BTSからBLACKPINKまで、人気K-POPグループが続々と再契約を締結

MYDAILY |

BIGHIT MUSIC、YG ENTERTAINMENT
世界的なアイドルスターたちが全員再契約を締結したという嬉しいニュースが相次いでいる。 

昨年12月、BLACKPINKの所属事務所YG ENTERTAINMENT(以下、YG)は、「BLACKPINKと慎重な議論の末、厚い信頼をもとにグループ活動に対する専属契約を締結した」と公式発表した。

また「BLACKPINKはYGの全幅的な支援の中で、新規アルバム発売はもちろん、超大型ワールドツアーなど、彼女たちのグローバルな地位にふさわしい活動で、全世界のファンの愛に報いる計画だ」とつけ加えた。

メンバー全員との再契約についてYGのヤン・ヒョンソク総括プロデューサーは「BLACKPINKと縁を結ぶことができて嬉しい」とし、「今後もBLACKPINKは当社はもちろん、さらにK-POPを代表するアーティストとして世界の音楽市場でより眩しく輝けるように最善の努力を尽くし、彼女たちの歩みに変わらない支持と信頼を送る」と伝えた。

BLACKPINKは2016年にデビューして以来、発表する曲が次々にヒットして世界最高のガールズグループとして位置付けられた。K-POPガールズグループ初のダブルミリオンセラーをはじめ、米「ビルボード200」で1位を記録。また、アジアのアーティストで初めて、ヘッドライナーとして米「コーチェラ・ヴァレー・ミュージック・アンド・アーツ・フェスティバル(Coachella Valley Music and Arts Festival)」、イギリスの「ハイド・パークブリティッシュ・サマー・タイム(BST Hyde Park)」に出演し、韓国女性アーティストとして最大規模のワールドツアーを展開するなど、K-POPの歴史に足跡を残した。

写真=BIGHIT MUSIC
BTS(防弾少年団)の所属事務所であるBIGHIT MUSICは昨年9月、メンバー全員と専属契約を締結するという内容の理事会決議を行った。BIGHIT MUSICは、今回の理事会決議を基に、BTSメンバー全員と順次契約を締結すると説明した。

BTSはHYBEの前身であるBigHitエンターテインメントから2013年にデビューした。その後、韓国を代表するトップアーティストとして生まれ変わり、全世界でBTSブームを巻き起こした。アメリカのビルボードとイギリスのオフィシャルチャート、日本のオリコン、iTunes、Spotify、Apple Musicなど、世界有数のチャートの頂点に立った。

また「第63回グラミー賞」に、韓国の大衆歌手としては初めてノミネートされ、単独ステージを披露。さらに「2021 アメリカン・ミュージック・アワード」では、大賞にあたる「アーティスト・オブ・ザ・イヤー」を受賞した。

昨年は活発なソロ活動を展開し、メンバー全員のソロ曲が米ビルボード「HOT100」にチャートインするなど、変わらない人気を証明している。

写真=マイデイリー DB
DREAMCATCHERの所属事務所であるDREAMCATCHER COMPANYは2022年11月、「DREAMCATCHERのメンバー全員が再契約を締結した。彼女たちは既存の契約期間が満了する前だったが、当社との信頼をもとに全員が再契約に同意した」と明かした。

続けて「当社は今後もDREAMCATCHERの韓国、およびグローバルな活躍に合わせて、さらに成長することができるように最善の努力を尽くしてサポートする予定だ。ファンの皆さんもDREAMCATCHERを応援し、DREAMCATCHER COMPANYと一緒にさらに大きな成長を遂げていく7人のメンバーたちに、たくさんの関心と声援をお願いしたい」と伝えた。

2017年1月に「悪夢を捕まえてくれる、夢の妖精たち」という意味を込めてデビューしたDREAMCATCHERは、ガールズグループとしては珍しいロックやメタルに挑戦し、前例のないコンセプトで韓国国内はもちろん、海外のK-POPファンからも愛された。

昨年5月には8thミニアルバム「Apocalypse : From us」で再契約後初のカムバックを果たし、音楽番組で1位を獲得。11月にはアポカリプス3部作シリーズ以来、新たな世界観の幕を開けるアルバム9thミニアルバム「VillainS」で活動した。

写真=マイデイリー DB
TWICEの所属事務所JYPエンターテインメントは2022年7月、「TWICEが今秋の専属契約終了を控えて、メンバー全員と再契約を完了した」と発表した。

続けて「K-POPエンターテインメント会社JYPのプレゼンス確立に決定的な役割を果たしたTWICE、またTWICEがK-POPを代表するガールズグループとしての成長に大きな支えになったJYPが、このような信頼をもとに、今後さらに発展した未来を確信して、再契約に合意した」と説明した後「JYPはTWICEがグローバルなトップガールズグループとして成長するため、積極的なサポートを惜しまず続けていく」と明かした。

2015年10月にデビューしたTWICEは、様々な音楽授賞式で大賞受賞および日韓アルバム累積売上1000万枚突破、海外アーティスト史上デビュー後最短期間で東京ドーム公演、3rdフルアルバムが「ビルボード200」で3位を記録するなど、多くの韓国国内外の新記録を打ち立てて、K-POPの歴史に残るガールズグループとして挙げられている。

さらに米Billboard主催の授賞式「2023 Billboard Women In Music」でK-POP女性アーティストとして初めて受賞、12thミニアルバム「READY TO BE」は、ビルボードのメインチャート「ビルボード200」で2位を記録した。

TWICEは2023年4月、ソウルを皮切りに世界25地域で44回に及ぶ5回目のワールドツアー「TWICE 5TH WORLD TOUR 'READY TO BE'」を展開し、世界的な人気を証明した。また「2023 MAMA AWARDS」では「Worldwide Fans' Choice」部門を受賞した。特にこの部門においてTWICEは受賞者の中で唯一のガールズグループであり、注目を集めた。

写真=マイデイリー DB
SEVENTEENの所属事務所Pledisエンターテインメントは2021年7月、「SEVENTEENのメンバー全員と再契約を締結した」と伝えた。

続けて「既存の契約期間が残っているにもかかわらず、SEVENTEENの13人のメンバーと当社は、グループの未来のビジョンについての深い話し合いを通じてコンセンサスを得ることができ、早期再契約を締結することとなった」と説明した。

また「13人全員が、お互いへの信頼とこれまで築き上げてきた強固なチームワークで、これからも共に進もうということで意見が一致した」とし、「当社は今後とも、グループ活動および個別の活動を全面的にサポートし、心強いサポート役であり支えになれるよう、最善を尽くす。また、SEVENTEENの韓国国内外の活動計画をより安定的かつ長期的に樹立し、アーティストとともに成長していく」とつけ加えた。

2015年にデビューしたSEVENTEENは韓国国内はもちろん、アメリカのビルボード、日本のオリコンなど、海外の多数のチャートまで席巻し、グローバルな人気を博している。

特に昨年は10thミニアルバム「FML」発売初日に399万枚以上の売上を達成し、累積売上は628万枚で、K-POPの単一アルバムとして史上最高記録となった。11thミニアルバム「SEVENTEENTH HEAVEN」も初動(発売初週のアルバム売上)509万枚を突破し、再び史上初の記録を達成した。

このように“魔の7年”というジンクスを破ったアイドルスターたちは、韓国国内はもちろん海外ファンまで魅了し、再契約の締結後さらに凄まじい勢いを見せている。

記者 : コ・ヒャンミ