警察が俳優のイ・ソンギュン、BIGBANGのG-DRAGON（クォン・ジヨン）以外に追加で麻薬疑惑の捜査線上にあがっている芸能人はいないと明かした。

警察庁の関係者は本日（30日）、定例懇談会を通じて「現在まで、捜査対象者は10人だ。イ・ソンギュンを含む5人を立件し、残りの5人は立件前の調査段階だ。立件された5人のうち1人は、麻薬投薬の疑いで21日に拘束され、関連者の陳述確保とスマートフォンのフォレンジック、家宅捜査など、多方面で捜査を行っている」と知らせた。

麻薬疑惑と関連し、捜査を受ける芸能人が追加でいるのかという質問には「いない」と答えた。

先立って、仁川（インチョン）麻薬犯罪捜査係は28日にイ・ソンギュンを召喚し、麻薬類管理に関する法律違反などの疑いで調査。簡易試薬の検査結果は陰性が出た中、警察は国立科学捜査研究院に鑑定を依頼する予定だ。

これと関連して、警察関係者は「緊急で精密鑑定を依頼しても、通常2～3週間かかる。国立科学捜査研究院に素早く検査を行うように要請し、結果を待っている」とし、イ・ソンギュンの再召喚については「確定するのは難しい」と伝えた。

また、G-DRAGONについては「キャッチされた状況など、内容を確認しているため、まだ召喚を検討する段階ではない。関連者の陳述確保とスマートフォンのフォレンジック、家宅捜査など、多多方面で捜査を勧めている」と伝えた。

G-DRAGONは「麻薬を投薬した事実がない」と疑惑を全面否定しており、「捜査機関の調査には積極的に協力する」と伝えた。