デビュー後初の1位も!Stray KidsからATEEZまで、2023年は第4世代アイドルたちが米ビルボードチャートを席巻

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写真=JYPエンターテインメント、KQエンターテインメント
K-POP第4世代の人気グループが相次いで米ビルボードチャートを席巻した。

2023年は昨年と同じく、第4世代アイドルたちの活躍が際立った1年だった。何よりStray Kidsの存在感が強かった。彼らは4つのアルバムが連続してビルボードのメインアルバムチャート「ビルボード200」で1位を獲得する記録を達成した。

彼らは昨年3月にミニアルバム「ODDINARY」で初めての1位を記録したことに続き、昨年10月にミニアルバム「MAXIDENT」、今年6月に発売した3rdフルアルバム「★★★★★ (5-STAR)」、11月10日に発売したミニアルバム「樂-STAR」まで、相次いで「ビルボード200」のトップを記録した。

それにとどまらず、ビルボードのメインシングルチャートである「HOT100」にもランクインした。K-POPの男性グループが「HOT100」にランクインしたのは、BTS(防弾少年団)以来2度目で、第4世代のボーイズグループの中ではStray Kidsが初めてだった。またJYPエンターテインメント所属の歌手では、Wonder GirlsとTWICEに続いて3組目となった。

そして彼らは11月20日に開かれた「2023 ビルボード・ミュージック・アワード(以下、「2023 BBMAs」)」で「トップ・K-POP・アルバム」部門を受賞。K-POPボーイズグループのうち、BTSに続いて「BBMAs」にパフォーマーとして招待され、ステージも披露した。

米フォーブスはStray Kidsを「大韓民国のスーパースター」と紹介しながら「BTSに続き、『ビルボード 200』チャートで最も多くの1位を達成したK-POPアーティストであり、新曲『楽』で『HOT100』チャートに初めてランクインし、この1週間、アメリカで多くのリスナーに愛された楽曲の一つになった」と注目した。

Stray Kidsは所属事務所のJYPエンターテインメントを通じて「現実なのだろうかと思うくらい驚いているし、感激している。ファンの方々に引き続き良いニュースを聞かせることができてとても光栄だ。アーティストとして目指したところに至ることができたのは、いつも僕たちを応援してくれたSTAY(Stray Kidsのファン)のおかげだ。いつもインスピレーションを与えてくれて、真心を込めて作った音楽を愛してくれて心から感謝する」と明かした。

写真=JYPエンターテインメント
NewJeansは今年1月に発表したシングル「OMG」の収録曲「Ditto」が「HOT100」で96位にランクインした。デビュー6ヶ月で早くも「HOT 100」にランクインした。

「Ditto」「OMG」に続き7月に発表した2nd EP「Get Up」のトリプルタイトル曲「Super Shy」「ETA」「Cool With You」も「HOT100」にランクインした。それぞれ48位、81位、93位にランクイン。K-POPガールズグループが「HOT100」で3曲同時にランクインしたのは初めてのことだ。

2nd EP「Get Up」は「ビルボード200」のトップも手に入れた。これまで該当チャートで1位を獲得したK-POPガールズグループはBLACKPINKが唯一だったが、NewJeansがこれに続いた。ビルボードも「この15年間え『ビルボード200』チャートで1位を記録したガールズグループはBLACKPINKとNewJeansだけだ」と明かした。

また、「2023 ビルボード・ミュージック・アワード」はNew Jeansを公式パフォーマーに選定した。NewJeansは、K-POPガールズグループ初であり、男女を合わせてK-POPグループとしてはデビュー後、最短期間(1年3ヶ月)で「ビルボード・ミュージック・アワード」のパフォーマーとして選定された。

New Jeansは所属事務所のADORを通じて「『ビルボード200』での1位が簡単ではないことは知っている。デビューアルバムの時から今回のアルバムまで本当に多くの方々の時間と努力が認められたようで嬉しい。本当に非現実的に感じられ、不思議で、感謝の気持ちが大きい。今後新しい音楽で様々な姿を見せたい」と話した。

写真=ADOR
TOMORROW X TOGETHERは今年1月に発表した5thミニアルバム「名前の章:TEMPTATION」で「ビルボード200」で1位を記録。当時、該当チャートでBTS以来、2番目に「ビルボード200」で1位となったHYBE所属の歌手になった。10月に発売した3rdフルアルバム「名前の章:FREEFALL」では3位にランクインした。

2019年にデビューしたTOMORROW X TOGETHERは、4年間で「ビルボード200」に計9つのアルバムがランクイン。これはK-POPアーティストの中でBTS(防弾少年団)に続き2番目に多い記録だ。さらに日本2ndアルバム「SWEET」は8月19日付チャートで54位にランクイン。日本アルバムを「ビルボード200」にチャートインさせた韓国アーティストは、これまでBTSとTOMORROW X TOGETHERの2グループのみだ。

TOMORROW X TOGETHERは「ビルボード200」にランクインした5番目の韓国歌手になった。BTS(防弾少年団)、SuperM、Stray Kids、BLACKPINKに続いて達成した記録だった。

彼らは所属事務所のBIGHIT MUSICを通じて「夢見ていた目標だったけれど、叶えられるとは思わなかった。僕たちも驚いたが、実現できるようにしてくれたMOA(TOMORROW X TOGETHERのファン)に心から感謝する。MOAの方々の努力でここまで来れたと思う」とし「僕たちのアルバムのためご尽力いただいたプロデューサーのバン・シヒョクさんとBIGHIT MUSICおよびHYBEのスタッフの方々の努力で達成できた成果だ。このような地位に似合うグループになるために、これからも頑張りたい」と感謝の挨拶を伝えた。

写真=BIGHIT MUSIC
ATEEZは、12月1日に発売した2ndフルアルバム「THE WORLD EP․ FIN : WILL」が「ビルボード200」で1位を記録した。これは4大事務所以外からの初の快挙であり、注目を集めた。

2018年にデビューしたATEEZは、2021年にリリースした7thミニアルバム「ZERO : FEVER Part.3」で42位、リパッケージEP「ZERO : FEVER EPILOGUE」で73位を記録し、同チャートに初めてランクインした。

そして昨年リリースした8thミニアルバム「THE WORLD EP.1 : MOVEMENT」で3位、今年6月にリリースした9thミニアルバム「THE WORLD EP. 2 : OUTLAW」が2位と、徐々に順位を上げてきた。

ATEEZは所属事務所のKQエンターテインメントを通じて「『ビルボード200』で1位になったという話を聞いて本当に驚いた。前回のアルバムに続いて、このような良い成績を獲ることができて、夢のようでとても嬉しい。カムバックして数日も経っていないが、いつも応援して力になってくれるATINY(ファンの名称)のおかげで、毎日このようなプレゼントをいただいている。僕たちのファンに恩返しできるよう、これからもATEEZの音楽をして、良いステージとカッコいい姿をお見せする。心から感謝する」と明かした。

写真=KQエンターテインメント

記者 : ファン・ヘジン