雰囲気のダンスに初めて挑戦しました。初めての試みであるだけに、今までとは異なる姿をお見せできると思いますし、より一層成熟したTHE BOYZの姿を期待してください。

ソヌ:導入部は物静かでおぼろげな感じですが、サビは楽しくて活気に満ちた雰囲気です。そのため「一つの曲の中で変奏をたくさん与えた」という感覚を楽しむことができると思います。ただ聞いてもいいのですが、歌詞を噛みしめながら聞くと、一本の青春映画を見たような濃い余韻を感じることができると思います。

―― エリックさんが新曲「Nectar」の作詞に参加されたと聞きました。作詞に参加された感想と完成した作品の満足度を教えて下さい。

エリック:デビュー6周年を記念した冬のスペシャルシングル「Love Letter」の収録曲「Dear.」に続いて、新譜のタイトル曲「Nectar」の作詞にも参加することができ光栄です。歌詞を書くことは楽しくもあり、たくさん悩み、考えることが必要な作業なので大変ですが、いつも完成した作品を見て満足感を得ます。これからも、もっと素敵な歌詞と音楽をファンの方々にお届けできるよう、一生懸命に努力しようと思います。

―― 圧巻のパフォーマンスは、やはりTHE BOYZの欠かせない部分ですよね。新曲「Nectar」のパフォーマンスで、注目ポイントや紹介したいポイントダンスはありますか?

ケビン:THE BOYZの成熟した感性が際立つ楽曲であるため、おぼろげな歌詞を活かせる動作がポイントとして挙げられると思います。また、よく見ていただくとデビュー初期に踊った振り付けが、オマージュされているので、探す楽しさがあります。

チュ・ハンニョン:今回の新曲「Nectar」のパフォーマンスは、様々なディテールから、メンバーと一緒に悩みに悩んで、一生懸命作りました。なので、ファンの方々がどのように見てくださるか、緊張し、期待しています。

エリック:コーラスの始まりを知らせるネクターを飲むようなポイントダンスと、華やかなステップ、反転するおぼろげな雰囲気のターンを活用し、叙情的でありながらも、ダイナミックなTHE BOYZだけの感性を込めたパフォーマンスが、「Nectar」により多彩な楽しさを与えるポイントとして挙げられると思います。

―― 新曲「Nectar」のミュージックビデオの注目ポイントはどこですか? また、ミュージックビデオの制作過程において記憶に残っているエピソードがあれば教えて下さい。

ニュー:ミュージックビデオの撮影を学校で行いましたが、本当に久しぶりに学校に行ったので、気分がワクワクしました。制服を着て学校にいたので学生時代を思い出せて、良かったです。野原の上で自由に駆け巡るシーンがあるのですが、撮影日の天気が良くありませんでした。でも、そのシーンを撮影しようとした時から晴れてきて、皆が一心に楽しく走り回ったことが思い浮かびます。

ソヌ:誰しも一度くらいは、過ぎ去った過去を忘れることができず、懐かしむ瞬間があると思います。今回の「Nectar」のミュージックビデオは、その瞬間と願いに直面し、今一度振り返り、幸せにさよならを告げるストーリーが込められています。また、ミュージックビデオのところどころに、メンバーたちの学生時代の夢にちなんだアイテムが出てくるので、一つずつ探す楽しさも感じられると思います。ミュージックビデオを見ながら、過去の学生時代をもう一度思い出して、THE BOYZと共にきらびやかな未来に向かって走っていくのはどうでしょうか?

―― 今回のアルバムを準備するにあたって重点を置いた部分や、気を使った部分はありますか?

ジェイコブ:歌詞を見て、きちんと生かせるようにボーカルの練習をたくさんしました。また、単純にダンスだけを練習するのではなく、曲のムードに合ったスタイリングと自然な表情、ジェスチャーなどを研究しました。力を注いで準備をしたので、たくさん期待してください。

キュー:今まで、お見せしてきたTHE BOYZの多彩な姿を込めようと考えながら準備しました。多くの方々が好きになってくれるよう願っています。

エリック:「Nectar」がTHE BOYZの成熟した感性を際立たせる楽曲なので、ラップパートをレコーディングする時、聴いている方々が曲から切実な印象や切なさなど、様々な感情を抱いていただけるように、気を使ってレコーディングを行いました。たくさんの方々が好きになってくれたら嬉しいです。

―― 今回のアルバムの活動計画や、叶えたい目標を教えてください。

サンヨン:何よりもTHE BOYZを知らない方々が、僕たちの歌を聴いてTHE BOYZというグループを知り、素敵だと感じてくださったら嬉しいです。

ヨンフン:今回の活動の一番大きな目標はやはり、ファンの方々が好きになってくださることです。それは、僕たちにとっても大きな幸せであり、一番良い成果だと思います。早くTHE B(THE BOYZのファンの名称)に会って、頑張って準備したステージをお見せしたいです。

チュ・ハンニョン:今回のアルバムでTHE BOYZの“黄金時代”をお見せしたいです!

―― グループ活動と共に、ミュージカル、ラジオDJ、バラエティ番組、YouTubeコンテンツなど、多様な個人活動でファンと交流していらっしゃいますね。今後、やってみたい活動はありますか?

サンヨン:最近、ミュージカル「愛の不時着」のプレミアムワールドツアーを通じて、ミュージカルファンの方々にも挨拶をしました。初めてのミュージカルだったため、緊張して、ドキドキしましたが、多くの俳優、スタッフの方々がたくさん助けてくださり、無事に終えることができ、胸がいっぱいです。今後も良い機会があれば、ドラマや、映画にも出演してみたいですし、新たな音楽とステージもたくさんお見せしたいです。

ヨンフン:現在MBC「音楽中心」を通じて、毎週グルーバルK-POPファンの方々に挨拶をしていますが、もっと多様な活動を行い、ファンの方々とたくさんお会いしたいです。また、個人的には、演技でTHE Bの皆さんに挨拶したいと思っています。

ソヌ:WEBバラエティ「パムパムソーシャルクラブ」「テオYouTube総会」に続き、最近はMBCラジオ「アイドルラジオ」シーズン4のDJとして、毎週ファンの皆さんにお会いしているのですが、生でリスナーの皆さんとコミュニケーションを取ることができるので、とても幸せで、嬉しい時間を過ごしています。機会があればソロでステージに立って見たいですし、THE BOYZ内でもたくさんのユニットを通じて、ファンの方々に挨拶したいです。

エリック:tvNバラエティ番組「天才ペク社長の逆境食堂 2」を通じて、視聴者の皆様にお会いしたのですが、番組のおかげでたくさんの方々が僕を知ってくださり、素敵な言葉をかけてくださいました。今一度、感謝申し上げます。今後も、より多様なバラエティ番組を通じて大衆的に僕の名を広めたいです。何より、これからもずっとTHE BOYZとして、ファンの方々に素敵なアルバムとステージをお見せしたいです。

―― 昨年、2ndフルアルバム「PHANTASY」のpt.2「Sixth Sense」で初動売上(発売直後1週間の売上)の自己最高記録を達成したことに続き、2度目のワールドツアー「ZENERATION」の開催、日本の大規模会場の一つとして挙げられるさいたまスーパーアリーナでの単独公演など、有意義な成果をあげていますね。2024年の目標は何でしょうか?

ジェイコブ:より多くの方にTHE BOYZと僕らの音楽を広めることが目標であり、昨年に続き、今年も活発な活動を繰り広げ、ファンの方々とたくさんコミュニケーションを取りたいです。そして、2024年はメンバー誰一人怪我をせず、健康に過ごせたら良いなと思います。

ヒョンジェ:ただ、THE Bと幸せで楽しい思い出を作ることが目標です。また、僕たちTHE BOYZのメンバーが健康に楽しく活動できたら良いなと思います。

―― 本格的に新譜「Love Letter」の活動が始まりますが、今回の意気込みを教えてください。

ジェイコブ:一生懸命に準備した分、早くTHE Bに「Nectar」のステージを見せたいですし、温かいヒーリングをプレゼントしたいです! 何よりも活動期間の間、皆が健康で楽しみながら過ごせたら良いなと思います。

ケビン:「PHANTASY」3部作の最後を飾るアルバムなので、今回のアルバム、そしてTHE Bと一緒に素敵な思い出をたくさん作りたいです。僕たちTHE BOYZの音楽を聴いてくださり、パフォーマンスを愛してくださる方々に、またTHE BOYZの次のステージを期待してくださる多くのファンの方々に、今のTHE BOYZの輝く青春を、アルバムのメッセージをきちんと伝えたいです。

―― THE BOYZをいつも惜しみなく応援してくださるファンの方々に一言お願いします。

ヨンフン:長い間THE BOYZを愛してくださり、ありがとうございます。これからも、THE Bがくれた愛よりももっと大きな恩返しをできるよう努力します。THE B、大好きです。

ジュヨン:THE B、僕たちのラブレターを受け取る準備はできましたか? いつも惜しみなく応援してくださり、ありがとうございます。いつも皆さんの近くで応援しているということを忘れないでください。いつも感謝しています、大好きです。

ニュー:いつも情熱的に支えてくださり、エネルギーをくださり、待っていてくださり、本当にありがとうございます。今回のアルバムも頑張って準備した分、たくさん愛してくださると嬉しいです。いつも力になってくれるTHE Bがそばにいてくれるから、疲れずに活動できるのだと思います。今回の活動もよろしくお願いします。

記者 : ファン・ヘジン