日本でも大ヒット!「社内お見合い」香港でドラマ化決定…アイドルグループMIRRORの2人が主演に

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写真=カカオエンターテインメント
カカオエンターテインメントの代表的なIPバリューチェーンで海外で成功したドラマ「社内お見合い」が香港でドラマとして制作され、Viu TVで11月27日に放送される。

これは7日(香港時間)に開かれたViuTVドラマ「社内相親」の制作報告会で発表された。韓国の「社内お見合い」のウェブ小説、ウェブ漫画、ドラマが海外で相次いでヒットし、すでにIPの完成度や人気が証明されたため、香港でのドラマ化は現地でもマスコミから注目を浴びた。ここに香港の人気アイドルグループMIRRORのメンバー2人も主演に抜擢され、ViuTVの下半期最高の話題作になると期待されている。

「社内お見合い」は、カカオエンターテインメントのストーリー&メディア&ミュージックIPバリューチェーンが相乗効果を発揮した代表的な成功事例に挙げられる。カカオページのオリジナルウェブ小説「社内お見合い」を原作とし、ノーブルコミックス化したウェブ漫画であり、カカオエンターテインメントが企画を手掛け、傘下の制作会社と共にドラマ化。ここにTHE BOYZなど傘下レーベル所属のアーティストがドラマのOST(挿入歌)に参加するなど、カカオエンターテインメントだけの確実なIPバリューチェーンを構築した。

その結果、Netflixを通じて全世界に公開されたドラマ「社内お見合い」は香港、日本、インドネシアなど世界各国で1位を総なめにし、13週連続でNetflix非英語テレビ部門トップ10にランクインした。ウェブ漫画もドラマの放送でさらに人気が高まり、韓国をはじめ、日本、タイなど、カカオエンターテインメントがサービスを提供している国で上位にランクインした。

このような成果に支えられ、世界有数の制作会社も「社内お見合い」のIPに注目し、その中でも香港Viu TVが真っ先にラブコールを送った。Viu TVは香港ICT企業であるPCCWが運営するテレビチャンネルで、PCCWはOTT(動画配信サービス)プラットフォームであるViu、有料テレビチャンネルのNow TV、Now Internationalを共に運営している。特にViuは香港、タイ、マレーシア、シンガポールなどアジアをはじめ、中東、アフリカなど16ヶ国に進出している6,000万人以上のユーザーを持つ地域OTTプラットフォームだ。香港の「社内お見合い」は、Viu TVの制作会社であるMakerVilleが企画・制作を担当する。

香港で制作されるドラマ「社内お見合い」は、全体的にウェブ漫画とウェブ小説のストーリーを取り入れるが、香港の文化により身近な設定、およびキャラクターを一部追加し、新鮮な印象を与える予定だ。例えば、シン・ハリの両親が運営するチキン屋は香港スタイルのレストランとして登場し、韓国ドラマとは異なり、カン・テムのおじいさんの運転手が重要なキーパーソンとして登場するなど、オリジナルストーリーとは異なる脚色で香港版「社内お見合い」だけの魅力と面白さを届ける。

キャストも話題になっている。主人公のカン・テム、カン・テムの秘書チャ・ソンフン役に香港の人気アイドルグループMIRRORのアンソン・ロー(盧瀚霆)、イーダン・ルイ(呂爵安)がそれぞれキャスティングされた。また、ヒロインのシン・ハリ役は香港のファッションモデルで女優として活躍しているハンナ・チャン(陳漢娜)、シン・ハリの親友チン・ヨンソ役は女優のシャーリー・サム(沈殷怡)が演じる。特に、最優秀新人賞を総なめにし、CMモデルとして活躍するなど、香港で大ブレイクしているMIRRORのメンバーが出演することで、放送前から関心が高まっている。

「社内お見合い」の原作者であるヘファは、「『社内お見合い』が香港で新しい姿で制作されて放送されるなんてとてもわくわくする」とし「韓国でカン・テムを演じたアン・ヒョソプさんが韓国国内外を合わせて人気を博しただけに、香港のテムもたくさん愛されてほしい。どのようなニックネームがつけられるのかも気になる。また、キム・セジョンさんが明るく愛らしいシン・ハリの姿で好評を博したけれど、香港のハリはどのような姿でテムを騙すのか、楽しみだ」と伝えた。

カカオエンターテインメントの関係者は「『社内お見合い』はウェブ小説、ウェブ漫画、ドラマ、音楽まで、カカオエンターテインメントの確実なIPバリューチェーンの構築を通じて海外でも人気が高かった意味のある作品だ。そのため香港版として制作される『社内お見合い』にも期待が高まっている。最近、タイでiQIYI『呼兄呼弟』、日本・フジテレビ『アクアマン』、香港・ViuTV『社内お見合い』の制作まで、海外で韓国のコンテンツがドラマとして制作されている。これからもカカオエンターテインメントの優秀なコンテンツを世界各国に広げるきっかけを作り続けていきたい」とコメントした。

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記者 : キム・ナヨン