イ・ジョンジェ、約30年間の俳優生活を振り返る「これ以上ないほど最善を尽くした」

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写真=「ELLE KOREA」
俳優のイ・ジョンジェが、約30年間の俳優生活を振り返った。

最近、ファッションマガジン「ELLE KOREA」は、3月号のカバーを飾ったイ・ジョンジェと共に撮影したグラビアを公開した。今回のグラビアは、彼の休息時間をコンセプトに、しばらく息を整える彼のウィットに富んだ余裕溢れる瞬間を捉えた。

グラビア撮影後に行われたインタビューでイ・ジョンジェは、今年公開を控えている話題作「イカゲーム」シーズン2の予告で赤髪に変身したことについて「ギフンのヘアカラーについて、非常に様々な反応があると聞いた。初めて試みたカラーだったが、実は簡単に似合うようなカラーではなかった」と話した。

さらにスターウォーズシリーズ「アコライト」の撮影のためにロンドンに滞在していた彼は、そこで「K-コンテンツは今始まったばかりかもしれないと思った」と伝えたことがある。“K-コンテンツ”の絶頂期とも言える今、“始まり”という表現を使った理由を尋ねると、「僕が感じたところでは、韓国のコンテンツを不思議だから見るのではなく、本当に面白くて楽しんでいるように思えた」とし「“アジア圏”という言葉で、単純に興味や異色の要素からアプローチするのではなく、ジャンル的なクオリティや演技力、またストーリーの流れとどんでん返しはもちろん、全体のプロダクションのクオリティが揃っているからだ。そのため、この流れは今後も簡単には変わらないと思った」と明かした。

約30年間の俳優生活を振り返って、彼は「自分自身に厳しくならざるをえなかった。仕事をする上で時間が経つと、いつも残念な気持ちが残るじゃないか。そのため、これ以上の最善がないというくらい、最善を尽くそうと努力する。後悔しないためにはその方法しかない」と語った。

溢れるほど多くの人々から愛されている今、イ・ジョンジェが韓国映画と観客に返したい“愛”は、どのような姿なのかを尋ねると「特別なことはない。ただ、一生懸命に作品を作って最善の結果を出すしかないと思う」とし「そのため良い作品を選ばなければならないし、一生懸命に撮って、PRにも最善を尽くそうとしている。その後、観客と向き合って、嬉しい気持ちで抱き合いたい」と話した。

記者 : ノ・ハンビン