Rothy、デジタルシングル「Something Casual」について語る“4年ぶりのダンスがすごく心配だった”

OSEN |

写真=DOROTHY COMPANY
Rothyが、ダンスナンバーを披露した感想を語った。

彼女は最近、ソウル江南(カンナム)区のあるカフェでデジタルシングル「Something Casual」に関するインタビューを行い、新曲について話した。

5月にリリースした「Diamond」以降、5ヶ月ぶりに新曲を発売した彼女は「5ヶ月は短いけれど、それでも今回の新曲が特別なのは、これまではバラードが多くてバラード歌手のイメージも強かったですし、アルバムをリリースする間隔も空いていたんです。今回は久しぶりにダンスナンバーをリリースして音楽番組にも出演し、ファンの皆さんと会えるので一番楽しみで意義深いアルバムです。ファンの皆さんと会うことを楽しみにしています」と語った。

Rothyはこれまで「Stars」「Blossom Flower」「Diamond」など慰めと共感のメッセージを込めた音楽を主に披露し、感性的なシンガーソングライターとして認められた。

バラードの季節である秋にダンス曲を発売する理由を聞くと、「時期を決めたわけではないけれど、季節よりはRothyのまた新たな姿を見せたいという気持ちが大きかったです。きっと私がバラード曲を発売するだろうと予想したと思うので、ファンの方々はどれだけ驚かれるだろうか、そして期待を与えたいと思いました。歌そのものがむしろ秋のムードにも合うと思いました。この歌は蒸し暑い夏ではなく、秋や春に合うと思います。衣装もレトロなのでぴったりでした」と答えた。

タイトル曲「Something Casual」はレトロなサウンドが際立つディスコポップジャンルで、シン・スンフンが作曲に参加した。Rothyのユニークな歌声が調和し、完成度を高めた。晩秋によく似合う収録曲「好きでもいいですか」もシン・スンフンが作曲、キム・イナが作詞し、チョクジェがギターを演奏した。

Rothyは新曲について「2曲ともオールドポップジャンルの楽曲です。タイトル曲はディスコリズムのレトロな音楽で、ジャンル的には私が生まれる前のオールドポップなので、新しい試みだと思います。作曲はシン・スンフン代表が一緒にしてくださいました。収録曲は3年前にレコーディングした曲です。声から初々しさが感じられるかもしれません。チョクジェさんがギターを演奏してくださって、キム・イナさんが作詞してくださいました。チョクジェさんは私が中学生だった頃から代表のセッションでしたが、今は歌手として成功されていて、私がこの時期に歌手ができてよかったと思います」と笑顔で話した。

タイトル曲がダンス曲であるだけに、振り付けも準備したという。彼女は「ステージに立ちたい、ファンの方々とコミュニケーションしたいという気持ちが大きく、元々は曲だけを出すつもりだったのですが、この歌はダンスを作って音楽番組にも出演したいと言いました。最初はショートフォームのチャレンジができる程度のダンスを作ろうと思っていたのですが、音楽番組は4年ぶりで、ダンスもチェ・ヨンジュンさんが作ってくださいました。歌だけを聞くとものすごく楽しく感じではないけれど、振付師さんが曲に合わせて私が真似しやすく、他の方たちもチャレンジしやすく作ってくださいました」と説明した。

続けてRothyは「レコーディングもダンスもすごく心配でした。私はずっとバラード曲だけをやって、停滞していました。すごく心配で、歌い方やリズムに乗るのもとても難しかったです。曲そのものは1年半前に出来ていましたが、練習に時間がかかったんです。たくさん怒られたりもしました。ダンスも4年ぶりなので、かなり心配していました。幼い頃はアイドルを夢見て踊っていましたが、久しぶりにやると自信もなかったですし、体も固まっているのではないかと心配しました。でも人間は適応の動物なのか、全て戻ってきました。心配していたより良い結果が出てよかったです」とつけ加えた。

「Burning」「BEE」に続き、久しぶりにアップテンポの音楽で帰ってきただけに、彼女は新曲への参加度がいつにも増して高かったと伝えた。彼女は「ビジュアルに気を使いました。私がやりたいという気持ちが強く、メイク、衣装、ヘア、写真作家さん、色などを私がPPTに整理してシン・スンフン代表に4、5回送りました。私の愛がたっぷり込められた作品だと思っていただきたいです」と話した。

特にRothyはイ・ヒョリ、MAMAMOOのフィインなど錚々たる先輩歌手たちと同じ日に音源を発売することについて「イ・ヒョリ先輩と重なるとは想像もできませんでした。幼い頃から先輩たちを見て歌手を夢見てきましたが、それぞれオーラがあるじゃないですか。私にもRothyだけの色があるのではないかと思っています。その魅力が何なのか、正確に把握はできないけれど、今回モニタリングをしながら探してみるつもりです。何が私の魅力なのか、いつも悩んでいます」と謙遜した。

最後に今回の活動の目標として「最近、音楽配信チャートにもジャンルが多くあります。最新チャートにランクインするだけでも良い結果だと思います。今回の目標は、大きな成果よりも「Rothy、また始めます」と伝えることです。様々な姿をお見せすると約束する意味で、今回の曲は皆さんに軽い気持ちで楽しんでほしいです。私もそうするつもりです。久しぶりに音楽番組に出演しますが、ステージでも楽しみたいと思います」と伝えた。

記者 : チ・ミンギョン