ソン・シギョン、日本活動の目標とは?アイドル全盛期の中で挑戦「武道館で公演したい」(動画あり)

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写真=JTBC「ニュースルーム」放送画面キャプチャー
歌手のソン・シギョンが、アイドル全盛期の中、新人の気持ちで日本で挑戦していくという抱負を語った。

ソン・シギョンは最近韓国で放送されたJTBC「ニュースルーム」に出演した。

これに先立って彼は19日、Brown Eyed Soulのナオルとコラボしたニューデジタルシングル「しばらくでも僕たち」でカムバックした。2021年5月に発売した8thフルアルバム「ㅅ」以来、約2年5ヶ月ぶりの新曲だ。

新曲「しばらくでも僕たち」は、別れた直後の感情を叙情的なピアノ演奏、ソン・シギョンとナオルの甘い歌声で淡々と描いた楽曲だ。K-POPを代表する実力派バラード歌手として挙げられる2人の出会いに、音楽ファンの好評が続いた。このような好反応に後押しされ、同楽曲は各音楽配信チャートで1位を獲得した。

ソン・シギョンは、現在K-POPの主流ではないバラードジャンルの新曲でカムバックしたことについて「関心が維持されてほしい。しばらく1位になった」とし「音源やアルバムをリリースする時、気持ちは同じだ。結局は自分が聴いて、その曲がとても良くて、人々にも気に入ってもらえそうだと期待しながら発表する。この曲もそうだった」と話した。

また「良い曲を選ぶセンスの良い人が成功し続けるのだろうし、それが無くなったら引退するしかない。10~20代が何を考えているのかは分からないが、僕の同世代の方々には好きになってもらえるのではないかと思った」と付け加えた。

ナオルとのコラボのきっかけも明かした。ソン・シギョンは「11月中旬に日本でミニアルバムを出す。一生懸命に準備した。日本のアルバムに入れる曲をナオルさんに1曲書いてもらえないかと頼んだら、それがとても良い曲だった。しかし、日本市場よりは韓国市場に似合いそうだと思った。その曲をナオル兄さんとデュエットしたいと思った。意図とは違う形になったが『韓国でリリースしたいので、一緒に歌ってくれないか?』と尋ねた。そしたら快く引き受けてくれて、良い曲、良い歌詞ができた」と説明した。

続けて「(ナオルが)僕と僕が解釈する曲を気に入ってくれる。そのような瞬間は僕も嬉しい。その時に相乗効果が出るようだ。僕は一緒に作業できてとても良かった。ただ、もう少しメディアに一緒に出演したいとは思っている。JTBCからオファーしてほしい。僕が手伝うので。でもこのような(「ニュースルーム」の照明の)残酷な光の前には、おそらく出たくないと思う。少し怒られそうな雰囲気だ」と付け加えた。

ソン・シギョンは、バラードが力を無くしたという評価について「(バラードは)ほとんどが別れの話だ。別れたら二度と会えない。しかし、最近の世の中は、別れてもいつでも見る(会う)ことができる。SNSでも見られるし、友達に聞いても分かるし。別れることが断絶だった時代には切なく聞こえたんじゃないかと思う」とし「最近は、最初の音から勝負しようとする市場になっている。今回の新曲で前奏なしで始めた理由もそのような理由だ」と明らかにした。

続けて「実は、(バラードが)今はある程度主流のジャンルではないことを認めている。最近は、今までやってきたことをもっと手放さないようにしようと思っている。愛憎の関係ではなく、ただの愛の関係だ。大好きだ。今もそうだし、おそらく死ぬまで好きだと思う。そのような音楽を書いて、歌うために探している」と付け加えた。

最近行っているYouTubeでの活動に関する質問には「もちろん年齢を重ねるにつれて丸くなることもあると思うが、YouTubeをしながら自分のこのような姿を見せようと思ったことはない。自然と普段の自分の姿を知ってくださる方が増えた」と話した。

ソン・シギョンは来月、日本での活動を控えている。彼は活動の計画について「来月から日本で活動を始めるが、成功したい。最近(日本で成功した歌手は)みんなアイドルではないか。僕も歌手として武道館で公演をしたい。新人として挑戦してみたい。ぜひ上手く行ってほしい」とし「新曲『しばらくでも僕たち』をたくさん愛してほしい」と伝えた。

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記者 : ファン・ヘジン