Vol․1 ― FANTASY BOYS「少年ファンタジー」での姿とギャップも!?魅力ポイントについて大討論

Kstyle |

グローバルオーディション番組「少年ファンタジー~放課後のときめきシーズン2~」から誕生した11人組ボーイズ・グループ FANTASY BOYS。プレデビュー活動を経て、韓国で9月21日に正式デビューを果たした彼らはイベント出演のために来日。Kstyleではデビューしてまだ1週間ほどの彼らに直撃し、現在の心境や、デビューアルバムの制作秘話、メンバーの魅力などについてロングインタビューを行った。前編では、デビューまでの準備過程や自身が考える魅力まで、たっぷりと語ってくれた。

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韓国デビュー1週間で来日!「期待が膨らみます」

――デビューして1週間ほど経ちましたが、今のお気持ちを聞かせてください。

ソウル:これまでも音楽番組に出たことはありましたが、ついにデビューして活動してみると、以前とは違う感覚です。ファンの皆さんとお会いした時に“僕たちがついにデビューしたんだな”と実感するので、気持ちが違います。

ケイダン:たくさんのファンの皆さんに応援していただき感謝していますし、幸せです。

キム・ウソク:まだデビューして間もないですが、コンサートもして、ショーケースもして、サイン会もして、とても幸せです。ファンの皆さんと頻繁にお会いすることができて力をもらっています。デビューを準備している間はファンの皆さんと会えなくて、力が出ない時もありましたが、今は皆さんと頻繁にお会いできるから、それが力になって、もっともっとたくさんお会いしたという気持ちです。

ホン・ソンミン / カン・ミンソ / ケイダン
カン・ミンソ:最初はデビューした実感がなかったのですが、ショーケースをして、音楽番組に出演して、いろいろと活動しているうちに「本当にデビューしたんだな。夢を叶えたんだな」という実感がわき出てきたようです。プレデビューで約3ヶ月間活動しましたが、その時とは全然気持ちが違う気がします。プレデビューの時は、まだプロだという意識がそこまでなかったのですが、今はプロという意識が芽生えて、より活動を楽しめるようになったし“もうデビューしたのだからファンの皆さんをもっと楽しませなくてはいけない、それに見合う努力をしなくてはならない”と思うようになりました。そしてこの夢を叶えてくれたファンの皆さんに恩返しをしなければならないと思います。

リンチ:小さな頃からK-POPアイドルを夢見てずっと練習をしてきたけれど、ついにこのようにデビューすることができて、ファンの皆さんとお会いして「やっと夢が叶うんだな」という気がします。FANTASY BOYSがより多くの人に愛されるグループになれるように、練習を積んでもっとうまくなります。このメンバーでデビューすることができて幸せです。

イ・ハンビン:僕たちは番組を通じてステージを披露してきましたが、デビューしてから披露するステージというものは、また新鮮で楽しいです。これから、この11人のメンバーでやっていくと思うと期待が膨らみます。

ヒカリ:プレデビューの時、音楽番組にはたくさん出演させていただいたのですが、サイン会はデビューして初めてでした。最初はちょっと緊張していたのですが、何回かやっているうちにファンの方と自然に会話できるようになって、そういう会話がとても力になっています。


ボーカル&ダンス、メンタル面まで…メンバー同士で助け合い

キム・ウソク / キム・ギュレ / ヒカリ / ソウル
――ショーケースで「デビューに向けてみんなが力を合わせた」という話をされていましたが、具体的にどのように助け合ったのか教えてください。

カン・ミンソ:僕はリーダーなのですが、正直言って1人で11人を引っ張っていくのは簡単なことじゃなかったんです。でもハンビン兄さんとかリンチとか、その他のメンバーもみんなが協力してくれました。

リンチ:でも、ミンソが一番苦労をしたと思います。練習の時も先頭に立って、他のメンバーをサポートしてくれました。とてもよくやってくれました。

ヒカル:僕もミンソが頑張ってくれたと思います。メンバーが11人もいるので、1つのダンスを合わせるのにもすごく時間がかかるのですが、グループをうまくまとめてくれて感謝しています。

ホン・ソンミン:やっぱりリーダーは一番苦労が多いと思いますね。

ヒカル:大きな声を出してみんなに呼びかけないといけないしね。

イ・ハンビン / オ・ヒョンテ / ヒカル / リンチ
ケイダン:僕もミンソさんにダンスを教わりましたし、たくさん助けてもらいました。

キム・ギュレ:僕はヒカル兄さんに、ダンスの基本からたくさん教えてもらいました。

ヒカリ:僕はレコーディングの準備をしている時に、歌が得意なメンバーに助けてもらったことが印象に残っています。

オ・ヒョンテ:僕もハンビン兄さんにボーカルの面でたくさんサポートしてもらいました。

ホン・ソンミン:僕はハンビン兄さんとギュレに、メンタル面でたくさん助けてもらったと思います。なぜなら2人は僕がいたずらすることができる(笑)、すごく可愛がっているぬいぐるみみたいな存在だからです(笑)。

ソウル:僕は今回、プライベートな事情があって、あまり皆と練習ができなかったのですが、精神面ではケイダンとリンチに助けられました。僕が辛い時、いつも隣にいてくれました。特別何かをしてくれるわけじゃなくても、ただ隣にいてくれるだけで助けられました。


「少年ファンタジー」では未公開!?隠れた魅力とは

――皆さんは「少年ファンタジー」を通じてさまざまな魅力を見せてきましたが、まだ意外と見せていない魅力を自薦・他薦問わずアピールしてください。

ケイダン:僕は番組で全部見せちゃったと思います(笑)。

ソウル:そうなの(笑)?

ヒカル:ケイダンは写真のセンスがあるというか、独自の感性があると思います。年齢も若いし、セルカを可愛らしい姿で撮ってきたと思いますが、いつだったかな? 番組が始まる前の練習室だったと思いますが、スマートフォンを見ていた時、すごく感性的な写真を撮っているなと思ったんです。それはまだファンの皆さんにあまり知られていないんじゃないかと思います。

ソウル:僕もそうですが、ケイダンは正直な人なので、そこが一番良いところだと思います。そして時々うるさいけれど、可愛いです(笑)。あとは、若いけれど自分の考えをしっかり持っています。

ホン・ソンミン:すみません、ソウル兄さんはケイダンの話になると止まらないんです(笑)。

メンバー一同:(笑)

カン・ミンソ:僕はケイダンが意外と頭がいいと思います。あ、意外とってことはないですけど(笑)、僕は英語が話せるからわかるのですが、ケイダンが英語で話す時、けっこうしっかりとしていて、いいことを言うんですよ。韓国語がまだあまりできないから、感想を求められるといつもかわいく「チョアヨ~」って感じでコメント話していますが、韓国語がうまくなったら、きっといいコメントを言うようになると思います。

イ・ハンビン・:僕もミンソが意外と賢いなって思います。

カン・ミンソ:意外とって(笑)。僕はただ賢いんですよ。

イ・ハンビン・:見た目と違って(笑)、本当に賢いです。見た目の印象から、勉強からは程遠く見えるじゃないですか(笑)。でもチームの中で一番賢いと思います。

カン・ミンソ:実は高校1年生までは理系で物理学科に進もうと思っていたのですが、アイドルを目指すようになって勉強をあきらめたんです。

ヒカリ:ハンビン兄さんは意外とかわいいです。

リンチ:かわいい魅力があります!

カン・ミンソ:ぷにぷにとした魅力があるんです(笑)。「少年ファンタジー」の時は、かっこよくて低音ボイスで男らしい魅力を見せていたと思いますが。よく知ってみたらとてもかわいい子だってことがわかります。

――それについてハンビンさんの考えはいかがですか?

イ・ハンビン:全然かわいくないです(笑)。でも僕だけが否定して、みんながそう言うんです。僕は今までずっと否定してきています。やっぱり男ですから。

ヒカル:僕のまだ見せてない魅力はなんだろう……。

ソウル:ヒカルも可愛い!

ケイダン:愛嬌!

ソウル:ファンの皆さんは男性的な面をたくさん見てきたと思いますが、僕たちの前では愛嬌をたくさんします(笑)。ケイダンと一緒にメンバーの真似をしたりとか(笑)。だからギャップのあるところが魅力だと思います!

ホン・ソンミン:僕は番組ですべてを見せたと思っていますが、それでもあまり知られていないことと言えば、夢のためにいろいろと勉強していることかなと思います。作詞・作曲、振り付け、映像の編集、衣装についても勉強中です。

ソウル:それはいつ披露してくれるの? 来年?

ホン・ソンミン:やらせてもらえるならいつでも披露したいです!

ソウル:僕は自作曲を作っていますが、まだFANTASY BOYSとしては発表したことがないので、いつか機会があればファンの皆さんに公開したいです。

キム・ギュレ:僕は番組で自分がどう映っていたのかよく分かりません(笑)。

ホン・ソンミン:ギュレはすごく若くて、かわいいという印象だったと思うのですが、番組が終わってみると 、もっと可愛かった(笑)! 番組の時より4倍くらい可愛いです(笑)。

ヒカル:ヒョンテは何があるかな?

オ・ヒョンテ:番組で全部見せたかな……(笑)。

ホン・ソンミン:ヒョンテは……たくさんありますよ(笑)。

オ・ヒョンテ:何(笑)?

ソウル:ヒョンテはすごく理性的だと思います。

ホン・ソンミン:理性的な面はこれまでも見えていたから……ヒョンテはまだ隠された魅力はないと思います。番組で全部見せた感じがしたので。でも、その隠すことのないところが魅力だと思います。


メンバーから大ブーイングも?「僕は本当にセクシー」

キム・ウソク:僕はメンバーたちがどう思っているはわかりせんが、自分が考える魅力があります。これまではかわいくて明るい魅力だけを見せてきましたが、実はかっこいいと思います。

全員:え~~!! ブー(ブーイング)!!

カン・ミンソ:(日本語で)いいえ~。

キム・ウソク:背も高いし、筋肉もあるし、男らしくてかっこいい魅力を持っていますし。

リンチ:いいえ、ちょっと待ってください~。

カン・ミンソ:筋肉は違うでしょ。

キム・ウソク:筋肉ありますよ。そしてスタイリッシュでファッションにも関心があるから、これから男らしい姿をたくさんお見せする予定です。(日本語で)かっこいい~!!

――リンチさんはどうですか?

キム・ミンソ:リンチはただかわいいです。

リンチ:ちょっと待ってください。僕が考える僕の魅力は本当に! セクシーです。

ヒカリ:それは違うな。

カン・ミンソ:ウソクと同じだよ。違う、違う(笑)。

イ・ハンビン:ありえない(笑)。かわいいです。

リンチ:いいえ、思ったよりもセクシーなんです。

イ・ハンビン:セクシーオプソ~(セクシーな要素はない)。

キム・ミンソ:(日本語で)セクシーはいいえ。

イ・ハンビン:セクシーはハンビン。

カン:ミンソ:セクシーはミンソ。一位はミンソ。

ヒカリ:アニャ~(違うよ)。

イ・ハンビン:それも違う(笑)!! ハンビンがセクシーワントップ。

リンチ:僕一人だけがそう思っているみたいでガッカリです。

――ヒカリさんは番組で癒し系というイメージを持ちましたが、実際はどうですか?

カン・ミンソ:(日本語で)かっこいい。

ヒカリ:僕は「少年ファンタジー」の時は優しくてかわいい姿を求められていたので、そういうイメージばかりを見せていましたが、実際にはもっと男らしい性格です。

カン・ミンソ:たしかに「少年ファンタジー」の時のイメージとは少し違うかも。番組では、わんこみたいに髪色を茶色にして“ぷにぷにヒカリ”だったけど。

ヒカリ:今は“ぷにぷに”はハンビンお兄さんです。

イ・ハンビン:違うよ!!

カン・ミンソ:デビュー準備をしながらヒカリのことを見てきましたが、実際の性格は“男”です。

キム・ウソク:それも、だたの“男”ではなくて“悪い男”です(笑)。

ヒカリ:(爆笑)


ファンからの褒め言葉は?「とにかくすべてが好きみたい(笑)」

――では、ファンの方々は皆さんのどんなところが好きと言ってくれますか?

オ・ヒョンテ:僕はダンスかな?

キム・ギュレ:僕は努力する姿です!

ヒカル:僕は……実物の方がかっこいい(笑)?

メンバー一同:ワ~オ(笑)。

ケイダン:僕は可愛いところだとたくさん言ってもらいました(笑)。

ホン・ソンミン:僕はテンションが高いところ? そういうところが好きだと言ってくださる方もいるようです。

ソウル:僕のファンの皆さんは、僕を見て自信を持てたとか、悩みがあったけれど、僕を見て自分もこうしたいと思ったとか、そのような話をたくさんしてくださいます。

キム・ウソク:僕の声色、そして顔が好きだと言ってくれます。あとはフィジカル(体格)とか……とにかくすべてが好きみたいです(笑)。

カン・ミンソ:やっぱりステージに立った時に魅力をたくさん感じてくださるみたいです。僕もそれが一番の長所だと思うので、その部分を好きになってくださることは、とてもうれしくてありがたいです。そしてビジュアルも好きだと言ってくれます。最初に見たときはそこまでではないけど、見れば見るほど魅力がある顔だと言われます(笑)。

イ・ハンビン:僕はやっぱり歌うこと、声色がシックだとほめてくださいます。あとは表情がいいと言ってくださる方も多いです。ステージの上と降りた時のギャップがあるとか、曲ごとにコンセプトをうまく消化しているとも言われます。

リンチ:僕は実力がある。そしてビジュアル。そして、セクシーです。

メンバー一同:だから違うって~(笑)。

カン・ミンソ:そして“かわいい”でしょう。

――実際にセクシーだと言われたことは?

イ・ハンビン:聞いたことがないですよ。リンチがセクシーだったところを一度も見たことがないし。

カン・ミンソ:リンチのファンに、なぜリンチのファンなのか聞いたことがあるんです。そしたらみんな“かわいい”っていいます。

リンチ:僕も気になります。“リンチがセクシーだから好き”というファンがいらっしゃるか。

イ・ハンビン:誰もいないよ(笑)。世界に1人もいない。

カン・ミンソ:かっこいいはいるけど、セクシーはいないな(笑)。

ヒカリ:僕はステージの上よりも、普段の姿がいいというか……。なんと言えばいいのかな……。

リンチ:ナムジャチング(彼氏)じゃない?

カン・ミンソ:それだ!

リンチ:チームの中で一番彼氏感が強いんじゃない?

ヒカリ:そうかな?

カン・ミンソ:FANTASY BOYS中で“彼氏”を担当しているヒカリです。

ヒカリ:実は昨日のサイン会でも「ヒョンテのファンです」「リンチのファンです」と言いながらも「ヒカリと付き合いたいです」という声もありました。なので、僕だけの雰囲気やビジュアルを持っているのかな、と思いました。

リンチ:ヒカリは誰もが親しくなりたいと思うような人ですね。


FANTASY BOYSの◯◯センターといえば?

――ショーケースの時にホン・ソンミンさんが“11人全員がセンターだ”と発言していましたが、自分を“FANTASY BOYSの〇〇センターだ”と表現するなら?

オ・ヒョンテ:ダンスセンター!

ホン・ソンミン:僕はユーモアセンターだと思います!

キム・ギュレ:僕はマンネ(末っ子)センター!

ケイダン:僕もマンネセンター!

ヒカル:2人なの(笑)?

ホン・ソンミン:じゃあギュレは「FANTASY BOYS」センターだよ!

ソウル:僕は“自分の選択”センターです! 他の人とは比較しないから!

ヒカル:僕はどうしよう? カリスマセンター?

ソンミン:カリスマかっこいいね!

キム・ウソク:僕はビジュアルセンターです。

カン・ミンソ:いや、いや。本当に仕方のないことで、僕がビジュアルセンターです(笑)。

イ・ハンビン:ボイスセンター、ボーカルセンターです。

リンチ:僕は……。

イ・ハンビン:セクシーセンター?

リンチ:いいね(笑)!

カン・ミンソ:キューティーセンターでしょ。

リンチ:う~ん(と悩む)。

ヒカリ:高音センターじゃない?

リンチ:高音ビジュアルセンター!!

イ・ハンビン:え~! そんなことを言ったら僕もボイスビジュアルセンターだよ。

カン・ミンソ:僕はかっこいいビジュアルセンター。

リンチ:高音ビジュアルセクシーセンターです。

カン・ミンソ:何個センターをもっていくんだよ(笑)。だだ、キューティーセンターにしなよ!

ヒカリ:僕は隠れビジュアルセンター。

――なぜ“隠れ”なのですか?

ヒカリ:完全なビジュアルセンターではなくて、実は……みたいな感じだからです。

カン・ミンソ:たしかに。全体を見たときはすぐに目につかないけれど、ヒカリのパートになった途端、一気に視線を惹きつけて「一体、この子は誰?」みたいな感じ。

ヒカリ:そういう存在になれたらいいなって思います。



(取材:安部裕子 / 撮影:朝岡英輔)

■公演情報
「FANTASY BOYS 1ST TOKYO FAN CONCERT [NEW TOMORROW] 」

<日時>
2023年10月21日(土)
・1部 OPEN 11:30 / START 13:00
・2部 OPEN 16:30 / START 18:00

<会場>
東京ガーデンシアター

公演詳細はこちら

■関連サイト
FANTASY BOYS日本公式サイト

記者 : Kstyle編集部