ユ・テオ主演映画「パスト ライブス/再会」予告編を公開…リアルな恋愛模様に共感の嵐

Newsen |

写真=CJ ENM
映画「パスト ライブス/再会」が繊細で現実的な恋愛模様を予告した。

韓国で3月6日に公開される同作(監督:セリーヌ・ソン)は、ソウルで幼少期を過ごした初恋のナヨン(グレタ・リー)とヘソン(ユ・テオ)が20年の時を経て、ニューヨークで再会し、途切れそうになりながらも、続いてきた彼らの縁を振り返る2日間の運命的な話を描いた作品だ。

公開されたメイン予告映像には、若い頃、ソウルに置き去りにした元恋人と再会するナヨンと、彼女との縁が途切れないようにニューヨークに来たヘソンの24年にわたる運命的な話が収められた。“縁”について説明するナヨンのナレーションは、“縁”という複雑で不明確な概念を通じて愛の意味を繊細に捉え、作品への関心を高めた。別れた後、12年ぶりにSNSを通じて再会した時からさらに12年が経った後のニューヨークで再会する姿まで、24年という長い期間、続いてきた2人の特別な関係への好奇心を刺激した。ここにソウルとニューヨークを行き来する美しい映像と感覚的な演出が加わり、没入感を高めた。

同作は、セリーヌ・ソン監督の自伝的な話から描かれたが、普遍的な共感を生む現実的な恋愛話で期待を高めている。セリーヌ・ソン監督は、過去と現在の“絆”について、話を繋げ、時空間によって少しずつ変化する関係の意味を繊細に表現し、世界有数のメディアおよび観客の心を動かし、好評を博した。

韓国的な雰囲気で密度の高いストーリーを完成させた「パスト ライブス/再会」は、言語と文化の壁を越え、「第96回アカデミー賞」作品賞と脚本賞にノミネートされる成果をあげただけに、韓国の観客の心まで掴むことができるのか、注目される。

記者 : ペ・ヒョジュ